♪ ぼうや~よいこだねんねしな♬ 懐かしの番組の公式チャンネルができたので楽しみがまたひとつ増えました。
名作・まんが日本昔ばなし
アラカン世代に刺さりまくる懐かしさ。もう延々みていたい、優しい語り口を聴いていたい。子供が小さい頃にみせたかった。夫はトラウマになってるらし(笑)。
YouTubeでは違法のアップロードがぞろぞろあがってましたが今月なんとやっとこさ公式チャンネルが開設されました!わー。おめでたい、ありがたい。
語り手が二人だけとは思えない、声色の使い分け
市原悦子さんと常田富士男さんのおふたりだけなのに、いろんな人がいると思わせるすごさ。
放送開始の1975年から50年?? 今なお色あせない唯一無二の味わい深さは名人芸です。多種多芸、耳にここちよい。
音楽がほっこり、臨場感あふれるこわさも
笛や太鼓や大人になった今わかるチェロの伸びやかな音。癒されたり、恐ろしい話での琵琶?めちゃくちゃ怖い、びよんびよん鳴りながら追いかけてくる。ほっこりから悲しみ・恐ろしやまで豊かな色どり。
絵も多彩
ほっこり愛嬌のあるあたたかな絵もあれば、激情あふれるものなどまさにいろとりどりで飽きない。今でこそグッズとかほしいような絵も。十二支のお話の動物たちやおにぎりをほうばる人の姿にほっこりです。
背景のお山のぽっこり具合とかね。愛らしい。

いろんな「昔ばなし」。伝承と畏怖の心
話のひとつひとつが簡潔。TV放映時は30分で2話、怖い話の日は夜眠れなかったりもして。
改めて見直してみると
お坊様がよく登場する。供養したり智慧者としてのありがたい存在。さぼる小僧さんも可笑しく。
農作物や水のありがたさ(人柱になったりね、、)、八百万の神様の話。
質素ながらも食べ物(おにぎりとか)が美味しそうで。
だましだまされ話。悲しい話。。鬼や幽霊の話。やまんばがとにかく恐ろしくて、山に一人で夕暮れにいかないと心に刻み付けるなど、心に「畏怖」が宿ります。
今期の朝ドラ「ばけばげ」にでてきた
”とっとりの布団の話(ふとんの話)” も ”水あめをもらいにくる母親の話(幽霊飴)”もあります。。
※現在は違法アップロードの対処中で10話ほどになってますね。
まさに、「語り部」「語りて」によって話の深みはそれぞれ、受け取り方は子供の時の私と今のアラカン(昔ばなしではばあさん枠)でそれぞれ。各地で伝承されて行って背景や結末がいろいろあるなーとしみじみ。味わい深いです。
↓ エンディングテーマあがってまっす。
いやほんと、お風呂はいってごはん食べて、あったかい布団で眠れるなんて幸せだ~。
ちょっとしたBGVに
朝ごはんのあと、「ばけばけ」をしっかり身を入れてみたあとは、
小掃除のお供、BGV代わりに「まんが日本昔ばなし」をYouTubeで。小掃除にちょうどいい15分弱。
声や音楽を聴いているだけでも楽しいのですが、時折じっくり観たくなって座りなおしてみなおすことも。
開設当初はもうちょっと話数があったように思いますが、
おそらく違法ものへの対策やら、あげるにあたって今の倫理に合わせてとかいろいろご苦労されている最中かと。
よりたくさんのお話を公式チャンネルにあげていただけるのを、ぼちぼち&気長にお待ちしておりまっす!
↓ 味わい深い、今期の朝ドラ「ばけばけ」。こちらは一瞬たりとも見逃せない、全吸収で(笑)。そして何度もおかわり(=再視聴)する面白さ。


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