お裁縫は苦手ですが、ちくちくした作業は好きです。何かを直すのも好き。
WEB読書、リアル読書
最近はすっかりKindleで読書をするのが習慣化してきました。
かさばらないし、月額980円を支払ってKindle-Unlimitedに入っているのですが、色々なジャンルがあって、普段読まないものやうっかり読み過ごしていたものなどに再会することも。
そんな中、畠中恵さんの本を久しぶりに発見して「しゃばけ シリーズ」を何冊か読んだところであとは有料…ということで図書館WEBへアクセスし、数冊借りることに。WEBもいいけれど、文庫本にブックカバーをして持ち歩くのも好きです。
修繕、繕って直す
早速いくつかのカバーを出してきたら、1つ、しおりの紐がとれていました。
あまり、いやまったくもって器用さからかけはなれている雑な私ですが、小さな繕い物はわりと好きです。というか紐をつけるだけなのになんで放置してたのか…。ずぼらのなせる業です。
できた!しおりの先の飾りをひっぱってとれてしまったんですね。
ブックカバーは美術館や旅行先で買うことが多く、今回紐がとれていたのは焼き物などでよくある「奈良絵」を刺繍したもの。赤膚焼のお皿やお椀に描かれていますね。
実際奈良絵のついたお皿や箸置きなども持っていてよく使います。
奈良ホテルで飾られてたものなど、素敵だったな。
自分で刺繍したものではないですが、かわいらしいデザインでぽってりしてます。
器用にさっと作ることができる人が羨ましい。 いろんなモノを「自分だったらどんな生地でどんな色味で、どんなデザインにするか」を考える時間はとても楽しいものでしょうね。ここは不器用を言い訳にせず、なにやら手を付けてみようかな。
こちらは鳥獣戯画。なんてかわいらしいんでしょうか。右のうす茶色の方は裏地が麻の葉柄なんです。洒落てるぅ!
奈良絵刺繍の拡大。細かくてまたかわいらしい!
好きなものに囲まれる日々
奈良絵ではないけれどお気に入りの「 遊 中川 」で買った小皿と箸置き。かわいらしい絵は九谷シール。九谷(金沢)と奈良の合作ですね。鹿せんべいと鹿の箸置き、小さな絵柄や刺繍には心奪われます。食器棚はお気に入りのもの”だけ”になってきました。
こうやって好きなもの、素敵なものに囲まれて過ごすのはなんとも心地がよいです。 大切に、繕いながら長く使っていきたいですね。それこそ、畠中恵さん流に「付喪神(つくもがみ)」となるまで。
ちょっとした繕い物用に。年に数えるほどしか出番はないけれど、針仕事が楽しくなる一品です。あまり使わないので古くならないミニ裁縫セット。
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