9月末に退職して、10月半ばにハローワ―クの説明会に行ってきました。「雇用保険受給資格者証」をもらって、さてこれからを考えます。説明会で教えてもらったことなど備忘録的に。
説明会
およそ1時間の説明会に50人くらい来られてたと思います。私より若い人もたくさん。そりゃそうですね、私ほぼ定年退職組なので。
おそるおそる来たあの日から、この日で2回目↓
求人倍率とは? コロナの影響は?
コロナ禍において、どれくらいの求人倍率なのか。1.xx倍となっていたら求職者100に対して求人が100以上あることになります。そう、職種を問わなければ。1を切っているところも一部ありますが、私のいる自治体は1以上。リーマンショックの時が0.5あたりだったらしく、なるほどそこまでひどい状況ではないのだな、と冷静に世間を知る機会になりました。
県境を越えない
とはいえ、コロナ第5波も想定して、通勤に県をまたぐようなケースはできるだけ避けた方がいいのかも…といわゆる感染者の多い都府県をけん制したアドバイス。なるほどなるほど。私も今度働くとしてもあまり通勤に時間がかかるのはいやだな。働き方革新もあるし、週に数日でワークシェアみたいな形でかつ近所がいいななどと妄想。 意識することから始まりますのでこれは大事。
窓口活用を
4週間ごとにハロワにて「認定」を受けることで失業保険をいただけるのですが、それまでに2回の就職活動の実績が必要、具体的な応募でなくてもハロワに相談にいくだけでもカウントされます。
相談だけでも、求人票の内容を詳しく確認するようなケースや応募書類の添削など、お気軽に活用くださいとのありがたいお言葉。コロナ禍で「応募書類」の重要度が高まっているとのこと。
私は自宅のPCやスマホからもハロワ求人の閲覧ができる「マイページ」を登録して、あらかじめ「職務経歴書」など、他のサイトにも登録もしていて準備はばっちりですが、窓口に相談するとしたら、これと思う求人の応募状況なども教えていただけるそうで、これは便利です。
働く内容や職種についても検討中ではありますが、見ているだけでもおもしろい求人票です。
大事なこと2つ
1つは、マイページから応募する前に必ずハロワに相談してくださいということ。これは「再就職手当」という、支給残日数が一定以上あればいただけるありがたい制度があるのですが、自分でエントリーすると再就職手当の支給対象外になるケースもある、という留意すべきアドバイス。私のようにつっぱしるタイプには有難いブレーキ。あぶないあぶない。
2つめは、応募する会社のことを検討する際、今回退職した理由をきちんと整理しておいてほしいということ。
定年や急な業績悪化で退職せざるを得なくなったケースは別として、「自分で退職届を出した」場合は、その理由を明確にしていないと、経験があるからと安易におなじような職種に就いてしまい、退職届をだした同じ理由・壁にまたぶちあたってしまうことがあるから、だそうです。
これまたあぶない。深く納得しました。
私は定年扱いでの早期退職で、いやになって辞めたわけではないけれど、早期退職にのっかったことにはもちろんいくつかの理由もあります。冒頭にも書いた、「週に数日で近所で働く」という希望にも表れていますが、55歳から定年まで週5で電車通勤して、60歳時点で疲れ果てた自分を想像して「ないな」と思ったこともその1つです。
国の制度・フル活用
雇用保険(俗にいう失業保険)はありがたい制度ですね。これから職業訓練なども希望しているので、スキルと希望に沿った妥協のないご縁・職種で、楽しく勤められることを念頭においています。勤務場所も職種も。
はてさて、「年齢制限なし」も多くありますが実際のところどんな感じなのか? 来週訓練校の面接で世間の風に触れることになります。
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