X世代のお墓事情、Z世代の結婚式に関する考え。我が家の場合。
お墓事情
夫の実家は先祖代々のお墓を長男が継承していくスタイル。夫は次男。なので代々のお墓には入らないんだなたぶん。ということで決めたお墓事情。
うちの場合は子どもは娘だけということもあって、一時はなぜか養子をとる話もでたりしたけれど(未だ謎)、この際、お墓は「ナシ」というか、大阪近辺で知らない人はいないかもの天王寺にある一心寺にお願いすることにしている。分骨もできるけど、ここだけで納骨をお願いすることもできる。戒名と遺骨をもっていって申し込む。大きな仏様=骨佛が年代ごとに並んでいて、該当の年代の佛に納骨される。宗派は問わない(一部除外はあるようです)。個々人のお墓はないけれど、一周忌・三回忌など都度お知らせがきて法要に出向く。永代供養も申し込め、数十万円ですべての段取りができたような記憶。
夫と娘も承知済み、ただ義両親にはするつもりはない。おそらく理解できない。卒倒するかもしれない、世代間のGAP。
昭和一桁生まれで代々のならわしをかなり重んじておられる環境からは想像できないと思うし、私か夫かどちらかが召される時、義両親はすでに…だと思うので知らぬがなんとやら。わざわざいう必要がない。
ここには私の母方の祖父母と父の分骨をしているので、たまに母とお参りする。
他にも樹木葬やダイヤモンド葬、散骨、宇宙葬…などなどもあるけれど、お墓というものはもう残すつもりがないのが私たちの考え。
夫の本家の墓(夫の兄が継ぐはず)と父の墓(私の兄弟が継ぐ)を将来どうするかはお任せしつつ、ご先祖様のお墓参りの帰省はします。母方のお墓は当主となった私と同じく50代のX世代が決めて数年前に墓じまい済み。いろんな考え方が「あり」の時代。
あと数年すれば似たようなところにシフトチェンジするお寺もでてくるとおもう。高野山とか一部で始まっているような。。期待。
結婚式事情
Z世代の娘は結婚式をするつもりはないという。
ひとそれぞれではあるけれど、結婚式、ないのね~。ちょっと寂しい。 母から譲り受けた留袖を着る機会がないのか… ← そこ?
「披露宴はしなくてもいいけど親戚への挨拶まわりはしてね、それと神前とかの結婚式自体はするよね?」と時々食い下がる私。
姪や甥を見渡しても、結婚式・披露宴をしそうな人がいない。およ。みんな自由でみんないい。結婚式にむけて親御さんのうれしたのしのブログを読むとちょっと羨ましいです。
どうも人にわざわざ集まってきてもらってセレモニカルな騒ぎをするのを好まないそう。お呼ばれするのもちょっと尻込み風。ふうん。
写真に残すくらいはしておいたらどうかなというのが人生の先輩である私からの懇願にも似たアドバイス。ドレスが似合う年齢のうちに映えた写真を残しておいた方がいいと思うんですけどね…そもそもそのアテがあるのかはしらんけど(笑)
パートナーがいてもセレモニーなし、いなくても、それはそれで またよしホトトギス。
セレモニーは最近しない人もちらほらいるようですが写真ビジネスは盛況のようで、結婚式場やホテル、時代を感じる建築物などで写真撮影の場を提供しているところもちらほら。
”映えビジネス”はなかなかに需要の伸びがあるようです。
個々人の価値観を尊重して自由にふるまえる時代
人に何か言われる、といったようなことを気にしないでいられる時代。個人主義バンザイ。
100年前どころか50年、いや20年前の慣習や常識も変わる昨今。父が亡くなった時はまだ50代で在職中だったこともあってお葬式からなにから大変・・で案の定おわってから寝込んだ母。そんな苦労はもうしなくてもよさそうな、最近は家族葬がスタンダード。十分だわ。
人からどう見えるか、○○家としてこれをしなくっちゃ…そんなこんながうすらいできたお年頃(50代)です。「世間体」なんて言葉が死後になるのかも。ソロ活上等。
購買意欲をそそる「高みえ(高価なモノに見える)」とか「幸せそうに見える○○」とか、「ワンランク上(なんの?)」とか、どうでもいい。
自分と違う価値観も「へーそうなんだね」とすなおにきけて楽しめれば。公序良俗に反してなければよしとするか…の練習中。
時々、「え?」と思うようなこともあるけれど、これも時代ですなと飲みこむ…練習中。
気に入ったものと・人と・場所で長くゴキゲンに暮らしていける、これ以上のことは望まないさ~。
↓ 令和の冠婚葬祭シリーズ
↓ Z世代の価値観、50代で逝ってしまった父
↓ 価値観の変わる本。納得したり、目からウロコだったり
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