出したりしまったりも癒される時間。
立春をすぎて
私のお雛さまと娘のお雛さまを今年も出してきました。子育て中は忙しくて数回スキップしてしまったこともあるけれど、リタイアして時間はありますので(こればっかり)、丁寧に季節の行事をば。
ダイニングを模様替えしたので、毎年お雛様を飾っていた南の出窓は”春の日差し”が入ってくるのでふさがずに、ダイニング側に置いてみました。
二階から持って降りてきた木製の白棚に、
お雛様を飾ってみるっと
金屏風は幅的におけないので省略。
ぼんぼりが常夜灯になって夜ちょっといい感じにぼうっと灯って、ダイニングで春を待つ和の晩酌タイムが始まります。
↑ 昨年の写真。金箔の屏風やっぱりええなあ。雅やなあ。
雛飾りの出し入れ20ン年=プロの域(笑)
玄関と、リビングダイニングと、置き場所を決める。朝ごはんのあと、拭き掃除のあとに一気にだして飾る。お雛様が入っている箱が大きいので押し入れのふすまをはずして、出してきて、ふいてっと。
1年ぶりにお目にかかりまする。
普段は花を飾ったり、ソファの敷物を替えたりすることで季節を感じますが、
おおがかりなものとなると、お雛様とあとクリスマス。お飾り用の箱を押し入れから出してきて、季節を少し早く感じるこのセッティングイベント。準備と撤収の時間を含めて癒されます。
春がくる~🌸今年もみんな元気に迎えられてなにより。
玄関には手ぬぐいと私の約60年物のお雛様と義母にいただいた貝のお雛様。
手ぬぐいはパネルにはさむだけのズボラ仕様。
リビングのテレビの横に伯父母からいただいた小さな雛うさぎさん…庭の花とともに。
結婚した時に私のお雛様をつれてきてなんだなんだで今のメンバー(!?)になっていますが、娘はどうなることやら。将来孫娘が生まれたとしてもめちゃくちゃ小さいお雛様にしそうな気がする。もしくはいらないとか言われそう。
ということはこのセッティングは我が家でずっと私が元気なうちは毎年飾り続けるということになる…かな。まあ、それもまたよし。いにしえよりの消えそうな文化を継承する、プロの”雛かざりゃー”(笑)になるのだ。
実家の7段飾りはもうかなり前に淡嶋さん(人形供養で有名)に納めたのですが、小さい時はかくれんぼで段飾りの下にはいったり、牛車をままごとに使って叱られたり、平成・令和の子世代にはつなげなかった昭和の楽しい思い出。
さて、カーテン越しの日差しがすこし温かみがあるような気がしてきたここのところ、ひなまつり当日はちらし寿司でも作ってみようかっとまた食い気に走る。
季節のイベントに何かを食べる風習がなかなか廃れないのは豊かということなのか、食欲にはあらがえないということなのか(笑)。
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