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Eテレ「3か月でマスターするピアノ」がとてもよい

くらしの雑記

初心者が3か月でジムノペディ第1番? ショパンの革命? ほんとに??

Eテレで始まった「3か月でマスターするピアノ」

何気なくみていたお料理番組のあとに始まったEテレの番組。大人が楽しむピアノ講座が始まって、手にしていた本を置いて見入ってしまいました。

10月2日から、毎週水曜21時30分から。

小学生の頃習ってたな~、20歳ころまでは実家でたまに弾いていたな~とピアノの音を懐かしみつつ。

ピアニストの本田聖嗣さんを講師に、全くの初心者という会社員の石丸裕之さんと、幼い頃にバイエルの経験はあるというフリーアナウンサーの寺田理恵子さんのお二人を生徒に第一回が始まりました。

第一回は

全くの初心者の石丸さんにはピアノの前の椅子の座り方から。なぜ深く座らないかというと上半身をピアノの88鍵の動きに対応させるため。なるほど。。大人だからこその理論がすっと入ってきます。指は「猿が木枝をもつように」「軽く卵一つ分の重さで」鍵盤に指をおき、右手でドレミファソ→ソファミレド。おお、なるほど…ってここからほんとうに三カ月であの素敵なジムノペディ第1番になるの??そして右手をひねらぬように、ドレミファソラシド→ドシラソファミレド。おお。「どんなにゆっくりでもいいので、間違わない(丁寧に)」

子どもの頃にピアノを触ったことのある寺田さんは最初になにか1曲ひいてみて、で素敵に演奏。40年ぶりとのことですが、指が動くのがすごい。そこから英雄を意識した左手での4オクターブの音階練習。さっそく上半身(背中)の軸がつっぱってきます(わかる笑)。腕は120度。なるほどなるほど…。

「大人のレッスン」シニア活のお手本

大人なので理論を説明すれば理解もはやく、対応ができる。

体は最初は思うように動かないけれど、「1日5分」ピアノをさわることで、脳が覚えて指が動くようになる。ああ、、なんとなくわかります。私が今習っているチェロでも幼少期のピアノ時代の記憶にある指番号とチェロの指番号との違いにいまさら混乱したり、先日の初めての発表会にむけて暗譜をする勢いになってしまったり(チェロは楽譜台がちゃんとある)、脳がまだ覚えていて対応しようとすることに驚愕しています。

いまはうちにピアノはないので番組と並行して上達するコースは体感できないけれど、3か月で弾けるというその流れを見届けたいと思わせてくれる番組。来週の第二回は「譜読み」のようです。楽しみ ♪  ピアノが弾けるシニア、かっこいい。

初心者からのレッスンということで、まるで私が今年から始めたチェロのレッスンをみているよう。そして大人ならではの人様のレッスンを見て、自分への反省点も。

  • 先生が話されている内容を真剣にきく。自虐ネタなどで茶化すべからず。大人(私)やりがち。
  • 言われたことをやったあとで「難しい~」を言わないほうがよさげ。結構私も言ってる。先生は褒めて下さっているのに謙遜したりして。そこは照れずに黙って真剣にマスターするまでやるべし。

大人だから恥ずかしい、照れる。そんな”ごまかし感情”が多分にでているなと自分のレッスンを振り返って反省する。今回の生徒のおふたりのように、素直に、真剣に。真摯に音楽に向き合うレッスンでありたいと気持ちを新たにしてもらえて、私も秋のレッスンスタートへのモチベーションがあがりました。音楽はいいなぁ。セカンドライフの趣味に”音楽を奏でる”を加えてよかった。楽しみが広がります。

素敵な響きの世界へ ♬

 

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