平日は朝ドラ、週末は大河。楽し~。
これまで完走した大河
とびとびになってますが、「西郷どん」あたりから日曜の18時にBSで夫婦の晩酌の前に観るのが習慣化してきた感じ。
- 秀吉(竹中直人さん、1996年)
- 篤姫(宮崎あおいさん、2008年)
- 龍馬伝(福山雅治さん、2010年)
- 平清盛(松山ケンイチさん、2012年)
- 真田丸(堺雅人さん、2016年。三谷幸喜さん脚本)
- おんな城主 直虎(柴崎コウさん、2017年。森下佳子さん脚本)
- 西郷どん(鈴木亮平さん、2018年)
- いだてん(中村勘九郎さん、阿部サダヲさん、2019年。宮藤官九郎さん脚本)
- 麒麟がくる(長谷川博己さん、2020年)
- 鎌倉殿の13人(小栗旬さん、2022年。三谷幸喜さん脚本)
- どうする家康(松本潤さん、2023年。古沢良太さん脚本)★ ここ ★
今作の脚本は古沢良太(こさわりょうた)さん。「リーガルハイ(堺雅人さん主演)」や、「コンフィデンスマンJP(長澤まさみさん主演)」、あと「探偵はBARにいる」「鈴木先生」他、演者のなにがしかを引き出す作品のクセとコミカルな中に痛快・深いストーリーが魅力。
演者で観るものと監督や脚本で観るモノがありますが、今回完全に後者、、と思いきや、豪華な出演陣に早くもわくわくがとまらない初回放送(1月8日)でした。
野村萬斎さんの本域の舞・眼福
初回がいきなり「桶狭間」。そして今川義元役の野村萬斎さんの重厚な演技と本域の舞。舞の全編は唄の字幕付きでNHKで観ることができます。
こんなことしてくれて、ありがとうNHK。受信料払ってる甲斐があるってもんです。繰り返し見れるのがいい!義元様、眼福です。
そして、展開はやい。義元早くも討たれてしまった。。過去の大河であれだけ出てきた「首桶」もない、むきだしの首!容赦ないわ~いいぞ。← 褒めてる
コミカルとシリアスの妙
どうやってこれから神君とよばれる人になっていくのか。
1話では全く片りんがみえてこないww。いや、タヌキっぷりは垣間見えたか。
これまでの古沢作品に出演されている方々もちらほらお見掛けして、情報が追い付かない、これから一年が楽しみな第1話でした。語りの寺島しのぶさんの腹から声が出てる感じも明るい曲調もよい!
そう、昨年と違ってこれはハッピーエンドになる?話??
いや、辛酸の末に神君になるの?黒いの?白いの? タヌキなの???
ひとつ判断をまちがったら今にはつながっていないいろんな「if」を一緒に体験していける楽しみ。
これは各演者の「コミカルとシリアスのバランス」を味わえる贅沢な一年になりそう。リーガルハイの堺雅人さんもコンフィデンスマンの長澤まさみさんも、あのふっきれた、観たことのない演技に驚きましたから。。そして最っっっ高におもしろい作品だった。
第一話ではやはりイッセー尾形さんが光る。映画「沈黙(サイレンス)」での息もできない緊張感ある役どころもとてもよかったけれど、これだけのくだけ演技もよいよい!これだけで終わりそうもないところにも期待。
歴史上の点である「事実」あるいは「事実じゃないかもしれないけれどあとで上書きしたもの」。背景をどうつなぎ編んでいくのか、脚本と演出、演者の妙に酔わせてもらおー。
↓ 能・狂言の世界に触れた昨年。野村萬斎さんよかった・・
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