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正倉院展2022・初日

京都・奈良

ひといっぱいの奈良、正倉院展へ。初日にゴー!してきました。

正倉院展

子どもが小さい時は毎年行っていた正倉院展、昨年に続き今年2022年も訪れることができました。

会期:2022年10月29日(土)から11月14日(月)

※最終日の閉幕後、17:30~ 天平楽府(てんぴょうがふ)特別演奏会「正倉院楽器の復刻彩響」として、琵琶や笙の演奏があります。下記、先着順でいにしえの音曲に触れられます。

さて、正倉院展は、奈良の国立博物館で毎年開催され、奈良時代から伝わる宝物のうち何点かを毎年選んで展示いただいてます。大人一般2,000円。日と時間帯の指定をした前売り券が必要ですが、当日空きがあればコンビニ出力でチケットを買える場合も。

開催前日に何気にWEBをみていたら、開催日当日の16時台以降に空きがあったのでチケットをゲットしてみました。

入場の混みあいを避ける為に

並びたくない。暑い。

昨年は、開始時間(16時台だったら16時前)に行ってたので、待ち行列に並ぶことになってしまった反省を踏まえて、今年は30分すぎたころに行ってみることに。

入れ替え制ではないので、16時台だったら16時台のどの時間帯でも入ることができます。閉館時間を気にしながら〇時ぴったりをめざさない。これ大事。

駅(近鉄奈良駅)から徒歩5分~10分かからないくらいなのです。が

駅からもうすごい人・人・人。あれですね、観光のやつですね。国内外からの老若男女、そしてお子様。そして鹿・鹿・鹿🦌

観光業界が多少うるおって挽回しかかってるようで、よかったなあとおもいながら歩きます。

「30分遅らせ入場作戦」は功を奏して、全く並ばずにはいることができました。下の写真は17時すぎごろの17時入場の列。

私的注目の出陳物

毎年、何がでるのかな~と楽しみにしています。今年は楽器(琵琶とか)がなかったですが、その分オオモノがたくさん。

  • 蘭奢待に並ぶ、全浅香(ぜんせんこう)。ひとかかえもある大きさが意外。ガラスにへばりついても香りはわかりませんが(笑)。今も香るそう。すごい。。
  • でかい、銀壺(ぎんこ)。これも大きくて、狩の様子の絵が彫られている。
  • 染め物!鸚鵡ろうけち屏風(おうむろうけちのびょうぶ)、象木ろうけち屏風(ぞうきろうけちのびょうぶ)
  • 面!伎楽面 力士(ぎがくめん りきし)。伎楽面は観てるだけでも踊りだしそうで近くで見るの楽しい。
  • 鉄三鈷(てつのさんこ)。弘法大師が伝える前から、儀式に使われていたもの。
  • 漆背金銀平脱八角鏡(しっぱいきんぎんへいだつのはっかくきょう)。模様がすばらしい。

などなど。。小さな刀剣にもすごい人だかりができてました。

古くて新しくて素晴らしいものに触れることができる美術館や博物館。なかでも和ものに魅せられます。それなりの審美眼を鍛える、愛でる対象や気持ちを増やしていくのが楽しい、のかな。

音声ガイドを借りる派

600円で音声ガイドを借りることができます。現金のみ。

今回、並ぶ時間がなくてほくほく入場すると、この音声ガイドの列が…。10分ほど並んでお借りできました。

↓ 今年は 沢城みゆきさんの解説

単眼鏡をお忘れなく

持っていくのを忘れたのが、単眼鏡。なんせ前日に決めたので、チケットを出力することと忘れないようにバッグにいれるのに精一杯で。。

ちょっと暗めの展示だったり細かな紋様をみるのに、単眼鏡はとても便利。ある展示ブースでは単眼鏡を持った人がとりかこんで(!)ご覧になってました。よりよく見ようと展示ガラスに近づきすぎると係の人が近づいてくるかもしれないので、スマートに単眼鏡を。美術館・博物館のお供におすすめです。小さいし、首から掛けるタイプ推奨。

ミュージアムショップもゲキ混み

音声ガイドもそうなのですが、レジがボトルネックになっていて、長蛇の待ち。B1にも常設のショップはありますが、品ぞろえで行くとやはり退場後すぐのところが豊富。

ここでしか買えないかもしれないとざっと一周して、とくに欲しいものがなかったので、事前にオンラインショップで買っていたものだけで今年は終了。

↓ オンラインショップ。送料はかかるものの、こちらのほうがじっくりみれたり限定モノがあったり。

↓ オンラインショップ限定のしおり。画像は上記ショップより。琵琶!読書の秋のお供に。

↓ きたきた。細かい透かしでキレイ!蝶は別のところで買ったもの。

着物でゴー!

当日お昼まで洋服でいくか着物でいくか悩んでました。上着をどうするか微妙な季節。なしというのも寒いかもだし、といって着物のコートは目が出る(暑すぎる、の意)。羽織もコーデを考えるのが大変かも、、と。

結局ストールもっていくというナイス判断で暑さ寒さをある程度コントロール。まだまだ着付けは修行の身ゆえ時間もかかるのですぐに髪→化粧→着付けにとりかかります。

娘の7歳の七五三以来約18年ぶりの誉田屋さんの絵羽の御召の訪問着と袋帯を着てみました。

久しぶりにだしてきたけど素敵だわ…。お嫁入りに揃えてくれて、母よありがとう。

まだしつけ糸がついたままのものもあるから、どんどん着て練習練習。この日におろしたカレンブロッソもいい感じ。大阪・谷町にカレンブロッソのお店があるみたいだから今度寄ってみよう。

↓ 2021年の正倉院展。毎年いくぞ~!

 

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