今年から新たに私の趣味に加わった「能・狂言」の世界。野外能3つめは大阪城へー。
大阪城本丸薪能
2022年10月8日(土)~11日(月)の3日間、大阪城のまんまえで演能されるこの催しのチケットを先週ゲットしていってきました。
3日間催される内容はどれもよさげですが、私としては年末の大阪公演・鬼滅の刃の能の抽選にはずれてしまったので、やはり野村萬斎さんを拝みたく、初日の10月8日へ。
3連休の初日でもあり、なんとかお天気にも恵まれて、無事に野外・薪能決行です!雨だとTTホールなので大阪城をバックに見れないのです…。
初日(2022/10/8)の次第は
- 火入れ式
- 勧進帳
- 狂言・蚊相撲
- 能・土蜘蛛
狂言は野村萬斎さん演じる大名と太郎冠者(中村修一さん)、そして蚊の精は野村裕基さん。野村親子を堪能。冒頭から大名のおとぼけと言い方wがとてもおもしろい。間にも華がございますね。蚊みたいに親子で退場するところ、そっくりでした。
能・土蜘蛛は一度見たいとおもっていたもの。冒頭から最後まで、マスクの中で口があいたままだった。いやはやスゴイ迫力、華やか。土蜘蛛の白い面が四角くて蜘蛛(蟹?)っぽい。首を落とされるところとか、もう、モンキーマジック、違う、迫力の蜘蛛の糸・糸・糸!
冒頭から最後までまき散らしながらいってしまった。さすが蜘蛛。おそろしや。
寒さ対策
ここ数日の寒暖差もあって、何を着て行けばいいのか?
結局温度調整がむずかしかったので着物は断念、カットソーと革の上着にストールが2枚(首用と膝用)。それに念のためにかばんにいれておいた「カイロ」←これ結局使いました。寒すぎて。。
会場はiPhoneで見る限り18度くらいでしたが、周りはナイロンのコート着ている人も多く、手袋してるひともいました。それでちょうどよかったとおもう。。
お着物の人もちらほら。「やわらかもの」が主流でみなさまおぐしもきちんとアップにされていて、コートをお召しになってました。プラス首元ストール。なるほどそうするのかと参考になります。
大阪城への行きかえり
大阪城って思ったより坂を上る感じなので、数年前まで大阪城周辺を通勤の帰りによく散歩コースにしていた私のお勧めは以下です。
行き:谷町4丁目駅から大手門を通り天守閣へ
谷町4丁目の谷町線の北改札をでてすぐ2つめの右の出口①をでるとセブンイレブンがあって、東へ広い道をいくと、角によくニュースで映ってる大阪府警本部があって、その前の横断歩道を渡って大阪城エリアに入る。
北に進むと大手門があるので少し坂になっているがくぐる。坂はここと天守閣前の2か所だけでいける。
↓ 赤い線が私のお勧め
大手門をくぐる。先に大阪城が。
帰り:森ノ宮駅へ(JR/長堀鶴見緑地線/中央線)
帰りは行きとおなじ「谷4」が一番平地(下り坂)かつ明るいのでおススメ。そして暗めのJR森ノ宮駅への行き方をば。
道が暗いし途中から人がまばらになっていくので不安になるコースw。
特に下り階段にさしかかるところはやや暗い、土の道の向こう。階段をおりると人がたむろってたりしてやや危なげな雰囲気もあるかも(ここは強気でつっきる)。
階段をおりきって道を右に行くとスタバがあってそのまま進むと森ノ宮、階段を降りて左にいくと大阪城公園駅にたどりつく。
暗いのでランニングしているひとやスタバ前にたむろっているひとたちにぶつからないようにしながら歩く。スマホの明かりかランニングするときにつけるライトがあれば足元照らせるのでおススメ。
↓ 夜ミエール。充電できるタイプがあるんですね。私は古いタイプだけど夜のお出かけに重宝
スタバのすぐ先に噴水があり、そこにもおかれているベンチに人がいたりするがこのあたりから人が多くちょっと安心エリア。
ちょっとまえまでホームレ〇がいたことをおもうとかなり安全に森ノ宮駅までたどり着けます。
帰りは道が暗いこともあって、おそらくタクシーGOを呼んだような?タクシーが数台坂をのぼっていってました。
また、このコースを行きにしてしまうと(森ノ宮から大阪城天守閣をめざすと)坂がおおくてとてもしんどいことを申し添えておきます。大阪城を攻め落とす気分の時、あるいは健脚の方以外はお勧めしませんw。
雨天の際
TTホールへは森ノ宮駅あるいは大阪城公園駅から徒歩。公式より
芸術鑑賞はたのしや
今年からはまっている能・狂言の世界。自然を敬う、鎮魂。Do not think, just feelだっけな。まさにそんな感じで謡やお囃子をきいていると成仏しそうになります。
なんだか日本人のスピリットに触れる調べなんでしょうね、心地よいわぁ。
今度は野外じゃない、能楽堂で拝見したい。
大阪市中央区の山本能楽堂さんのこんな解説チャンネルを発見しました。たくさんの演目の解説があります。5分でここまで深く教えて頂けるのもいいですね。
↓ 私の能体験・1つめと2つめ
コメント