は銭婆=守銭奴ではありません。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のゼニーバのことです。湯婆の双子の魔女、恐ろしいかとおもいきや落ち着いたチャーミングな魔女でした。
もしも毎日の生活に困らないお金があったら?
お金以外に働く意味があるかないか?十分な蓄えがあるとしたら何がしたいか?会社員時代に40代~50代のキャリア女性たちとそんな話題になった時、
私は真っ先に「早期退職する!通勤とかしたくない。今よりも収入が少なくてもまったり暮らしたい」
Aさん(50歳)は「ゆうても、、仕事の刺激は楽しいし、しんどいこともあるけど、周りはいい人も多く今の毎日は続けたい。定年までは働くと思う。その先は今は考えていない。」
Bさん(55歳)は「子供の学費が終わってほんとうに何もしなくてもいい状態になったら、海外(タイ)に住みたい」
Cさん(57歳)は「やりたいことがない。長年共に働いてきたこの環境に慣れていて自分も過ごしやすい。だから定年までみんなと一緒に働くとおもう」
もちろんお金だけではないけれど、「今の職場で、あるいは『働くことそのもの』の意義」は人それぞれ。自分の価値観や大切にしたいことは当たり前だけど違ってるんだなという話に落ち着きました。
その1年後、私は早期退職をし、ABCさんはそれぞれさらにキャリアアップをされているとのこと。
先日久しぶりにのみの場、ちょっとしたパーティがあってそのうちの一人とお会いしましたが、60歳定年どころか、65、いやその先もずっとキープできそうなキャリアに上り詰めておられました。すばらしい。男も女もない時代の先駆者たち。
ゼニーバを目指す私
一方、別の方向に進んだ私に未練も後悔もありません。たくさんの経験をさせてくれた会社生活とかつての同志に謝辞と賛辞を送りつつ、セカンドライフはゼニーバを目指します。
- おうちでまったり、お茶の時間や何かを作る時間をもつ。
- 時折訪れる人や何かの話に乗っかったり乗っからなかったり。自由な選択をする。
- おっくうだったお出かけも楽しむ。新しいことを試してみる。人と会う。変化を楽しむ。
今までできなかった暮らしに丁寧さを加えることで、心身ともにゆったりと暮らすのが50代後半からの私のやりたいこと、今実践中のことです。会社勤めをしている間に知らなかったいろいろな世界をみてまわってる感じ。
「ちょっとしたパーティ」には、いろいろな年齢・職種の方がいらして、話せなかった方々も多くおられますが、久しぶりに会った方々にご自身はまだ激務で時間がないけれど、ちょこっとWEBの勉強もして時間のある私(失礼なw)にあれこれ時間のかかる調べものやご依頼?があったりと充実した時間でした。さて、「時間のあるときメモ」に追加しておかないと…。
↑雨だったので、濡れてもいいカバンと服で。上下ともZARAで、どピンクはお初。なかなか着る勇気がなくて。同日の雨のうっとおしさを晴らす心意気ではいてみました。
↓ちょっとしたパーティをたのしむ
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