またひとつ、夢がかなった日。至高の日。
Yo-Yo Ma Solo Recital Tour 2025
2025年9月に福岡、名古屋、東京で開催される、現代最高チェリストのひとり、ヨーヨー・マ氏のチェロリサイタル。生で聴きたい!その音、至高の領域です。
私が住む近畿地方の開催がなくて、初めての名古屋でチケットがとれたので愛知県芸術劇場コンサートホールに足を運びました。
ソロリサイタルということで、舞台には椅子がひとつ。だけ。
公演は18時開場、18:45-終演予定は20:20。途中20分の休憩をはさみます。
冒頭、馬頭琴を思わせる「草原の夏」からバッハ無伴奏の第1。チェロのためのパルティータをはさみ流れるように無伴奏の第5。まるでさっきからそこにいて、さっきからずっと演奏していた?くらいにすべりこんでくる音。。ずっとどこか空をみて楽し気に時に物憂げに演奏する氏のさまは、至高の領域に住むお方そのもの。演奏後に静まり返って時がとまったかのような、息をのむ時間もありました。圧巻とはこのことです。
アンコールは
- マーク・オコーナー:アパラチア・ワルツ
- カザルス・鳥の歌
しびれた。。スタンディングオベーションの嵐。生きててよかった。
日帰りか宿泊か?
会場が地下鉄「栄」駅から近く、急げば日帰りでいけたかも、、ですが鉄道事情には「まさか」もあります。天候もあやうげな季節、一泊が吉。
会場からほど近い「名古屋東急ホテル」が便利でした。終演後徒歩7分ほどで到着する立地の良さ、コンビニも2件近くにあって大変便利なこちらを「早割」で一休で予約。お部屋ひろびろ。バスタブとシャワーブースが別になってたので湯船にゆっくりつからせてもらい、私にしては珍しくホテルで熟睡しました。
交通は、行きは一度乗りたかった近鉄特急の「ひのとり」のプレミアムシート、おひとり様席を予約。
かっこい~!
大阪から2時間ほどでしょうか。まったりと旅路を楽しむ感じで。途中どこからかおじさまのいびきがきこえてきましたが(!)イヤホンでヨーヨー・マを聴いてたので気にならず。それだけここちよかったってことですね。。
帰りは新幹線でさくっと帰りました(笑)。早かった~。
名古屋(愛知)はいいところだなぁ
土地・音楽
初めての中部地方訪問。お初名古屋でコンサートメインだったこともあり観光はしていないのですが、特急ひのとりから見る景色、川の多さと広さキレイさに「肥沃な土地なることよ。さすが3英傑を生み出した土地」と感心するなど。実って垂れてる稲穂の神々しいことよ。
コンサートホールでは当日お子様席があって(親は会場の前で待つスタイル)、そんな体験させてもらえるなんて、いいなあ。 ウィーンフィルも来るそうな。チケット高すぎ&お泊りはさすがにできないけれど、近くだったら通いたい企画力・集客力で羨ましい。
食
今回時間的にゆっくり「食べる」ができなかったけれど、夫にお土産話をしながら、機会があればまた行きたい。夫は”名古屋モーニング”に興味深々(笑)。
コンサート後、お店も少ないだろうと到着早々買っておいた「天むす&西京焼き弁当」を
ホテルの部屋で食す。ひさびさの天むす、美味!
帰りにJR名古屋駅近くで夫へのお土産に「ひつまぶし弁当」を買い、
自分のランチ用には「ミニうな丼」を買い車内指定席で食す。パリふわで美味!
(隣だれもいなかった)
ひつまぶしのお店にランチで寄るはずが、迷ってしまい開店前に並べず。たどりついたらすでに90分待ちだったのであきらめてお持ち帰りを買いました。10分ほどの待ち時間にぽちっと新幹線の手配をする、旅慣れた、いや、旅ユーチューバー様方の知見をまるっといただくアラカン。次回はお店で、きしめんも食べたい!
なにか目的のイベントがある+その土地の美味しいものを食べる。プチ旅、よいなー。
心と身体に滋味あふれる今回の旅でした。
番外・ホールでは寒さ対策も
5年前に買ったまま箪笥のこやしになりかけてたエルメスの青スカーフを初卸し。ネイビーのブラウスに合わせてパールのブローチの針をぶっ刺して(笑)。ホールは少し冷えるから首と膝にスカーフ・ストール必携。喉スプレーとマスクもね。
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