スポンサーリンク

着物・自作の帯枕で背中をラクに

着物

お太鼓でも背中気にせず椅子にべったり座れるのさ。ラク~。

観劇の鬼門・帯枕

美術館やちょっとしたお出かけくらいなら、普通の帯枕でも大丈夫なのですが、

観劇ともなると、背中を浮かせた形で座るのはしんどいし、後ろの人の視界のおじゃまになるやも。

ということで、

初めての能(薪能)ではパイプ椅子と帯枕の硬さに背中が凝るという苦い体験をし、

二回めの薪能では半幅帯で矢の字(ぺったんこ)にして出かけるなどしてました。

そして先日、着物で能楽堂にチャレンジする際、作ってみたのです、ええ、帯枕を。

みえないから利便性重視の”やわこい”やつを。

自作のスポンジ・クッション・帯枕

はい、こちらです。上の薄いピンクのが通常の帯枕。40年物です(笑)。

そして下段の白いのが今回作った帯枕。

材料は ①使ってない枕のスポンジ ②旅先でもらった足袋靴下 ③なんぼでもある腰ひも の3つ。

手順は、

①使っていない枕。これは薄い枕のスポンジを2つ重ねて使うエアウィーヴ。1枚だけ使っているので1枚目の粗い方が余ってます。これを縦半分に切って、半分は枕の首の後ろにあてる分として復活させ、もう半分はおたいこの大きさをみながらハサミでじょきじょき。1枚目の写真の下部にその姿がありますね。エアー枕スポンジ(の残がい)です。これをいい長さで2つ3つじょきじょき作ります。

②旅先でもらった足袋靴下、はかずに持って帰ってきますよね、なにかの時にいるかも、と。そうです、それが「今」です。くつしたのつま先、指の部分をじょきんと裁ちます。これで筒になります。もう片方もなにかの時にいるかもしれないので同じように裁って保存しておきます。

③①のスポンジを2枚重ねて、③の中に入れ、家にいくらでもある腰ひものうちよさげなモノを1本とってきて中にくぐらせます。とめたりせず通したままでもOKですが気になる方は口を閉じたりしてもいいかも。私ですか?しません(笑)

はい、できあがり!

2枚スポンジを重ねたのがこちらになります。

写真ではわかりにくいですが高さはほぼ同じ、

ただし押すと1センチもないくらいにまでぺしゃんこにへこみます。さすがエアウィーヴ。

これで先日 能を見に行ってきましたが、座席に背中を100%あずけ、電車で座っても大丈夫、集中して楽しめました。当日は3時間半の番組でしたが、疲れることなく快適。席を離れるともとに戻る、さすがのエアウィーヴ。

改良点があるとすれば1点だけ。

スポンジもうひとつ(3枚重ね)の方がお太鼓のおちつき・復活度がいいかもしれない。

とはいえ観劇では小さめお太鼓派の私は2つでもさほど問題なし。試しに今度3枚でもやってみてもいいかも。くつ下も片方余ってるし、当初考えてた”ハンドタオル”バージョンでもいいかも。

ひもは固定してなくても、帯枕を背中にあててごしごしなじませるときもちゃんと本体も動いてましたのでOKそうです。気になるようなら布同士(靴下と紐)を軽く縫いつけてもいいかも。

いろんな便利グッズがある着物業界?ですが、調べてみれば自作でいろいろされている方もいらっしゃるようで、(キッチンスポンジで作っていらっしゃる方も!)なんでも知恵と工夫ですな。

着物でのお出かけのハードルが1段下がった思いです。そう多くない機会なこともあって着物警察に遭遇したことはありませんが(昨年着崩れした時は会いたかったけれどいなかったw)、存外周りをみているとみなさま好きな感じにお召しになっていて、自由にきたらいいやんな昨今の気風もあって「自分らしさ」を出していくのもたのしおす。

普段目にしないところとはいえとんだお目汚しで失礼しました。

まだしつけのかかった着物もあるし(30年眠ったまま。。。)なのに買い足したものもあるし。これからどんどん着ていこう。幸いなことに、母が誂えてくれたやわらかものは今の年齢になってももう着れないと思うようなものがなく、こういうところは母のセンスをさすがと感嘆せざるをえない。ありがたや~。

コメント