会社で拠出していた確定拠出年金を個人型(iDeco)へ移換する手続きについて、金融機関からお知らせが届きました。半年以内にiDecoに移換すべく、証券会社を選び口座開設の手続きに入りました。
退職後の確定拠出年金の移換は6か月以内に
税制優遇メリットが小さくなる可能性とは
銀行からのお知らせによると、これをやらないと
- DC受け取り時の税制優遇メリットが小さくなる可能性がある
とありました。
税制優遇とは、運用益や配当に税金がかからない、ということです。一括で受け取る場合は税金が優遇されている「退職所得課税」の扱いになり、その場合の算出につかう「加入者等期間」に退職から移換後拠出再会するまでの期間がカウントされない=損 ということですね。
また、60歳で受給開始しようとした場合、この「加入者等期間」が10年に満たない場合は受給できず、10年経ってから、61歳だったり62だったり…の開始になります。郵送物を読むに、退職後もたもたしている期間は「加入者としての期間」にカウントされないから移換を急げ、と理解しました。
ちなみに私は加入期間は20年以上なので60歳で受給の資格あり。運用だけだと加入者…の期間に加算はされませんが、退職金とは時期をずらした方がお得だったのでこれでよし、、と。
このあたりは私の早期退職のバイブル「定年前後のお金の正解」にもありますので是非Kindleか現物でご確認いただければと思います。もう、、付箋だらけ(笑)
ネット証券で口座開設の申し込みをしてみた
移換手続きは、今月届く予定の「日本レコードキーピングネットワーク(株)」というところからのお知らせがきてからと思っていたのですが、ご丁寧な案内を銀行からわざわざいただいたので、この機会にiDecoの移換にむけての準備に入ることにしました。
iDeco口座開設・銀行か証券会社か
銀行からの「カモ攻撃」に勝てる気がしない、というのは半分冗談ですが、商品数と内容・手数料(管理費含む)などをみて、今持っているネット証券でiDeco用の口座を開くことに。
スマホでさくっと手続き…のつもりが、その場で商品=投資銘柄を選ばなければならず、、ううむ。一回スマホを閉じます。
株式、債券、REIT
国内型、海外型、混合型、などなど色々ある中で年齢や受給までの期間を考えるとあまり大きな冒険はできない。元本割れリスクもみながら、気になる銘柄の目論見書をみつつ、海外型2銘柄で7割、国内型1銘柄で3割のバランスにしてみました。 さてさて。どうなりますやら。
あとでわかったことですが、申し込み後に対象商品をネット上で変更可能とのこと。のんびりいきましょう。
60歳以降、75歳まで受給を延長できますので、相場のよさそうな時に受け取りができます。これはありがたい。今55歳なので最長20年はあり、運用=基本放置とはいえ、楽しみではありますね。(2022年4月以降、75歳までに延長される予定)
証券会社から申込書が郵送されてきたら年金番号などを記入して提出です。その前に「日本レコード…」からのお知らせもチェックしとかないと、、。
11月のこの手続きで、退職後のもろもろも最後、漏れのないようにしっかりやらねば。
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