ご縁あって、伏見稲荷へ、千本鳥居をぬけて一ノ峰を目指しました。所要時間は1時間弱。
伏見稲荷大社
京都・伏見にある”お稲荷さん”で有名な「五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就」の神様。
なんとなく足が向いてお詣りすることになりました。
ひいたおみくじには「邪念を捨てよ」。
そう、今は雑念・邪念うずまくリタイア1年目。
ほっこりまったりといいつつもこれから先の暮らし方を模索中のわが身。
よこしまなこと(儲かるかとか?)は考えずに、一ノ峰=頂上までお詣りさせていただくことにしました。5月晴れ、暑かった!! 修学旅行生が多かった。
帰ってくる方の鳥居が空いている間にパシャリ。行く方は人で混雑。
伏見稲荷の「一ノ峰」へ
入り口の有名な千本鳥居のそのまたもっと先、稲荷山の”頂上”にあるお宮が一ノ峰です。
のぼって降りてくるのに1時間弱くらいでしょうか。階段も多くてかなりきつい道、汗びっしょりになります。
降りてくるとき、パンプスや着物で上っている人をみかけましたが、、
着物はこの季節は脱水してしまうかもしれません。足元ラクチンな靴がいいです。
途中の「白旗講」に ある義経公旗に思うところあり
中腹を越えてしばらくいった「三ツ辻」を過ぎて、登ったり下がったりの道が続きます。
木漏れ日しか射さない薄暗いところに「白旗講」がありました。
白旗=頼朝をまつっている(んですよねたしか)。そこにたっている義経の旗。
ちょうどこの日の前日5月22日は鎌倉幕府が滅びた日でもあり、2022年のNHK大河「鎌倉殿の十三人」で菅田将暉さん演じる義経の最期が描かれ放映された日。
もうね。。テレビ見ながらわかってても泣けてしまう。ピュアな戦の神、御館眠る地で天に上ったか。三谷大河、素晴らしいです。大泉さんの泣きも素晴らしい。
この場所でひっそりと兄弟が並んでいる姿にぐっときてしまいました。
子の通った道を歩く
今回のお参りで一ノ峰までは初挑戦。
子供は何度もお詣りしているそうで、一体どれくらいの道なのか、子供が就活にいそしむ中おまいりしたところに私も行ってお礼とご挨拶がしたかった。
1時間弱とはいえどかなりきつい道で途中に茶店などもありますが、休憩しながらご夫婦で上られている姿もほほえましく。よく何度もお詣りしたもんだと我が子の脚力に驚くなど。
肝心の私の邪念の方は、上っているうちに今日のところは消えていったように思います(のぼるので精一杯)。不思議と体力的にはしんどさはなくて、休憩なしでのぼってお詣りさせていただいて下りてこれたことに自分でもおどろきです。
人がいないところではマスクをとって、神域の空気をいただきながら、足腰がたつうちにおまいりに来れてよかった。
三ツ辻から。
いい天気、そして平和な世の中に思いをはせて。
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