関西フィルハーモニー管弦楽団定期演奏へ、チェロの協奏曲に惹かれて。
ザ・シンフォニーホール大阪
チェロのコンチェルトを探していてみつけた関西フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会。
初めて訪れたこのホールですが、実はこのハコありきで数週間前に公演を検索しました。といいますのも、
2年前に1か月もの間入院していた時に病院で催された小さなクリスマスコンサートで、
「(回復されて)ザ・シンフォニーホールでお会いできますことを楽しみにしています」という約束?に応えるためさ。
場所がちょっと、駅からも遠い感じでなかなか行く機会がなかった。
病院の慰問?に来て下さった方々は日本センチュリー交響楽団の方々だったように思うのですが、うまくスケジュールの合う日がなくて、今回はチェロに惹かれて関西フィルで、会場周辺の様子見もかねて。
タワマン立ち並ぶなかにたたずむホールは、カフェもショップものぞいただけですが充実してました。
演目
チェロ:マルク・コッペイ
◆サン=サーンス
- 「ミューズと詩人たち」作品132
- チェロ協奏曲第一番イ短調作品33
◆ラヴェル
- 「マ・メール・ロワ」組曲
- ボレロ
マルク・コッペイ氏のチェロに目と耳が釘付けです。なめらかで時に激しい弓と左手の動きと響き。アンコールにも2曲独奏で応えてくれて、とても幸せな時間でございました。
チェロが目的だったら、席は反対側にすべきだったな、、と思いながら。ほぼチケット残ってなかったのでこの二階の席から観たのですが、ぽつぽつと開いた席や当日券もあって、もうちょっと直前でチケットチェックしてもよかったかもしれない。
クラシックは年齢層高め&学生さんも
初めて訪れたザ・シンフォニーホール大阪。時節柄のクリスマスツリーが美しい。そして館内放送で事前に「音響が優れたホールだからこそのビニールの袋や飴の包み紙の音」についての注意喚起がされてるところもさすがです。遠くの方で携帯が2回鳴ったくらいでしょうか(呆)。
18時開場19時開演ということで、久しぶりの夜のお出かけとなりました。開場後、トイレに直行、そのあとお席でひざかけ・オペラグラスとトローチを出してティッシュにくるんだもの(咳&音対策)をスタンバイしてあとは椅子の下へ(クロークもあります)。そして開演まで大量のチラシを読みふける…。時計を修理に出しているのでスマホの電源をおとしたら、あと何分で開演なのかわからなひ。
2階の席から眺めながら、トイレの列に並ぶ時、見ていると70代~80代くらいのご年配の方々が多かった印象です。音楽で生きていく演者の方々と、かつてそうであった、または現役。そんな方々と学生とお見受けするような現役らしきみなさま。あたたかくも目と耳が肥えた感じにお見受けする方々。駅までの帰り道に感想を言いながら歩いておられるのを前でほうほうと聴きながら。
長く会社員だったので芸術から遠いところにいて「自分を表現する」があまり得意でない私。ブログもその練習の一環です。 元同僚がきいたら「どこが?」と噴飯ものかもしれないけど、使命感でつっぱしってたのは私の一面でしかないのだよ。
自分を表現する、出していくということでは今年習い出したチェロで毎回先生に言われる”「響かせる」を意識する”の練習が楽しい。開放していく感じがとてもよい。そして昨日よりも今日、日々精進。
それにしても夜のお出かけは帰宅が遅くなるし、寒いし、、電車は酔っ払いが多くなってくる季節だし、、諸先輩のバイタリティを尊敬しつつ、アラカン・まったりリタイア組の私としては昼間のお出かけの方がいいなと思いながらの帰り道でした。
パールのブローチと、母から譲り受けたパールの指輪をお供に行ってきました。
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