法事ってこういう役割もある。あるある。
法事がぽつぽつ
私の両親ととても親しくしていて家族ぐるみのお付き合い、親戚同然に近しい方の3回忌と1周忌(夫婦立て続けに亡くなられ)がありました。残ったのは母だけになってしまってもうはや1年。
先日義父の一周忌は風邪で欠席した私ですが、こちらの法要では同い年で教鞭をとる幼馴染にも会いたいし、なにより2か月ほど母と会っていなかったので、体調を万全にしてでかけてきました。
母も私も年初から風邪が長引いていて、LINEでは元気そうなコメントも返ってくるのですが、お互いに「ほんまに回復してるんかいな、強がってるだけでは…」と疑い合い(笑)。
実家に行って本当に調子が悪かったり、気を遣わせて悪化してもいけないし、今回の法事で会うのが一番都合がよかった。さすが母の親友、Nちゃん(の一周忌)のタイミングのよさよ。
親族のお歴々が居並ぶ末席で、母と私と妹と、そして同じくNちゃんの古くからの友人たちと、お堂で、控室で、会席会場で、Nちゃんのひ孫の赤ちゃんの様子に終始和みながらの法要でした。
元気ハツラツ母
ひ孫ちゃんに「Nひいおばあちゃんのお友達ですよ~」とにこにこ、暇があれば赤ちゃんのそばにいて、だっこもさせてもらってた朗らか母。両家の親族が集まってにぎやかだったこともあってか今回は泣いてなかったけど、Nちゃんの闘病中の気丈話にこちらが泣きそうになるなど。
母は84歳、ご親戚のお歴々もお年寄りが多く、ずっと(読経中も)しゃべり続けている老紳士もおられましたが、それだけ元気ってことで特に気にもならず。お元気でなにより、明るく話しておられるからこそ長生きなんかな、など思ってみたり。
来年、Nちゃんの3回忌でみんな元気に会いましょう~でお開きになりましたが、母が帰りの車の中でぼそっと
「私がこの中で一番年上やねんけど」と言ったので驚きました。
え?あの腰の曲がったあの方よりも??
え?あの白髪でおもしろい昔話を延々されていたご老体紳士よりも?
子供世代、孫世代、ひ孫赤ちゃんと新しい世代がどんどん増えて、来年また会う時の成長も楽しみで、また一年がんばろうなと思うんだろうか。
母の親友、Nちゃんに「頼むで」と託された母の残りの人生を楽しいことで溢れさせて、「任しといてよ!」と来年の法要でもNちゃんに胸を張りたい。
春まではまだ少し養生しつつ、自分の足であるけて、美味しいものが食べられるうちにできることを。母の楽しみを(ひ孫はちょっと予定ないけれども)増やしていくぞ、おー!
とりあえず、温かくなったら温泉いこ~。
コメント