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【那智勝浦旅②】碧き島の宿 熊野別邸 中の島 宿泊記(前編)

夫婦旅

いつか那智勝浦を訪れることがあれば泊まりたかった「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」。大満足の宿泊記。前編。

海に浮かぶ島のホテル・碧き島の宿 熊野別邸 中の島

那智勝浦の旅①の続きです

さて、なかなか訪れる機会のなかった、近くて遠い和歌山・那智勝浦。

もし行く機会があればとクリップしておいたのが 碧き島の宿 熊野別邸 中の島 。文字通り「島」にある宿なので12人ほどが乗れる船で5分(体感2分くらい)で送迎。

※キャッチ画像は公式よりお借りしました

魅力に感じたのは

  • 船でしか行けない「島の宿」
  • HPで拝見した「素敵すぎる露天風呂」
  • マグロなど海産と熊野牛などの美味しい食事が楽しめる
  • 宿の5階から「山上遊歩道」があって足湯や太平洋の絶景が楽しめる
  • 今回満室で予約できませんでしたが「露天風呂付きの部屋あり」

実際に宿泊してプラスで良かったのは

  • スタッフの一人一人の笑顔とサービス、ホスピタリティ👍。つまり居心地がよい
  • 24時間、セルフサービスで無料のおしゃれドリンクBARがある。お酒の提供は夜間のみでスタッフさんがいらっしゃる時はお持ちいただける。お部屋にもっていくのもOK。
  • 露天風呂の湯上りの「お休みどころ」が広くてソファの座り心地👍。大きな窓からの海の景色もよい。水やビール、アイスに加えて薬膳茶もいただける
  • 今回は申込しなかったけれど、1000円で釣りができる(道具+餌)。釣ったお魚は無料でお料理して夕食に出していただけます。釣り場の近くには足湯もあり。作務衣姿で釣りをされている方がちらほらおられました。
  • 露天風呂から近くで訓練?しているイルカジャンプが見れた。とても静かなひととき。

それでは、いってみよう!

チェックイン、船でお宿へ

船着き場のすぐ近くでチェックイン、車を停めて屋根のあるスペースへ。やわらかい会話にリラックス。冷たい飲み物を頂きクールダウンしたところで船へ。

船で約5分とのことですが、体感2分ほどで宿の船着き場に到着です。海の色が深い緑で美しい。宿もシックで美しい。

今回宿泊するのは4階の(部屋は4階まで)和室。二人で十分の広さの海を望む部屋です。

翌日が私の誕生日だったのを覚えていた夫からサプライズでお花を頂きました。こんなことは初めてでうれしい。ナイスアシストのお留守番・娘にも感謝。

部屋からの眺め、よき。部屋のマッサージ機で腰の疲れをとるなど。夫はソファで私はずっとこちらでマッサージしながら眺める海の風景。

 

館内を歩くスリッパとは別に白い使い捨てらしきスリッパが。「ご自由にお持ち帰りください」といろんな言語で書かれています。飛行機ではく用かな? (いただいて帰りました)

冷蔵庫はカラの状態で「熊野の水」のペットボトルが2本、お茶の少し小さめのペットボトルが2本。コーヒーはドリップ式のパック。他お茶のティーパックなどがありポットにはお湯が沸いた状態でいたれりつくせり。お休みどころでいただいてきたビールと部屋にあったお水とお茶のペットボトルを冷蔵庫にいれておきます。

部屋着は浴衣と作務衣の2種類あって好きな方を着るようです。私は浴衣、夫は作務衣。部屋に備え付けのカゴバックに着替えを入れて、露天風呂へGO!

当日はこちらの写真(公式より拝借)が女湯、朝は男湯と交代。海がすぐそこ、岩場が透き通って見えます。もうひとつの露天風呂は少し小さいですがどちらも硫黄の香りがしてお肌すべすべでっす!夜12時まで、朝は6時から。夫は3回、私は2回入りました。空を悠々飛ぶ複数の鳶を眺めたり、たまにジャンプするイルカを眺めたり。長湯してものぼせない、ゆったりと癒しのひとときを満喫しました。熊野那智大社の階段500段の足の疲れもふっとぶってもんです。←運動不足の齢50代後半にはキツかった。。。

お風呂上りの「御休みどころ」。お水や薬膳茶。ビールもすぐなくなる勢い、アイスもあります。大浴場にもお水はあったのでここでは薬膳茶を頂きました。ほろにが美味しい。

お待ちかねの夕食

いい感じで仕切りがあって、全席ガラス張りのオーシャンビュー。いただいたのは

食前酒と先付。水ナスとクルマエビの冷やし生姜餡と木の芽。太地産の常節。大船煮。枝豆。箸置きは「那智の黒石」ですたぶん。

 

造里。熊野灘産生まぐろ。アセロラ真鯛(アセロラで育てたそう)、ぶり+スマの近大養殖魚(だったと思う)身が張っていて甘味がありました。夫にわさびをおろしてもらい、いただく贅沢よ。

ここで一品メニューにないものを頂きましたが「お楽しみ」ということで、次。  

活鮑の松前蒸し。お出汁とバターで風味付けがされていて、フォークとナイフで頂きます。これが美味しかった~。ほんのりバターの香りと磯の香りがほどよく優しいお味。

写真を撮るのを忘れて途中で撮った「鱧鍋」夏の終わりのはも。東岸と玉ねぎとシイタケ、水菜がはいっているのですがお出汁がしっかり出ていて飲み干す勢い(笑)出汁好き夫婦大絶賛の美味。

熊野牛ロース肉の味噌幽庵焼き。ズッキーニと丸十(おいも)赤万願寺唐辛子。これは…大変美味しゅうございました。

もうね、、美味しすぎるご飯。いざなみ米と熊野地鶏の炊き込みご飯。新ジュンサイと結び湯葉の合わせみそ仕立て。もう、、、ちょうどいい量と味わい。薄味大好き夫婦大絶賛のおいしさです。

熊野温州ミカンゼリー入りフルーツポンチ。甘さ控えめですっきりしたお味。車で御浜町を通った時に「年中みかんのとれる町」の看板をみていたので、ミカン大好きな私は翌日も「みかんまみれ」になるのでした…

夕食をいただくことがほとんどなく、コース料理は食べきれない(ごはんまでいけない)こともある私ですが、こちらは全体的に「ちょうどいい」量とさりげないサーブのタイミングがよかった。鱧鍋の鱧を入れるタイミングをさらりと教えて頂いた後、いつお鍋の火を切ってもらったのかわからない。単に食べるのに夢中だっただけかもしれないけれど、さりげなさがすごい。

くつろぎスペース、BARへ

ロビーからお食事処への途中にあるガラスの「浮き」のオブジェ。夜は灯りがともってキレイです。


ロビー方向へトンネル?を抜けるとBAR。私はアイスティ、夫は梅酒を頂きました。暖炉にはショーン・コネリー氏の若い頃の写真とサインが飾ってあり、レコードプレイヤーで選んでかけることもできる大人の空間。暖炉の時期にまた来てまったりしたい。

部屋でも露天風呂でもBARでも、どこでもくつろげるお宿で、あちこちにバリアフリーの対応がされています。同じ宿に何度も行く方ではない私ですが、ここならまた来たい。膝の痛い母親ともこれそうです。

お部屋に戻るとお布団が敷かれてました。マットもちょうどいい硬さ。羽毛布団はふわふわで部屋に空気清浄機もあって乾燥しすぎず寝心地も👍。

長くなってしまった…続き(翌朝)はまた明日の更新で。おやすみなさい。

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