あおによし 奈良の都は咲く花の薫ふがごとく いまさかりなり ー--- 春の浮き立つ桜の世界へ、間に合いました。
佐保川・全長5キロ以上の桜並木
車がはいれない風情のある道のエリアもあり、降り注ぐ桜の花びらをいつまでもみていられる。そんな佐保川(さほがわ)の桜並木に初めて行ってきました。葉桜には少し早い、春のやわらかい風に舞う「桜吹雪」を心ゆくまで堪能。平日のお昼過ぎということもあって人もそう多くなく、写真スポットも数人がいるくらいでゆったりとした気持ちで過ごせました。
佐保川の桜
◆今回のコースと所要時間
近鉄 奈良線 新大宮駅から北上して右(東)へ、車両通行NGの歩道を進みJRをすぎて橋を渡りぐるっと西側へ。約1時間半のウォーキング。地図が小さくてすいません。頑張って作ったのでまた大きく更新するようにします。(勉強中)、、
見どころ
川面近くまで降りることができるよう、ところどころに階段があります。上からの写真には歩道橋もあちこちに。
・電車と桜
・川面ちかくまでおりることができる。このポイントで私の前で熱心に撮影されていた海外の方にお写真をお願いされ、ご本人と背景の桜を撮って差し上げました。うまく背景の桜もいれることができて喜んでいただけました。ほっ。
・橋の上から
・さらさらと舞う桜のトンネルをゆっくり歩く。おひとりで、ご夫婦で、ご家族連れで。ゆったりと時が流れて。あたたかかったので小一時間くらいお昼寝したいような日和でした。
お弁当をもって、水遊びや花びらをあつめてふわっと巻いたりして遊ぶちびっこに癒されながら、ゆっくり深呼吸できたようなお散歩でした。
この世で最も好きな景色・さらさら降り注ぐ桜
星空や満月も素敵だけれど、私が一番感情を揺さぶられるのは(今風に言うとエモいのは)、「桜吹雪」。さらさら降る様は、何時間でもみていられます。
澄んでいるところの近所にいくつかある公園にもたくさん桜はあるけれど、この長い長い桜の川沿いの道を桜吹雪を浴びながらあるくことができるなんて、もっと早く知りたかった佐保川。いや知っていたけれどなかなか行けなかった自分の行動力のなさ。そしてまだ残り3分の2もあるので来年もその次も、毎年楽しみに訪れたい。夜桜もきっと美しいだろうな。。 この景観を保つのに長年維持管理をされてこられた方々にお礼を言いたいです。静かにしみる時間を頂いて感動しました。
近くに平城宮跡もあるのですが、なにしろ「広すぎる」奈良のスポット。東大寺も戒厳堂や正倉院や二月堂まで入れると広い。春日大社も若宮を始めあちこちに分社あり、一度にとても全部まわれない。。そして飛火野や奈良公園。。。広い。広すぎる。天平を思い妄想しながら歩く奈良。若草山も歩いて上ると思ったより時間かかるけれど楽しい。
今回は一人桜でしたが、次回は夫と、いや毎年一緒に歩きたいです。さらさら花びらを受けながら。
コメント