今年の目標のひとつ、きもの文化検定の初受験。4級に合格しました!
きもの文化検定とは
”きものの歴史・文化を学び教養としてどの知識を問う試験”といったところかな。
友人との会話では「着付けの技能」と間違われることもありますが、別ものです。
受験のきっかけは
早期リタイアして断捨離に励んだり好きなことをしようとふと気づいた「袖を通していない大量の着物」これを楽しまない手はないぜ。しかし知らないことも多い、楽しむために知っておきたい!でした。
テキストを買って、CBTでの受験申し込みをして、いざ、5級・4級試験へ、母手製の着物リメイクブラウスでGO! これ、パンツもあるんだけど上下着ると「ジョーカー」味が増すw。
CBT試験
パソコンで受験するもので、申し込みも支払いもネットで、会場もカレンダーから開いているところを選べます。
当日は身分証明書を出してエントリー。この日のこの時間は私を含めて3名、私以外はお若い男女。同じ会場で同じ時間の受験ですが、試験内容は別のようです。ITパスポートとかかな、、
会場に入り身分証明書で確認のあとはロッカーに荷物を預けて待機。身分証明書と出力されたプリント(IDとパスワードが書かれています)だけをもって中に。筆記用具や時計も持ち込めません。眼鏡とハンカチ、ティッシュは申告すればチェックの上持ち込めます。
中に入ると一人一人に仕切られたブースがあってあらかじめ決められたNO.の席に座ります。白紙のメモとシャープペンシルが置かれています。使わなくてもいいです。席に設置されているパソコンにさきほどの紙をみながらIDとパスワードを入れてでログイン。説明ページの後「試験を始める」ボタンで試験へ。 皆さん無言でかちかちと始まっている模様。
私の試験「きもの文化検定 4級・5級」は60分100問の試験。
4拓の問題をぽちぽちとラジオボタンで選択して進みます。自信のないものやあとで見直したいものは「あとで見直す」ボタンを押しておくと、あとでその分だけピックアップできます。画面の右上に「残り時間」がでますのでペースをみながら進みます。
途中、別の試験の人がはいってきて近くのブースで試験が始まったりもしていましたので集中力大事。かちかちと他人のクリック音もどきどき。ペースを乱されないように集中します。
見直すもの(13問ほどありました)を見直して、全問題をざっと2周して回答を変えたり、自信のないものをカウントしたり。私もカチカチ音を出しまくり。
70問以上正解で4級、60問以上正解で5級に合格するので、40問、できれば30問くらいの不正解でクリア。改めて自信のない問題をカウントするとギリギリ。
試験終了の時間までまたずとも、「試験終了」ボタンを押すと、その場で採点結果=点数が画面表示されますので、えいっと押してみました。
4級合格!
画面に表示されたのは 82点! 4級合格です!
何か偶然正解したものもあるかもしれないのが4拓試験のいいところ。
プリントアウトの指示をしてログアウトして教室をでると、下の写真の紙がもらえます。合格証は追って送られてくるので、この紙は控えみたいなもののようです。ここまで、スムーズだ~!
CBT試験はITパスポートに続き、2回目。その日に合否がわかるのがいいですね。便利な世界だな。。
いただいた結果票には。特定分野ごとの正答率が記載されていました。55.5%と著しく正答率が低いのは「きものの歴史」。興味の薄い分野はやはり低い。100%は「夏の着物」エリア。
勉強法と次
5,4級は課題の本から9割以上でるので、本を読んで要点をノートに書き出すという私の勉強の仕方。手で書かないと覚えられない。
上の公式サイトに模擬試験(25問)があるのでなんとなく手応えや選択肢をみて、前日にもチャレンジ。間違いなおしと関連の復習がキモです。
ちょこちょこと出かけた着物系のイベントで聴いたこと、見たことで少なからず解答に導けた者もありました。歴史問題が55.5%ですんだのもこれのおかげ。
↓ 文化歴史について貴重な展示。講演会で聴いた内容も今回試験にでたような気がする…。
さて、次は3級。この秋に受けたい。教養としてのこの検定は3級取得が私のゴール。
早速、教本を読んでみたけれど、、なんだかムズイ(深い)わ。 染めの手順とか覚えないといけないんでしょうね。。覚えるのニガテ。。
今回着物や羽織の各部の名称がうろ覚えでいくつか間違えてました。記憶することって年々難しくなってくるのねでもうどうやって覚えたらいいのか。ややこしい箇所の暗記を捨ててたら出たという。
それでも、今回この検定を受けて・勉強してよかったことは、あまりなじみのなかった江戸小紋や琉球紅型など、素敵だなと思える着物との出会い。買い足す予定はないけれど、知っていると楽しい。
↓ 素敵な半幅帯を買うことができた。楽し。ピンクの鮫小紋を表地にしてもかわいいはず。
さて、間違えたところとわからなかったところを思い出して復習しながら、次の勉強≒読書をぼちぼちと。
帰りにご褒美、マンゴープリン。
コメント