スポンサーリンク

50代夫婦の会話・「さっきも言ったよね」をやめてみる

くらしの雑記

ここ数年、夫がおなじ話を何度もするな~と思っていたら、娘から「お母さんもだよ」と指摘をいただきました。。。 そうなん!?

都度指摘していた日々

おなじ話をし始めたら、そのたびに「さっきも聞いた」「昨日も言ってたよ」と教えてあげているつもり、ちょっとしたボケ防止のつもりだったのですが、今思えば微妙な空気が流れるし、私の言い方がキツイこともあって、夫から話しかけられることがどんどん減ってきていたように思います。

娘からの指摘で私も何度も同じ話をしていると言われるまで、夫の気持ちに寄り添えなかった自分がいます。

自覚症状がなかった私。自分のこととして指摘されて初めて、あ、これではいけないと思いなおした次第。お恥ずかしい。

大事なことは何度も言う。大事なことじゃなくても「話したい」を優先

ニュースや台風などの情報、プロ野球がどうしたこうした、と興味のない話・すでに知っている話は何度言われても相槌をうって流すように変えてみました。ノーモア「さっきも聞いた」発言。

そして自分もそうされていることに気づく。 気配り…なのか? 私でも、夫でも「話したい」という気持ちを優先する・してもらう環境を選択してみました。

さっきも聞いた・言った をやめてみた

指摘する代わりに、違う返事をするようにしてみました。①は1回目、②は2回目の返事。

  • 台風14号は前の関空直撃と同じコースらしいよ → ①ええー大変やん ②準備しておくことにこしたことはないから、デッキの飛びそうなものはまとめておくね
  • お風呂に入った? → ①はいったよ ②今日はxxの入浴剤入れてるよ、あなたもはよはいり

今は娘も一緒に住んでいることもあって、なんとなくわいわいと会話がはずんできている今日この頃、二人はサ活(スーパー銭湯のウナにいく)といった共通の動もあって、体調やお肌の変化などを私に教えてくれたりと会話がはずみます。知らない世界の話はおもしろいですね。その人の視点で語ると、本やネットとは違う価値観で話を聞けます。これぞ会話の基本。キャッチボールですね。

自分から発することの大切さ

話す、書く、音楽を奏でる、運動をする等々。自発的に行動することは脳も活性化してボケ防止になると思います。萎縮してしまわないように、否定せずに、促す。

仕事も子育ても、そして夫婦間も同じ、相手への思いやりが心地の良い暮らしのベースだと、いまさらですが改めて気づかされます。そして自分はその思いやりを享受していながら、周りにお返しできていない。いつまでたっても人間ができてないなー自分、と思う。

娘が大学生の時一人暮らしをしていて、自宅で夫と二人だった時期があります。ほぼ昔話とお互いの趣味についての会話だけで、そこに「さっきも言った・聞いた」によって少しずつ減ってしまった会話の時間。お互いに好きな映画や作品を見たり出かけたり。

その時は ” 50代でこの会話量だったら老後ますます会話のない・お互いに興味のない夫婦になってしまう!どうしよう!早くボケてしまう!!でもどうしたらいいの??” と心配でなりませんでした。

今思えば杞憂、私のこころもちひとつだったようです。反省するとともにいつでも変えられる、そしていつも懐の深い夫に感謝です。

しーんぱーい ないさー♪

 

 

 

 

コメント