
子育て期にやってよかったこと、やればよかったことを振り返ります
ポイント
- 妊活中は……保育園(送迎のしやすさ)、住環境(鍵っ子でも大丈夫そうか)を確認
- 小学校在学……学童にいつまで通わせるか。やった、やらせたかった習い事やその送迎ができる業者を探す
- 中学校・高校・大学……手が離れたようでもアドバイスは求められ、親子の関係性もかわってくる。キャリアのある女性だからこそできるアドバイス、そのあたりがわかってくるお年頃。
- 巣立ったあとの”からの巣症候群”の乗り切り方は……「自分ファースト」への回帰。ずっと後回しだった自分にお疲れ様を。
妊活中
結婚して、閑静な地域の賃貸に住んでいたのですが、妊活中に市役所に出向き、いくつかの保育園を教えていただいて1つ1つ見学に行きました。
一番自然がちかい、周りに緑が多いところの保育園に狙いを定めて、保育園から徒歩5分のところにお引越し。駅からもそこそこ近くの賃貸マンションへ内見もせず即決しました。
○:保育園と自宅が近い
△:保育園が自分が勤める会社に近い
自分の会社に近いところという選択肢もありましたが、よく考えると保育園の送迎(発熱時含め)がすべて自分にふりかかってくるのが難点。
在宅のお仕事や自宅と職場が近いと「あり」なのでしょうが、あえて、夫の協力も得るため保育園と自宅たちかいということを最優先にしました。
実際夫や両親にかなり頼ることになったのでうちのケースとしてはよい選択でした。
保育園の近くに引っ越ししたもののちょっと失敗したなと思ったのが住環境。マンションの前が国道で、かなりの交通量で車の行きかう音が夜も続く。病院も近かったので助かったと思いきや、夜中の救急車のサイレンの大音量もよろしくない。
そのせいかどうかわかりませんが、子供は少々ガサツな感じに育ってしまいました(育て方の問題w)。
できれば、
○:静かで交通量の少ないところ
がよいですね。。
小学校入学~
そんなわけで、小学校入学前に、閑静な住宅地に移り住むことにしました。ここから始まる住宅ローン。小学校校区でリセールバリューもありそうな物件。
見つけたのは、緑が多く公園も近くにあり、小規模の夏祭りなどもあって、閑静な住宅地の一角。こちらに引っ越してからは娘のがさつなところも多少落ち着いてきたようでした。夜もとても静かで親子ともどもよく眠れるように。
住環境って大事だなー。
△:学童に通わせる
これは△ですね、、保育園の最年長から、突然自分が最年少、しかもみたこともない6つ上の6年生のお兄ちゃんとかもいて、毎日恐怖で泣いていました。慣れもあるかなーと様子をみていたのですが、
うちの場合は、小学2年生から学童通いをやめました。理由は2つ。
- 集団下校もあったので安心していましたが冬場の下校=17時は暗い。学童から一人で帰ってくるときもあって安全面でかなり不安になりました。ちょうどご近所の同級生が数人いて、学童に寄らずに普通の時間に下校するほうが明るい時間だし安全かと判断しました。
- 下校後のお留守番対策は、携帯+ケーブルTV+猫。これはしょうがないです。お金で解決。
娘には帰宅後は近隣のお宅にいかず自宅にいることを約束させました。お友達の家にいかない・勝手に呼ばない。(親同士の連携も大事で、お呼ばれしていくときは事前・事後にお礼をかかさない。何かとお菓子なども常備)。
携帯を渡して、いつでも私に電話してきていいことにして(たまに仕事中にかかってきていたがそれくらいは出られる職場環境でもあった)、ケーブルTVでアニメも見放題。そして新たに猫を飼いました。
○:学校近隣の習い事(そろばん、習字、公文など)
子どもが興味を持った「バレエ」に同級生のお母さまに平日の送迎をしてもらい、土曜日は私が送迎。少額4年生ごろから私の勤め先の福利厚生で契約したところにお願いして、電車で2駅通うのに同行してもらい、徐々に一人で通えるようにしていきました。一人で通う初回は会社を早退して尾行(!)しました。
今となっては習わせたかったのは「そろばん・習字・公文」です。理系女子にしたかったのですが、かなわずでした。
中学・高校・大学で変わる親子の関係性
子育て後の「空(から)の巣 症候群」と抜け出し方
大学生にもなると、口うるさい親(私)とのちょっとしたバトルが日常に増えてきて、一人暮らしをしたいと言い出した子供。
定期代見合いとバイト代で賄えるという娘 vs 実際に計算書を出して無理だと迫る論破型の私
結局、物件の「希望条件リスト」を一緒にまとめて見学も一緒に行き、夢見る状態の子供と一緒に見学へ。夜の明かりや防犯面を徹底的にチェックする私、真剣です。
結果、お互いに譲るところは譲り、学生専門のマンションを契約。
この時、親=大人の存在を頼れるありがたいものと思ってくれたように感じました。やる時はやるんです、親ってもんは、、それと同時にもうしてあげられることがほとんどないことにも気づき、ついに子離れの時期を悟ります。
”空の巣(からのす)”症候群っていうのですね。
とはいえ、人生の先輩であることには変わりがないので、アドバイスを頼ってきたら全力サポートをしよう、してあげようと思うようになり、やっと私も「見守る」親としての悟りの域に達した?かも。
一人暮らしを始めてからも、「就活」のレポートや面談練習などで鬼指導としてサポートをする機会もあり、社会人となってからも何かと職業人の常識的な話をしたりといいかんじの親子の関係になったような気もしないでもない。
子育ては決断の連続、経験は何より得難い宝もの。
とはいえ、子育てで忙しくて自分のやりたいことができない!という時期に
○:「やりたいことリスト」を作っておく
例えば、社会人留学とか移住とか。新たな習い事や昔途中でやめてしまったことの再開など。
子育てを終えた今、自分で優先度を決められるリストがあると「空の巣症候群」からの立ち直りが早くなると思います。私は1年かかってしまいました。
そして、一番やりたかったこと=早期リタイアに踏み切りました。子供の為に働いていたわけではなかったけれど、体調ぎりぎりまで働くことからはもうリタイアしていいのではという気持ちになれました。
やりたいことを紙やスマホのメモに、思いついた時に書き出すことからやるだけでも楽しいので是非。
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