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【那智勝浦旅①】名瀑・荘厳・那智の滝

夫婦旅

ついに、念願の「那智の滝」をこの目で見ることができました。夢が叶った日。

車で5時間、近くて遠い和歌山の那智勝浦へ

久しぶりの和歌山、初めての那智勝浦。特急くろしおで新大阪から約4時間。車で行くと軽く4時間越え。近いようで遠い。それでも現地での移動も考えて夫が車で行こうと言ってくれました。ありがたすぎる。。

スマホ・Google先生で経路を確認。海沿いで西側から有料道路を使っていくのが一番早いけれど、どこかのブログで「白浜を過ぎると海沿いの道がうねうね曲がって運転が疲れる」とあったので

未だ見ぬ奈良南部を縦断していくことにしました。

地図ではR168にて十津川村をつっきることになってますがこちらは帰りの行程にして、行きは吉野・上北山村をつっきるR169のルートでいくことに。

初めての奈良南部は美しい山々と川。ところどころにダム湖があって、雨模様の天候もあって、時折窓をあけると樹々の香り、土のにおい。山深い土地の中に集落はぽつぽつ。道の駅や温泉のあるところ、民宿やキャンプ場のあるところは賑わっている。

街中の気温37度に比べて山は27度くらい。湿度はあっても過ごしやすい気温。

さて、山々を抜けて熊野川を渡り、太平洋を左にみながら1時間ほど走行して那智勝浦に到着です。

山の中では途中でいくつも片側通行があって、道路やがけ崩れの予防の工事など整備をしていただいているから安全に通れたんだなと感謝しつつ、なんだかんだでここまで5時間近くかかりました。

那智の滝へ

お昼を過ぎてどこかでご飯…と思いながら走行、私の大好物にして旅の目的のひとつである「マグロ丼」をめざして駅前までいくか、本日の目的地である那智の滝をめざすか…。運転も長くなっているので滝を目指すことにしてその道中にある「那智ねぼけ堂」で少し遅い昼食をいただくことに。

はい、まぐろ丼1,300円。もっともりもりもってるのや、まぐろカツなどもありましたがこちらで十分。

夫は鶏そば 900円だったかな。お出汁が効いててものすごくおいしい!と満足気でした。

まぐろ丼にはお味噌汁もついて、どかっとのっかった厚みのあるまぐろに大満足・満腹。

平日だったこともあり半分だけ営業されていて空いていた「ねぼけ堂」。食堂とお土産、ソフトクリームなどがあります。さて、JRのバスや観光バスもどんどん坂を上っていくので私たちも。

そうして坂を上ること数分、突然目の前にどでかい滝が!駐車場に車をとめて、車を降りると

滝から轟音がしています。近い。。

濡れた石段を下っていきます。真ん中に手すりがあるのですべらないように気をつけながら降ります。

境内で300円を支払うとやや滝に近づける(といっても十分近い)ところまでお詣りできます。

そこで延命長寿のお水もいただきました。↓ の矢印のところ、龍の口からでているお水を頂きます。

お水を頂けるところは2か所あって、持ち帰りできる盃を買って(200円)いただくこともできますが私たちは手でうけていただきました。

より近くで「見る」というより「拝む」滝。毎秒1トンの水が落ちてきて、滝つぼは約10メートル、ドドドドドドドドド…と轟音が響いてます。滝の上には「しめ縄」が渡されていて神域であることを示しています。このしめ縄を半年に一度かけかえるのをニュースでみたことがありますが、あんな高いところで!と見ているだけで足がすくむ。

滝自体がご神体の飛瀧神社(ひろうじんじゃ)は延命長寿のご利益があります。

由来は花山法皇が仙薬「九穴の貝(9つの穴があいた3尺もの大きさがある貝)」を滝つぼに沈めたという伝説から。

ご神気・飛沫を全身で受けてきました。

熊野那智大社へ

さて、熊野那智大社にお参りしてから滝をみるはずが、あまりの迫力に先に滝へと降りていき、石段をのぼって改めて那智大社へ…

あとで知ったのですが、本殿までは約500段の階段があります。。先に滝をみて正解だったかもしれない。お詣り後はとても階段を下りられる足の状態じゃない。普段の運動不足がここで発現。夫は全然大丈夫らしい。。この差は運動習慣の有無に他なりません。

目に見えているだけが階段ではない

いけどもいけども曲がる度に目の前に階段が現れ、手すりを頼りによたよたのぼります。夫ははるか先。駐車場近くに杖の貸し出しが無料でされていて、借りておけばよかったと思ってもすでに遅し。設置されている手すりにはお名前がはいっているものもあり、奉納された方々に感謝しながらのぼりました。

よれよれの状態でたどりついた熊野那智大社、御本殿。神々しいとはこのこと。熊野の神様のお使いである八咫烏もいます。残念ながら宝物殿は休館日。

見上げるは「最後の階段」

無事御本殿でもお参りできて、御神気を全身に浴びて、こんどは海(宿)に向かう私たちでした。(②へ続く)

 

↓ 今回の夫婦旅は6年ぶり

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