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【能・狂言】2026 新春能でおめでたい新年スタート

着物

新春能に魅せられて3年目。厳かに、静かに新年を寿ぐ。

大阪・大槻能楽堂の新春能へ

大阪メトロで谷町四丁目駅から徒歩10分もかからない感じ。NHKや大阪城、難波宮に近いところにある大槻能楽堂へ、今年も新春能にでかけることができました。

1月3日4日とあるうち、初日の3日へ。

「翁」片山九郎右衛門 茂山千之丞
狂言「縄綯」茂山千五郎
復曲能「岩船」観世喜正
始まる前の見所も静まりかえってます。
正面席でしたが揚幕の奥で火打石をうつカチカチ音が静かに聞こえてくるほどに。
「翁」も何度目か。毎年思うところ、ささるコトバや仕舞があります。大夫(白)の厳かなこと。三番叟(黒)の力強いこと。千之丞さんのお衣装=松と鶴がおめでたく。神様がそこに確かに降りてこられました。あれだけ激しく舞って全然息があがってないお二方(柱)、神域の御業。
狂言は太郎冠者の多彩さがおもしろく。私的には「人さまのことを悪し様に言うものではない。悪口(あっく)は慎むように」という訓示を受け取りました。やるまいぞやるまいぞ。
そして復曲能「岩船」。前場は幽玄、後場は静かながら煌びやか。たいへんな眼福でございました。最後の天探女(あまのさくめ)と龍神のお姿の厳かできらびやかなこと。神様(天探女)の髪に鏡の飾りがあって、どうして神様って鏡なんかな、あっ、と自分なりのなんらかの解釈があったりして。
福福ありがたや。
帰りに、後ろにいたマダムが「岩船よかったわぁ」と小さくつぶやいておられたのにもうちょっとで相槌を打ちそうになるほどに。ええ、大変ありがたくおめでたい、素晴らしい福をいただきました。

新春能ならではの

鏡割り、ふるまい酒

えい、えい、どっこいしょーっ!
翁のあとの休憩時間に鏡割りがロビーで行われます。振る舞い酒と甘酒が大量に運び込まれ大混雑に。なぜかお酒エリアの真ん前に陣取ってしまっていた私(笑)。初めてお酒を1杯頂戴してみました。美味。

お着物=眼福

能楽堂で普段お見掛けするお着物、あるいは自分で選んでいく着物はおとなしめの印象。付け下げや小紋が多いような。

ところが新春能はちょっと華やかで、色とりどりのお着物の方があちらこちらに。

淡い黄色や緑や白っぽい素敵な訪問着や色無地…眼福至極。

今回は私も頑張って、 絞りの訪問着で出かけてみました。(鏡ごしなので合わせが逆に見えてます)

色は桜鼠と思っているのですが好きな色。おとなしいような華やかなような綸子の絞りの訪問着。おめでたい松と「岩船」にかけて流水です。。

絞りは温かいというので20年ぶりに着てみましたが確かに温かい。娘の小学校入学式以来だな。また冬に着よ。やはり着物はきてなんぼ、出番を待つ嫁入りで誂えた訪問着がまだまだタンスに眠っています。お直しも染め直しもしたいものもあり。できる限り機会を見つけて積極的に着てこ。買い足した分も含めて。

来年は色無地かな~。

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