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BSでレッドクリフ。今なお新しい三国志

舞台・芸術鑑賞
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お盆の期間はBSをいろいろ物色・録画。NetflixやAmazonもいいけれど、今放送している映画を観る、思い出すのもなかなか楽しい。

「レッドクリフ」スペクタクル史劇

2008年 名匠、ジョン・ウー監督作品。三国志「赤壁の戦い」を描く2部作。

BS NHKで2022年8月15日と16日の2日に渡って放映。みるのは何度目だろう、まさにスペクタクル!

大好きすぎる金城武さんが諸葛孔明。トニーレオンが周瑜。中村獅童さんも素晴らしい役どころ。馬術も殺陣(中国でも殺陣というのかな)すばらしく、熱いぜ。

ジョン・ウー監督ならでわのスローモーションがまたよきよきよき。

同監督の「フェイス・オフ」もとってもおススメです。男の人の色っぽさがよき作品。

策のよみあい、ところどころに漢詩(孫子かな)の引用あり。孫権が奮い立つところ、気迫の一瞬も素晴らしい。曹操役のチャイ・フォン・シーさんが憎々くて強さの中に弱さがあってとてもよい。他の作品でも曹操を演じられてましたね。趙雲、関羽、張飛、無敵な感じの強さと礼節、ひきこまれます。

エキストラの数と動きの統制もすばらしい。。赤壁をはじめとする景色・映像・音楽…見ごたえ十分。素晴らしい映画に巡り合える幸せ。

三国志、未読

実はちゃんと読み込んだことがない三国志。1800年前の中国の歴史。

そしてどこの国でも戦乱の末にある現代。未だやまぬ争い。信の人、才の人、智の人、情の人…。

今手を付けている「泉鏡花」全集のうち保持している3巻を読み終えたら次は三国志かな。。読書の時間の贅沢なこと。そして(映画などですが)みる度に発見があります。

今回は、「降伏すれば戦をしなくてもいいのになぜ戦うのか?」「義に劣るふるまいは許せぬ!」(要約)みたいなやりとり。

今年の大河・鎌倉殿をみていても平家物語をみていても、三国志をみていても、それぞれにある「義」の為の戦い。時代時代で現れる指導者、政(まつりごと)をつかさどる人。義なのか?私利私欲なのか? 生まれ考え環境が違えば「義」もそれぞれ。創作・脚色もあるだろうけれど、これだけ過去の歴史を踏まえてなおやまぬ戦火。

歴史は繰り返す? 「イマジン」の世界は近づいているのか遠のいているのか。飢餓にさらされることは減っている?のか?

作品をみて考える。考えて自分にできる範囲で行動する。私の周りの小さな世界の小さい火種を消す。寄り添う。…努力をする。

先日ブログに書いた川本喜八郎氏の人形劇の代表作「三国志」。これもみたい。

↓ もうひとつのこの夏放映のスペクタクル人形時代劇・川本喜八郎 人形劇「平家物語」もNHKで放映中。

読書のバリエーション

紙の本を読むだけが読書ではない時代

買う(紙)、買う(Kindle)、大人の読み聞かせ?(Audible)

あと、図書館で借りる。NHKの「100分で名著」もいいですね。

新刊がでるとみるのが「本 要約チャンネル」(Youtube)。概要を知る。

↓ 上記の人形劇「平家物語」と同じ、吉川英治氏の「三国志」。人形劇もみたいな…放映時子供だったからちゃんと見た記憶がない。ゆっくり作品を味わう時間、とても充実してます。


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