自撮りした自らのチェロの演奏動画に驚愕。演奏以前にそこにあったもの。姿勢や表情の大切さ。客観視、おススメです。
チェロレッスン・演奏動画をとってみよう
チェロレッスンに通うようになって1年とちょっとになります。先日ついにマイチェロを購入して、自宅で練習に励んでいる中、もうすぐ教室内のミニ発表会があります。どきどきする、2回目の発表会。
さてここにきて、ある程度形になってきている…気が全くしない(笑)。
そこで、SNSでの多様な意見やアドバイスから「動画を撮る」のがおススメされていたのでチャレンジすることに。
どうやら、ボウイングも音も、客観的にみることができるそうで。
これはいいかも。せまりくるしめきり(発表会)に焦る気持ちもありますが、ここは一旦客観視で一息入れましょう。
そんな軽い気持ちでお試し的に動画をとってみたら…そこにはえらいものが映っていました。
演奏以前の話、アラカン自撮りの恐ろしさ
セルフレッスンの動画の中にあったもの
チェロ練習の椅子の前にスマホをおいて、早速動画撮影のスイッチオン。
今日は、①ボウイング ②曲1 ③曲2 を順に撮ってみてみようというたくらみです。
そして、撮影後に ①ボウイング をみてみましたら…
仏頂面でふてぶてしく弾くアラカンの姿がそこにありました…。くぅ、泣ける。
笑おうよ?ワタシ。いやなん?
”とても演奏を楽しんでる” ようには見えない、嫌そうな顔をしてボウイングをする私。ドウシテこうなった…(泣)
せめて、口角はあげようよ。
なんとも申し訳ない気持ち。これまでのレッスンで、先生よくこんな顔の生徒(私)にご指導されてたな。
心と身体(表情)にGAP、ありすぎです。
もしかして、いやもしかしなくても1年とちょっともの間、レッスン中はずっとこんな顔をしてたのかと
演奏以前の必死の形相にどんびきです。怖い…。
気を取り直して、演奏面のチェックを
さて、実際の音と動きはどうでしょう。チェロ演奏動画を再生します。
- ボウイングだけならかろうじてできているけれど、曲になるとはD線、A線の弓先が落ちて時折かすれる音の原因になってる。手首も力んでる
- 音が間に合ってない時がある。左(指)→右(弦)→鳴らす の一瞬の動きがもたついている
- 音の強弱がおかしい。そこそんなでかい音でなくてもいいのよ、先生が優しく奏でていた音と全然違う、リキミ音。
どれもこれも進歩が感じられない、残酷なまでのずたぼろです。ええ、ここには伸びしろしかありませんとも。
ひとつずつ改善しつつ、
追加で(追加で!?)、前回のレッスンで言われた「音程」が合ってない箇所を確認すべく
YouTubeで同じ曲を拾ってきて少しスローにして再生し一緒にひいてみる、を繰り返す。
ああ、楽しい。ええ、楽しいんです。どうしてこんな顔をしてるのか、、アラカンの口角、下がりすぎです。
ひとりチェロレッスン・演奏動画の撮影をやってみて
結論、やってみてよかったです。
なぜなら客観視の大切さと残酷さが実感できて、大量の改善箇所を自覚することができた。
やることがわかればあとはやるだけ。何事も行動にうつせば道は開ける!
ここにきてのいろいろな気づきを発表会までに間に合わせられるかは??ですが
せめて表情は楽し気に、
奏でる曲の懐かしくも美しい世界観に沿って優しく奏でることを目標にあと数日がんばってみます。
全然こんな感じちゃう~(笑)
少しずつ、少しずつ。
コメント