リタイア後にやりたいことの1つだった「クラシックコンサートにいってみる」を年初に実現して以来、すっかり生の音楽に浸る心地よさ、魅力にはまっている日々。 チケットをとってひとりでさくっといく、大人の世界に踏み出してみました。それは素晴らしい世界。
反田恭平氏プロデュース・JNO Presentsリサイタルシリーズ
2021年にショパン国際ピアノコンクール第2位を受賞された反田氏が2019年に結成したJNO(ジャパン・ナショナル・オーケストラ)。同世代のソリストとしても活躍する実力派アーティストに声をかけ、~個性的でユニーク、そして何より一人一人が音楽を心から愛し楽しんでいるメンバーばかり~ (配布された広告より一部抜粋、編集)
こちらのツアー:オーボエ 浅原由香の世界 に浸ってまいりました。
Instagramで告知が流れてきたのが2日前で、すぐにeプラスの電子チケットをとって「さくっと」という表現がぴったりなアクションの速さでいってきました。
会場は奈良100年会館
JR奈良駅(2階)から連絡通路でそのまま会館にいけます。徒歩1分。体感です。
小雨模様の奈良、寒い。。 JR奈良駅で軽い迷子になって(!)カフェ難民にもなって(!!)、早めに会館にいってみると、館内にカフェはなかった……。
自動販売機やソファやいすはたくさんありました。とりあえず寒かったので開場までそこにすわって読書(Kindle)などでゆったり待ちます。
中ホール。木とガラスの美しいつくり。温かい。会場の後ろ(上)にもゆったりとした広いスペースがあって、椅子もたくさんあり天井が高くて落ち着く空間でした。何時間でも居れそう。
プログラム
J.C.バッハ オーボエ四重奏 B-dur W.B60 (ob.vn.va.vc.)
ブリテン 幻想曲 Op.2 (ob.vn.va.vc.)
モーツァルト オーボエ四重奏 F-dur K.370 (ob.vn.va.vc.)
ボッケリーニ オーボエ五重奏 G-dur No.1 G.431 (ob.2vns.va.vc.)
プロコフィエフ オーボエ五重奏 g-moll Op.39 (ob.cl.vn.va.cb.)
オーボエと言えばモーツァルト、くらいの”にわか知識”で行ってきたのですが2曲のブリテンの幻想曲と最後のプロコフィエフの五重奏、旋律が独特でオーボエとクラリネットのからみ、重厚で不穏な、特にプロコフィエフの鬱々としたロシアの作曲家の世界感に浸る楽しみを頂きました。表現が豊かで力強い、そして調和。
演奏者の浅原由香氏がプロコフィエフのお話を演奏前にしてくださいました。この五重奏、空中ブランコはサーカスを主題としたバレエのための曲であったということ、曲の表現についても丁寧に説明をいただきました。
このコンサートをするにあたって奏者間での意見交換がとても刺激になったことなど、こちらも若い方たちの息吹を感じられて、いっちょやったる!的なワクワク感をそのままいただいたように思います。
クラシックコンサート初年度、お次は
今回のコンサートチケットをとったあとチケットサイトをちら見して、いくつかチケットをゲットしました。先のお出かけの予定はその日まで過ごすことも含めてにやにやしますね。ああ楽しみ。
ドレスコードも特になく、お正月などではない限りカジュアルでよいと友人のアドバイスで一歩入れたクラシック鑑賞の世界。今回はニットのワンピースで行ってきましたが寒かったのでパンツ派も多くて、「音楽を楽しむ」とても貴重で心地よい時間を過ごせてふわふわとした気持ちで会場をあとにしました。
JR奈良駅直結の場所にBARがあって帰り寄りたかったのですが、次回におあずけ。日航ホテルなどもありこんどはカフェ&ごはん難民にならずに事前にリサーチしてから行こう。
さあ、楽しい音楽の時間デス♪
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