万城目学(まきめまなぶ)さん。「八月の御所グラウンド」直木賞受賞おめでとうございます!
初 万城目ワールドは、ドラマ「鹿男あをによし」
推し作品の多い万城目学さんが2024年直木賞を受賞。これはおめでたいニュースです。
私にとっての初・万城目作品はドラマ「鹿男あをによし」。タイトルだけで興味をひいて…もう16年も前なのか。
2008年のテレビドラマで主演は玉木宏さん。ちょうど「のだめカンタービレ」のドラマ最終回のあと、あの千秋様役をそぎおとして一切のキラキラのオーラを消し去り朴訥な高校教師役、お見事でした。そして綾瀬はるかさん、多部未華子さん、佐々木蔵之介さん、児玉清さん他今見ても豪華なキャスト陣と、住まいにする町屋や朱雀門などのロケ地が素敵。。奈良に行ったら鹿に「おい!」と呼び止められるかと目が合った鹿にどきどきしてしまいます(笑)。
サントラCDを買うほどハマりましてもちろん録画も大切に置いてます。。
物語は、東から奈良の女子高に転勤してきた女子高の教師(玉木さん)が、ある日、鹿に印(シルシ)をつけられて、「サンカク」を探すことになり…。不思議な縁と物語は千年を越えるある約束の儀式につながる…といった感じの作品です。
時空を超えて、不可思議な世界の作品たち
映像作品化されたものは、上記の奈良を舞台にしたもの以外にも
「鴨川ホルモー」京都が舞台。山田孝之さん、栗山千明さん、濱田岳さん他ご出演。
「プリンセストヨトミ」大阪城を舞台に堤真一さん、綾瀬はるかさん、岡田将生さん他ご出演。
「偉大なるしゅららぼん」琵琶湖(滋賀)を舞台に岡田将生さん、濱田岳さん他ご出演。
なんだかまた観たくなってきました。Amazonprimeとともにおこもりダイブ。
万城目ワールドと呼ばれる不可思議な世界感は、映像化だけでなくアニメ化されたものもあります。物語に没入している間も、読み(観)終わったあとの余韻もよき、本当にそんな世界があるのかも、と思わせる、唯一無二のオハナシ。
今回受賞の作品は、鴨川ホルモー以来の京都が舞台のお話だそう。以下、紀伊国屋書店サイトより。
女子全国高校駅伝―都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。 謎の草野球大会―借金のカタに、早朝の御所Gでたまひで杯に参加する羽目になった大学生。 京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは―人生の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る傑作2篇。
私の住んでいるところの図書館では昨日の発表直前で50人ほどの待ち、1日明けてさっきみてみたら90人待ち。一人2週間借りられるので、みんながMAXで借りると2年待ち。(いや、買わないんか~い)すごい人気です。今読んでいる本が終わったら、次の候補にいれておこう。
おめでとうございます、先生!
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