アラカンの体力のあるうちに、手に負える範囲に整えていく。
庭じまい ことはじめ
さて、2023年あけてぼちぼち検討を始めた庭じまい。
今回は…
下記赤いところ、つまり”どうしていきたいかを決めた”話です。
== 庭じまいの手順案 ==
- まずは自分でできること。不要なモノを捨てる(鉢、ガーデニング用具など) 【済】
- 自分のやれる範囲・めざす姿を考える(ローメンテナンスなのかメンテナンスフリーなのか)【今回 ローメンテナンスに決めました】
- Before/Afterをイメージする(一切植栽のない世界でセメントをはってしまうのか、一部庭を残して砂利をいれたり人工芝を貼ったりして雑草を生えないようにしたいのか) 【今回 植栽を残し一部抜根することにしました】
- 隣家との塀(我が家所有)をどうするのか。伐採後、柵だけだと丸見えになってしまうけれど、塀にしてしまうとかなりの圧迫感がでてしまう。ここが一番腰のひけるけど相談するならお互いまだ意識がしっかりしてるアラカンのうちに円満に相談して決めたいところ。 【今回 植栽を残すことで塀問題は「なにもしない」ことにしました】
準備「イメトレ」
そろそろ、植栽の剪定の時期が近付いてきたこともあって、上記の今年2月に考えた「庭じまい計画」の落としどころを決めました。
まずは諸先輩方の体験なしには自分のイメージもつかみにくいとYouTubeで下記動画を20本以上閲覧(2倍速でみれたりするのがYouTubeのいいところ、クイックに知識を入れる)
主にみたもののキーワード:
- 雑草いらずの庭づくり
- カナメモチ剪定のコツ
- 庭木の強剪定
次から次へと、私同様素人の方からプロの植木職人さんまで多種多様の動画の数々。流し見しながら「自分にあったこれから先の庭のイメージ」を作っていきます。あくまで自分がこの先どうしたいかなんだなと再認識。
自分のやれる範囲・めざす姿(ローメンテナンスorメンテナンスフリー?)
GOALイメージは大事。計画ができていればもう8割方できたも同然とは詠み人知らず。
さて。
メンテナンスフリーにしようとしたら、植栽をミニマムあるいは全抜きするようなイメージになりますが、植栽(カナメモチ)が植わっているのは家の裏側であまり目にすることのないところ。ただ隣家には接しているので「全部抜く」となるとなんらかの目隠しの設置は必要。デモオカネカケタクナイ。。
それで、どうしたいかを考えてみた。
- 無心でやる庭いじり、嫌いじゃない=YouTubeやWEBサイトでいくつかみた事例で「コンクリや砂利敷き詰めは私には”味気ない”」。お世話できるうちは出来る範囲で草花を愛でたい
- 雑草抜きは嫌いだけれど、今のところ体力的にできる範囲=うまく夫に手伝ってもらお。
- 植栽があるのは家の裏側。目に触れる機会が少ないところにお金をかけたくない=ローメンテナンスを目指す
- 植栽を全部抜くのではなくて一番困っている「手が届かないところの剪定」をしなくていいようにする=一部抜く
手が届かないところにある植栽・カナメモチ3本は手前にハナミズキや南天もあってややジャングル化。3本抜いたところでハナミズキが目隠しになってるので隣家との目線も関係なさげ。
…ということで、剪定の機会に3本抜いて、私の庭じまい=70代くらいまでこれでいければ、という形が決まりました。夫よ出番だよ!
実践!
ヘッジトリマー と 電動ミニのこぎり が大活躍。袋に入れば「燃えるゴミ」に出せます。その数、70リットル×10袋ほど。
夫に電ノコで3本の伐採をお願いして、そのあとヘッジトリマーでジェイソンよろしくカナメモチの剪定を。私は電ノコで細かく切っていく作業と袋詰め担当。この機会に充電池の場所や機材をどこにしまっているかも夫と共有。シェアしながらの共同作業ってラクだわー。
BEFORE : 柵をのりこえるカナメモチ、、手前には木(ハナミズキ)もあって奥までいけない、届かない。柵の向こうはちょっと高い崖とまでは言わないけれどあぶない高さのあるところ。
AFTER : はい、3本抜いたのでピンクの線(カナメモチ)がなくなった角の塀まわりがすっきり。黄緑の木は斜め向かいのおうちの植栽なのでそこまで見通せるように。塀がすっきりして風通しよし!目隠しいらずの空間なので陽当たりもよくなった。すだれをたてているのはメダカの池(鉢)です。
↓ 裏庭の植栽、トリマーで上部をそろえたところ ↓
↓ はじっこ抜いて柵がすかすかになったところ。バラ鉢の陽当たりがよくなった ↓
↓ 相棒 ① ヘッジトリマー 。軽くて充電式だから扱いやすい。これなら60代になっても使えそう、いやもっと進化していくと思う。
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↓ 相棒②電気チェーンソー。こちらも充電式。太めの木を切ったりするのにちょうどいい。手動のノコギリよりも大変ラク。
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バラ香る庭での剪定・しまい作業は楽し
さて、夫の休日に二人でざっと1.5時間の作業で、伐採と剪定ができました。
これくらいの時間でできて、あとは年に2回の上記機材を使った楽々剪定。これならできそう。
全て鉢で管理しているバラのお世話や季節の寄せ植えは今後も継続したいので、まさにローメンテナンス+バラ仕事で体に負担がないアラカン向けガーデニング。
文明の利器を2つ買っただけで、あとはお金もかからずお財布にもやさしいところもGOOD。
特に5月のこの時期は毎朝バラが咲き進んで庭に出るのが楽しい。バラが終わったらミニトマトが熟してきます。これ以上鉢を増やさず、地植えせず、ローメンテナンスの庭仕事を楽しむ。
今回「切り戻し剪定」というのを覚えたので、カナメモチの剪定も前向きにできそうです。知れば楽しい剪定作業。
自分の手の届く範囲でできるのがストレスフリー。あとは時間をみつけて残った3本の根を抜根、これは今年中にできればやろうってな時間の流れ。
今が盛りのバラ、ブラン ピエール ドゥ ロンサール(左) と ジュード ジ オブスキュア(右)。
バラを愛でながら、香りに癒されるこの時期。
毎朝水やりで早起きするのが苦にならない、朝の日光浴を兼ねてのガーデニング。
小規模でこのまま続けられたらいいなぁ。
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