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【京都】桜残る祇園で”都をどり”を初鑑賞

京都・奈良
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よぉいやさぁ~💖

土曜の祇園

京都の春といえばの「都をどり」にご招待いただきました。

4月の1日から末までほぼ毎日3回、1回約1時間の公演。普段街中でちらりと拝見するくらいしかできない舞妓さんや芸妓さんが四季それぞれの演目・舞を途切れることのない舞台装置の転換で魅せて下さいます。

創始は明治五年、東京遷都の後の京都を再興するべく日本で初めての博覧会を開催した際、附博覧として
芸妓・舞妓の舞を披露したのが始まりとのこと。お衣装は京友禅と西陣織、舞は毎年新作で京舞井上流。

チケットには「茶券付き」というものがあって、これは公演前に芸妓さんがお茶のお点前をされて、ずらっと並んだ客にお茶とお菓子がふるまわれるものです。この時、お菓子がのっているお皿を持ち帰ることができて、いろんな色を集めている方もいらっしゃるとか。買えば7千円のチケット、友よ(友の御主人よ)おおきに。

ということで予習もばっちり。
ランチに始まり、水辺の桜散歩に、都をどりにとおゼイタクな休日を友人と過ごしてきました。
まぁ、私はいつも休日なのですが、土曜の祇園ってすごい人混みじゃないのかと心配しつつ、当日。

待ち合わせは祇園四条・鴨川沿い

桜まだまだ残ってるやん。うれしい。この日は哲学の道沿いに花筏ができたというSNSの投稿をみたのと2日前の荒天とで街中の桜はあきらめていたのですが、いやいやド根性、葉桜一歩手前の満開~散り始めを楽しめました。しかも晴れてるし~。

白川沿いがやっぱり好きだな。。

覚悟していたよりも人混みは多くなくて、あとでお店やタクシーの方に伺うと、春休みと先週の満開の時が最も人が多かったそう。静かに桜を愛でることができて、お天気も良くて、気持ちゆったり。あちこちに都をどりの提灯が下がってます。

大通り以外はすいてた。四条通とか橋のとことか花見小道以外はこんな感じでお店も空いてる。

ランチは京野菜フレンチ懐石・祇園重ながさんへ。

友人のリクエスト「ゆったりしたところで美味しいものが食べたい」に応えるべく、Googleと一休レストランを駆使して8店ほどピックし提案してこちらに決定。
この立地で5千円を切るランチがいただけるのはありがたいです。
手の込んだ美味しいお料理をゆったりとしたカウンター席でいただけました。
ご主人とお店の方(奥様??)の気さくでありながらも気配りのきいた、居心地の良い素敵なお店。お隣にソロ活女子もいらっしゃってかっこよき。また訪れたい。※前日までに予約必要です。

■一口のお楽しみ…サーモンとイクラとソースは豆腐ベースにわさびと(失念)、丹波黒豆も味が洋風美味
■前菜盛り合わせ 本日の前菜 シェフおまかせ4種:鰹と鯛とキャビアとホタルイカと(失念)
■スープ料理 自家製ポタージュスープはカボチャ。熱々・うまうま。
■甲殻類の料理 本日の貝のハーブバター焼き ミニサラダ。おおぶりの牡蠣が美味しく、ハーブバターとフランスパンがこれまた美味。
■メイン料理…国産牛のロースト、国産鴨胸肉のロースト、高知でとれた乙女鯛のポワレから、鯛をチョイス。
■食後の一口とエスプレッソ ボトルスウィーツ 自家製メープルプリン エスプレッソまたは緑茶

腹ごなし?の桜散歩で京セラ美術館(モネ展)や美術館裏の美しいお庭を眺めて、また白川沿いに南へ下って祇園に戻ってきました。



都をどり

花見小路をはいっていくと、都をどりの会場の祇園甲部歌舞練場。

写真に写ってないですが左隣に建設中なのは「帝国ホテル」。こんな祇園のどまんなか、都をどり会場の真横にできるんですね、、さすがインペリアル。すご。

お衣装が何種類も飾られて、あでやかです。

お茶席へ

先に待合の前にあるお庭を拝見。桜がここでもあちらこちらに咲き誇る。よきかな。
そのあとずらーっと順に椅子に座って待ち、すぐに順にお茶席の会場へ案内されます。

写真撮影はできませんが、このあとはお茶席。黒い長い机と白い丸椅子に順にならび座ります。すごい人、でもてきぱきとさばかれてスムーズです。

会場前方では芸妓さんがお茶のお点前をされていて、横に舞妓さんが。美しい。。ずらーっと並んだ私たち一人ひとりにお菓子とお抹茶がふるまわれます。

菓子皿の下に紙が敷かれているとおもいきや、お皿お持ち帰り用の袋でした。私がいただいたお皿はピンク。お団子の柄がかわいらしい。自分で色は選べないので、緑・赤・青・茶・白の五色がたまるまで通う楽しみもあるのだな~。いろんな工夫がさすがっす。

お茶碗を傷つけないようにとお茶席あるあるで指輪や装飾を一切していかなかった私でしたが、そんなん関係ないでと友人に笑われ(笑)、皆同じお団子柄のお茶わんを手に取り頂いて、正面を避けて回しずずーっと飲み干します。結構なお点前で、を述べる暇もなく飲み終えた人から会場前の待合スペースへ。

いよいよ開演

美しい舞妓さんの掛け声「みーやーこーをーどーりーはぁ」「よぉーいやさぁ」で始まり、上手と下手ワキからあでやかな着姿の舞妓さんがお囃子とともにぞろぞろと登場し息をのみます。

春夏秋冬の毎年変わるテーマで魅せる1時間はあっという間。囃子方の三味線や笛、太鼓がここちよく、また時に哀しく美しく。お琴やコンチキチン♪もあって楽しい。
※ダイジェスト版の動画が冒頭に貼った公式サイトでちらっと見れます。

四季で表されるので、そろそろ終わりかなという進行もわかるし、

見せ場であろう最後に桜の景色がばっと現れた時は、会場から「WOW!」と感嘆の声があがるなど。
海外の人も多かったので思わず出る声がおもしろく。

いや~眼福眼福。たまに街中で会えたらラッキー、くらいの舞妓さんがあんなにたくさん。明治から始まった都をどりということで、まだあどけない感のある美しい舞妓さんの舞姿がまぶしい。芸妓さんの色香もよき、三味線など謡と囃子方もきりりとして、ひたすら眼福・耳福でございました。
そしてご招待というのがなんともありがたい、ゲンキンな私(笑)。

春の京都、桜咲く祇園を楽しめる機会をくれた友人との話も尽きぬ、よき日でございました。

↓ 舞子ちゃんといえばネットフリックスのこちら、普段の生活含め見ごたえありました。

↓ 奈良ホテルの桜ランチも素敵。2025年は桜を堪能しました。

↓ たまのおゼイタク ソロ活

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