紫外線と風でページの中まで除菌!とな
図書館・本館で出会った「それ」
このGWに読破したい「三体」3シリーズ。至福の(没入の)時間がやってきた。。
あれからシリーズⅡの上下巻を一気に読み終え、興奮が収まらずにシリーズⅢも誰も予約していないことを確かめて(笑)市の図書館ネットで即予約。どの図書館・分館で受け取るかを指定できます。
↓ 三体Ⅱ「黒暗森林」。上下巻を2日で読破。没入しすぎてフィクションを越えてなぜ宇宙人に会えないか納得しちゃった。中国発だからこその表現も多々。
続きのⅢの受け取り指定を、いつもの近隣じゃなくて少し大きな「本館」にしてみました。待ちきれなくてその方が早いかもと早合点、結局リードタイムは同じだったのですが、
本館にて、Ⅱを返却し、予約してあるⅢを待つ間、ふとふりかえると
そこにはなにか大きな機械があって中は水色の光、GWだからか5,6人の子供たちが囲んでいます…。なんだこれ?
こんなイメージで中に本がはいってる
どうやら「書籍除菌機」というものらしい。本を除菌して、埃をとり、消臭するそうな。
下記サイトより画像お借りしました。
まあ確かに時折汚れている本もあって、「誰かがくしゃみしたままかも」とか考えてしまうこともある。ハードカバーだったら借りてきてすぐにさっと表面をアルコールティッシュで拭いたりするけれど、傷めてしまうといけないので紙の部分はそうそうさわれない。読む前後に手を洗うくらいでしょうか。
子供用の本なんかは除菌しておくのはいいかもしれないですね。この機械での除菌は「20分以上の照射」が必要。「待つ」練習になりますね。
上記のサイトのものは全国で1,698台に導入済みだそう。(2024年5月5日時点)
コロナ前からあるようですがニーズは確かにあるでしょうね。ジムや温泉旅館でもブラシを消毒しているケースみたいな「使いたい人にはありがたい」ニーズ。
「本を大切にする」文化
デジタル化が進む昨今では、本をスマホやkindleで読むこともできるし、本の内容を要約しているサイトやYouTubeもある。「ファスト教養」と呼ばれるものもあり、頭にははいるのはポイントだけで、細かなことはあとで思い出せないようなものも多い。
紙の本のよさは「味わい」。読後何度も手に取って、見たいページにすぐたどりつける。前後も読む。
カバンの中にいれておけば、ちょっとした時間に気に入った箇所を何度も読めて、それはスマホでしおりをつけるのとはまた違う感じ。趣(おもむき)?
じっくり読みたい本は紙の本を買うか図書館で借りる。さくっと読みたいものがkindle、かな。
もうちょっとしたら図書館に通うシニアとなって”ランダム読み”の域にも挑戦してみたい。
ランダム読み…それは手元を見ずに「触れた」ものを読む。新たな「知」との出会いがそこにはあるのじゃ。。
まだまだ紙の本は健在で、ひとりひとりが大切に使うことで次の人も心地よく読める文化も継承されるもの。
本は知らないことを知る機会、借りられる図書が多くてリクエストもできる、助かる市の機関をもっと活用していこ。
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