病院主催のクリスマス・ミニコンサートをのぞいてみました。音楽のチカラってすごい。芸術には生きる力がみなぎってる。
室内楽のしらべ
入院中の私。院内憩いのスペースでのミニコンサートの案内を掲示板でみて、1時間くらいならOKと許可をもらい、あったかい上着をきて階下へ。こういう催しっていままで何も考えていなかったけれど、とてもありがたいものだったんだとその立場になってしみじみ感じます。
↓ 初めての室内音楽は今年の春だった
突然の入院から1週間、2週間と予定が伸びて行って、検査のチェック項目も良化せず先行き不透明。不安で落ち込んでいた当初は、病室でiPhoneでマーラーをずっと聞いていました。。。巨人、大音響(イヤホンできいてます)。
ようやく症状も落ち着いてきたこともあって、小さな会場スペースでゆったりと奏者4人の奏でる音楽を聴きながら、カーテン越しの外の街路樹がヨーロッパの景色のようにも見えて、ちょっとした旅空の気持ち。やはりクラシックは冬、寒い時に沁みます。
生の呼吸、空気感というか。とても真剣なカルテットの調べ。時に楽しくおどけた感じで弦楽器と管楽器の音が身体に響く感じもいい。
日々鍛錬を怠らない、お若いプロフェッショナルの方たちの真摯でまっすぐで優しい音楽への気持ちが伝わってきて、心が温まります。
ふと。ああ、そういえば私患者で、癒しを頂く立場になったんだな、、と我に返る。元気になって退院したら、ホールに足を運んでみよう。
芸術のチカラ
医者・病院は病気を治す。芸術は心を癒す。
病院に飾られている絵画、そしてこんな心温まるコンサート。
心の内側から癒されるのは、芸術の持つパワー。人によってなににどう癒されるのかはそれぞれで、作者や値段は関係ない。自分の心が喜ぶものが最良最善。
自宅でも子どもが小さい時に描いた絵をいくつか飾ったりもしていますが、これがいい。
ちょこちょこと「作品」を変えつつ、楽しんでみようかな。まだ置いてある、保育園時代の作品群。画廊気分で、季節や色を選んで、飾ってみようか。
↓ あれから1か月
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