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「職務経歴書」は在職中から準備を。久々にみてドン引き

早期リタイア前後

退職の2年くらい前から準備していた「職務経歴書」。仕事の棚卸としてメモとして、何度も更新して備えていました。今回知り合いからオファーをもらい退職後ひさびさにみたそれはとても輝かしく立派な経歴が並ぶ、まぶしい一品。…ってこれ私か(驚!)

職務経歴書とは

自身が今まで経験した仕事内容や身につけた能力を記載した書類。企業が書類選考や面接の場で転職者を判断するためのもの。

いざ書こうと思っても忘れてしまうことも多いので、在職中から定期的に更新されることをおススメします。

見直しの背景

退職後に次の仕事のオファーを諸先輩からいただくケースがあるそうです。

私の場合もそれはありました。

とはいえ自分のペースでこれからの時間を使いたいし、そもそも仕事を探してない、まったりリタイアをしたい要素もある。

ありがたく頂いた話には勤務地が遠いなどを理由にご遠慮したものもあるのですが、1つおもしろそうなものがありました。

お世話になり今回お話を下さった先輩と一度お話することに。鞄の中に念のため(盛り上がった時のため)経歴書をしのばせていこうと見直しをしてみました。

基本的に「話を聞くだけ」というケースでは経歴書は不要ですが、自分が何をしていたか思い出すためにも(!)念には念をいれてしまう。悲しい”まじめ会社人間”の性なり。

こういうの、力入れてしまうので見直しには結構時間かかりましたわ。。

いまや遠い昔話・私の強みを厳選

今のまったり生活の前、在職中に棚卸しをしたものなので、こってりたっぷりやってきたことやスキルについて力強い表現が並んでいます。ほえぇ。。

退職前の自分はえらくできたやつだなと思わず他人事のようにとらえてしまい感心してしまうほど、今のまったり生活からは遠い昔の出来事。。退職して3か月でえらい変わりよう、望んだことなので当然のフェーズの変わりようです。

経歴の中から、つっこまれたら答えられない(詳しく覚えてない)エピソードや今後やりたくない分野のスキル・実績をざくざく削っていきあっさりした2枚ものに納めます。

<構成> WORDで作成した私のケース

  1. 記載日付と名前
  2. 職務要約
  3. 職務経歴
  4. 活かせる経験・知識・技術
  5. PCスキル/WEB関連技術
  6. 資格
  7. 語学レベル
  8. 特技、趣味
  9. ボランティア活動
  10. 人物
  11. 希望する職種、勤務形態(今回は記載しなかったけれど、正式に申し入れするのであれば必要)

5.以降は履歴書に書くことですが、特に用意するつもりがないのと、棚卸の意味でこちらにまとめてます。

雑談という名の…

かばんにひっそり新・経歴書を忍ばせて、いざ、指定のカフェへ。

年明けにサロンにいったばかりで白髪対策もばっちりです。見た目大事。

まずは相手のお話に全集中、 傾聴大事。どこが自分に合いそうなのか、薦めていただけたポイントを理解する。

…っと、イメトレができたところで、会うのはこれから。どうなりますことやら。

後日談 ★更新★

懐かしくもりあがる

お久しぶりのその方との再会で懐かしさもあり、楽しくお話をしてもりあがったのですが…。

どうも??

話をきいていると 私への権限のつきかたがおかしい。大きすぎる。老舗のxx業の社長の新しい事業を任せたいってこれは…?

技術面でもその市場もそんな詳しくないけれど

おそらくその人が知る私のド根性バイタリティを買われてるのと、多少前職の人脈も狙って、ということのように感じました。

ありがたいお話ではあったけれど

ああ、有難いお話ですが、その社長と一心同体でやれる体力も気力ももうないというのが正直なところ。
もう仕事に人生をささげる年齢でもないし、残念ながら熱意はもうないっす。60前だもの。

冗談抜きで”命を削る勢いで真摯に勤めてきたこと”の延長戦にいたくない。その社長という方のひととなりもわからないし、会ってみてくれと言われても、会ったらもう断れない、気がする。

まあ、向こうから断られないとも限りませんけども。

そんな考えが巡り、その場で「とてもおもしろそうで興味深いところもありましたが、今後、前職に関連する仕事をするつもりはないです」とお断りし

ました。
私のしょうもない社歴でも、JTCはJTC。30年以上積み上げてきたことは、みるところからみたら価値があるものなんだなという学びがありました。
そしてもうそれは卒業、忘却モードに入っていっているのです。60,70でもまだまだ現役感あったりどこかのお会社の役員になってばりばり活動されている方々を心の底から尊敬する次第です。

「できることとやりたいと思うことは違う」

期待をしていただけたことにお礼を言って、帰ってきました。

経歴書の紙は廃棄して、なんとなくデータで残しているけれど、今後もう出番はないでしょう。

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