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【奈良】2023 正倉院展に今年も行ってきました

京都・奈良

もう、お宝ばっかりで目が肥えてかなわんわぁ (宮川左近ショーの暁師匠的なノリで…とマニアックなことを言ってみるw)

正倉院展

はい、言わずと知れた 約1300年前ほど前の天平時代からの聖武天皇の遺愛の品々。毎年何が出陳されるのか楽しみ。今年は琵琶と鏡が目玉のようで、両方とも夜光貝の細工がされています。。キレイ。

会場の奈良国立博物館へは、近鉄奈良駅から徒歩10分くらいでしょうか。11月初旬はまだ紅葉には早く、連日の秋晴れは心地よく、ちょっと暑いくらい。

チケットは日時指定

私は平日の12時のチケットを買って、12時20分ごろ行ってみました。おそらく40分くらいにいったらすんなり入れたかも、少し待ち時間のあと入場しました。

電子チケットも買えるようになったのがうれしい。スマホの電源さえ入っていればアプリから出せます。忘れ物の心配が一つ減った。

入場時に紙のチケットと交換してくれます。同日であればこれで重要文化財の「なら仏像館」にも入館できるのです。

美しい…なら仏像館。公式HPより画像お借りしました。

時間をずらせば混雑せずに入場できる

上にも書きましたが、例えば13時台のチケットだからと13時前から並ぶと、暑い中数十分並んで入場を待つことになります。13時台なら14時までに入ればよいので、13時30分以降を目指すと入場までの時間がかからないです。遅く入ったからといってみる時間が短くなるわけではないので、さくっとはいってじっくり観る、ができる。

また、一般のチケットは2000円のところ、夕方のレイト割は1500円と少しお安い。レイト割は月~木曜日は午後4時以降、金・土・日曜日、祝日は午後5時以降。レイト割は閉館時間も近いので時間をずらさずきっちり行った方がいいと思われます。

音声ガイドは借りる派

650円で音声ガイドを借りることができます。入り口はいってすぐのところで受付をされていて、こちらは現金のみ。前は音声のガイドで「琵琶の音」を聴けたりしたのですが、今年は(もしかして去年も??)琵琶の展示場所周辺でびよ~ん、ぼろ~ん、と琵琶の音が流れていて、天平へといざなわれました。音声ガイドでは胡弓などいろいろな楽器演奏を聴くこともできます。

興味のあるものだけさくっと観る派

ええ、もう毎年来ていますから、というテイで

例えば聖武天皇が着用されていた袈裟はくまなくみるけれど、包んでいた布や漆の箱はさくっとみて次へ。

今年個人的に良かったのは

  • じょうのうじゅしょくのけさ
  • とりくさきょうけちのびょうぶ
  • せいはんせきのべつごう(スッポン形のふたもの)
  • まんぱいのはっかくきょう
  • かえでおうぞめでんのそうの(螺鈿飾りの四絃琵琶)
  • へいでんはいのえんきょう(螺鈿飾りの鏡)
  • 犀角杯(水牛?のさかずき)
  • 良弁自ら署名した文書を含む「しょうそういんもんじょせいしゅう 第七巻」

などなど。さくっとみる派でも滞在時間は40分ほど。じっくりみると1時間越えますね。。

単眼鏡は持っていく派

細かな細工や紋様をみるのに、単眼鏡はかかせません。ガラスケースに食い入るように単眼鏡をもった同志がちらほら、いやわりと多くお目にかかりました。展示の近くには拡大図が貼りだされているので、そちらをみてまた展示物に戻る…などしていました。

特にチケットにも映っている「へいでんはいのえんきょう」は、夜光貝や琥珀のすきま間にエメラルドがちりばめられている…ってどれ??と拡大図展示をみてまた現品に戻って単眼鏡で見惚れるなどしていました。とても細かな細工。

来年は「お茶席」でお抹茶をいただきたい

出口(2階)から降りてくると、ミュージアムショップと「お茶席」があります。抹茶とおかしでほっこりできそうなのですが、これは来年のお楽しみにしておこう。紅葉を眺めて一服なんて通の過ごし方ですな。お着物姿の方々がお茶を点てて下さいます。

 ミュージアムショップは2か所

正倉院展をみた人だけの特設ショップが激混みで、レジが2か所しかなくて長蛇の列。ただし展示品はどれも素敵すぎるラインナップ。現金以外でも支払えるものも多々あって、私もIDで支払いましたが何人かはレジで「あれっ?〇〇はできない??」となってたので現金以外の方は事前に何が使えるか確認した方がいいかもしれません。

↓ オンラインショップもあります

去年オンラインショップ限定だった「琵琶のしおり」も激混みのショップで売ってました。

みなさんの爆買いっぷりに気圧されて(笑)

私の戦利品はこれ、靴下2足です。これで娘のと取り違えることもないだろう。赤は鳥、黒は琵琶の柄。あと1色、買わなかったけど水色がありました。1足850円なり。

もうひとつは地下1階にある博物館の常設のショップ。地下1階に下りて、会場を出た先にあります。会場を出ると再入場はできないので注意が必要ですが、ここにも正倉院展のグッズが一部売られています。

激混みだからといって地下のショップにいくと、正倉院展のものが思ったより少なく、お目当てのものが無かったりするので難しいところ。ちなみに私が買った靴下(上述)はここにもありました。。なんだ。。レジ空いてたのに、、とこれはもう運? ちなみに常設ショップなので正倉院展のグッズとはまた違う奈良らしいグッズ、お香や書籍、麻のエコバッグなどがあります。 両方のショップをのぞくのも楽しい。

地下1階ではショップ前にカフェがあるのですがこの日は激混み。すいてそうなお店へとコバラがすいた私が向かった先は…

寄り道は小さなカフェ、ドリンク ドランク

博物館からの帰途、近鉄奈良駅のほうに向かいつつちょっと逸れる。興福寺・猿沢池の方に歩いていくとある、スムージーのお店「ドリンクドランク」。観光客の多くは猿沢池前のスタバに吸い込まれていくので(笑)、もう少し進んでお店の前にフルーツがやまもり置いてあるのが目印のこじんまりしたこちらへ。あの有名なハイパーお餅つきの「中谷堂」の近くです。ここは季節のスムージーとパニーニのお店。コーヒーなどはありません。PayPayができるかどうかわからない(なにかQRコードはあったけれど)、いつもここでは現金で支払います。

この日は奈良と言えばの「柿」のスムージーとチキンとチーズのパニーニ。ドリンクのテイクアウト客が多く、店内はすいていてゆっくりできました。こじんまりしてて海外のひともちらほらこられるここのお店はわりとよく来る、お気に入りです。

やっぱり、着物でGO!

はい、2年連続着物チャレンジ。着付けに1時間奮闘。。タイムリミットを設けておいて、ダメならこれを着るというサブの洋服もスタンバイしてのチャレンジ。久しぶりの柔らか物は難しかったけれど、いつ着るのかなと思いながら買ってたレースの羽織の出番が来てよかった。25歳くらいの時に着たっきり、実に32年ぶりに出してきた懐かしの小紋。昨年買った博多帯といざいざ奈良。

もっと着物を着る機会を増やしていきたい。家に眠るたくさんの嫁入りに準備してもらった着物たち。さて練習あるのみ。

ちなみに、宮川左近ショウって?

小学生の頃でしたか、土曜のお昼に粉もん(お好み焼き、うどん、やきそばなど)を食べながらみるお笑い番組ですりこまれていく大阪人。懐かしい。かしまし娘も好きだけど、宮川左近ショー、今見ても面白い。芸能ですな。。

BAHO(CHARと石田長生さんユニット)と宮川左近ショウの暁師匠が共演されてるなんて知らなかった…YouTube楽し

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