他人事だとおもっていた「詐欺電話」。固定電話では対策していたものの、夫の携帯にかかってきてあやうくのっかるところだった。あぶないあぶない。経緯と我が家の対策を。
固定電話があります
うちにはまだ固定電話があります。携帯番号を登録したくない場合に必要なのでおいていますが、呼び出し音が鳴ってもでることはありません。
固定電話の便利な対策
その1:常に留守番電話の設定にしておいて、在宅時でも出ません。家にいても出ません。用事は留守電へ、なスタイル。
その2:ナンバーディスプレイにしておく。特に「0120」で始まる着信は無視。案の定、留守番電話に切り替わる前に切られることが多いです。たまに相手もテープで延々太陽光のアンケートのアナウンスがながれていたりする。
その3:家族と親戚、昔は学校関係など、かかってくる可能性のあるものはすべて「電話帳」に登録しておきます。そうすると「●●さんからお電話です」というアナウンスが呼び出し音の代わりにお知らせしてくれるので、便利。
録音機能もありますが、今のところはこの留守番電話だけで対応できてます。と思っていましたが…
夫の携帯にかかってきた不審(と思えなかった)電話
平日の20時過ぎに丁寧な男性の声で「以前北海道物産展でおせわになったものですが、●●さんのお電話で間違いないでしょうか?」と。どうやら夫の名前と携帯の番号が流出しているようです。
夫は、私がなにか買った際に夫の電話番号で登録したと勘違いして(危ない!)、そのままはいはいと内容をきいてしまいました。
ただ、相手が「数の子とイクラを…」と言った際に、たまたま私が両方とも食べない、嫌いなものだったのでお断りして電話をきったそうです。
電話を切ったあと、「北海道物産展で何か頼んだ?」と聞かれ発覚。
私がしたこと
疑り深い気丈な私の出番です(笑)
- まず、私は北海道物産には興味がないし(ごめんなさい)、自分の買い物で夫に何も言わずに夫の携帯の番号を登録することはあり得ません。
※今回はたまたま北海道物産と我が家がアンマッチだから助かったにすぎません。蟹のアレルギーもあるし。他のだったらあぶなかったかも。 - スマホの着信履歴をみてそのままサファリで検索します。「080xxxxxxxx」実際の番号を入れて検索するだけで下図のサイトにつながり、口コミをみることができます。今回のはこのサイトによると「海産物販売詐欺」だそうです。最近の口コミもあります。一応番号は伏せておこう。
これを夫と共有して、
- スマホの着信履歴から「着信拒否」をしておく。気休めですが、やらないよりまし。同じ番号からかかってきてももう取次はありません。
- ついでに、先週出られなかったもう一つの番号を検索すると「太陽光に関する勧誘」とありました。どんだけ出回ってるねん。。業種をこえてかかってきてるやん。。。これは、もう次々かかってくる前提で対策が必要です。
今回たまたまその場に私もいたので、電話の後すぐに身に覚えがないと確認できましたが、ほんとにたまたま。北海道物産なんて嫌いな人いないだろうという心理をついたやり方ですね。
追加の対策。携帯にも「留守番設定」を
出回ったものはもうしょうがない。これから夫の携帯(私のも)に何かしらのそういう電話がかかってくることを前提に、できる限りの防御を固定電話同様にします。
要するに接点を少なくして「でなければ」いいのです。話術に長けた相手に対峙しないことが大事です。
- 固定電話同様に、今後は不明な番号からの着信はでない。
- 今入っているマイネオで「留守番設定」をしているので、不明な番号からかかってきたものは留守番電話をきくようにする。 ※マイネオの留守番電話は「テキスト」に起こしてくれるのでさっと見るだけでだいたいの用件がわかり、声を聴く時間の無駄がなくおススメです。(洗濯機の故障の際の折り返し電話。十分わかりますねこれ↓)
- 携帯の番号をあちこちに書かない。お店やネットの登録などでスマホを入れるケースが多くなっています。そして年齢もわかってしまったら、もう、狙われてしまいます。
- もし、送付されるようなことになっても、自宅にて「受け取り拒否!」。宅配
- 業者には申し訳ないですが、受け取らない=キャンセル返品。
電話でモノを売りつけること自体おかしい
件の電話では
夫も「礼儀正しいお兄ちゃんだった」って、
えらい好意的やん。あかんやん。北海道じゃなかったら何か買ってしまったかもしれないやん。
手を変え品(やりかた)を変え、還付金がもらえるとか、旅行が当たったとか、弁護士やら警察を名乗る不審なもの…。固定電話にでなくなってすっきりしていたのに携帯も対策必要。
狙われるお年頃、シニアの仲間入り
うれしくない話ですね。
判断が緩いと思われがちか、人情に訴えられやすいのか。いろんな詐欺にシニアの方が騙されるニュースを見るのは悔しい思い。そしてまさか自分が?と誰もが思ったことでしょう。
かなり疑り深い方でそう簡単に人を信用しない私も、ころっと騙される時がくるかもしれません。接点を少なくして、そういう場・空気に触れない努力からしていかねば。引きこもり体質が功を奏するか?
スマホの設定や電話番号の検索などが難しい、デジタル弱者、情弱層が狙われますね。
母親にも知らせておかないと。 この世代はもし騙されても言わないことも多いので余計に狙われやすいんでしょうか。
今回の場合だと、お金は払っていて、商品はもらっていて、生ものだし返品できない、と思ってしまう。そこを突いてくるやり方。
気を引き締めていこう!
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