最近はネットで服を買うことも多いですが、リアル店舗でよく「ちょっとしたお出かけの時にこういう服を合わせられると…」と言われて買ったこと、あります。
都市伝説かと思っていた「ちょっとしたパーティやお出かけ」は、リタイアした今こそ出番。その断捨離、ちょっとお待ちを。
おさらい・仕事服
いわゆるオフィス街で勤務していた時は、高さのあるヒールでかつかつと歩きながら
- ユニクロやZARAも混ぜながら
- 「若い人とかぶらないように」が大原則
- ハイブランドのパンツやコート、鞄でどや感を出す
- いつでも退社後飲みにいける感じ を目指した服装
そして退職前の1年ほどは働き方革新やコロナ禍による服装のラフ化が進み、
- デニムジーンズやスニーカーOK、に乗っかる
- 50代という年齢のこともあり、健康重視で1駅歩いたりして小汗をかいてもOKな服
およそファッションとはかけはなれた会社生活になり果てました。あまり服を買わなかった期間でもあります。
退職して、衣替えの時に3つに分類しました。捨てすぎない、2.が大事なんです。
- 継続→好きな色、形、素材で今後も着るもの。ジャケットやスーツで好みのものは手元に
- 手元におく(キープ)→流行りに関係なく好き、手直ししてでも今後着たいと思えるもの
- 捨・処分→着やすいけれど色がいまいち。古くなって生地がくたびれているもの。気の迷いで買ってしまって今も今後も絶対に着ないもの
退職後の服・シーン別
基本、家ではパジャマやTシャツ、トレーナー。宅配も出なくてもいい(宅置き)便利な世の中で、メリハリのない日々…と思いきや
ハロワ
月に2,3回。これはお出かけではないですが、仕事服とも違う。華美にする必要はないので、晩年の通勤着、ほぼ「ジョブズスタイル」
- 黒ハイネック+デニムジーンズ+スニーカー
「目立たぬように、礼儀正しく」タッチアンドゴー、すぐ帰る。
ハロワ関係の面接
先日落ちた面接、セミナーとはいえ黒ハイネック+ワイドパンツも面接敗因の1つだったと思うので、次回があれば、もうちょっとスーツに近い感じで行こうと思ってます。スーツはすべて処分したので
- ブラウス+シンプルなパンツ 一択
あまりにも堅苦しいものを除き、紺や黒のジャケットは退職後も一部残しておいたので、これらと合わせつつ「快活に、礼儀正しく」。
たまのお出かけ① クラシックコンサート、観劇系
これ、これです。 ちょっとしたお出かけ。
■クラシックコンサートデビュー(もちろん観るほう)に連れて行ってもらうので、今考えているのは
- 仕事服で残しておいたバブルの残骸、アルマーニの「都鼠(みやこねず)」色のパンツの出番。退職後やせて入るようになりうれしい1着。
- ヒールは退職の際の餞別で購入したエナメルの茶に近いベージュのヒール
- ブラウスはZARAの黒に柄刺繍の入ったベルベットのブラウスか、紫のナラカミーチェのブラウスか…。
なにせ寒さ対策ができてじゃらじゃら音がしないものが前提、上着やアクセサリや鞄の組み合わせを考えます。この時間、久しぶり&至福だな。。
■観劇は、演目や劇団の雰囲気と作家によって都度テーマを決めます。例えば
- 大人計画=めちゃくちゃとんがったファッション。ビビッド+エッジ
- NODA MAP=上級のおしゃれをしていく感じ
かなり前ですが三上博史さん主演の舞台「ヘドウィグ&アングリーインチ」の時は、映画も見てサントラも買ったくらいだったので、ドラアグクイーンに合わせて派手派手な紺+ピンクのインドサリーと髪をターバン風な布地で巻いていったなそういえば。梅田芸術劇場の客席がライブ会場みたいになって、三上さんノリノリでかたっぱしから男性に体当たりしていってて、私は一瞬あれ?みたいな顔をされたけど体当たりしてもらえんかったおもひで。
リタイアしたことでそんなこんなを考える時間が戻ってきた感じです。
たまのおでかけ② ランチやディナー
これも、ちょっとした系のやつ。 お会いする人、季節、内容によって色や雰囲気を変えていきます。夫や娘とでかける時はリンクコーデで色やムードを合わせてみたりするのも楽しい。
- ワンピースの出番が意外と多い。会社員だとほぼ着る機会がなかったけれど、置いといてよかった。美術館や博物館もだいたいシックなワンピースでいきます。
- スカーフを使う頻度が増えた。派手な色でもシックな色でも顔まわりに1枚あるとないとで違ってきます。これは年齢からくるものかも。
- ジュエリーはここでこそ出番。シンプルに、さりげなく。ブローチもここ最近出番が多い。これは引き算しないと湯ばあばになるので要注意。一見派手なモノも嫌味にならないお年頃になってきたかも。
- 昨年1回も出番のなかったロングブーツが今年大活躍、逆に毎年活躍していた薄いコートの出番は一度もなかった(暑い→寒いが急すぎて)。もちろんどちらもまだまだ捨てません。お気に入りなので。
手土産を考えたり、ちょっとした演出を考えるのもまた楽しい。そして、譲り受けたものや昔のものを工夫しながら復活させるのも頭を使いますしおもしろいです。
番外編:着物
これは少し毛色が違いますが歌舞伎や能、美術館や京都奈良散策にぜひ着物にも挑戦したいところ。眠っているたくさんの着物を今着ないといつ着るの??ということで、最近いろんな方のブログやインスタをみるところから始めています。 着物こそ、帯や季節ごとの柄と小物合わせが無限にあっておもしろいですねぇ。
ハロワ出頭通いとは違って、ちょっとしたお出かけはそのイベントの前後を含め、楽しくカラフルに色発信しながらどんどん機会を増やしたい。今、装いを愉しむ為の時間はたっぷりあります。
コメント