スポンサーリンク

ひさびさハマったアメドラ・「グッドドクター」でポジティブな気持ちに

くらしの雑記

ドラマ「グッドドクター」を一気にシーズン1(全18話)見ました。アメリカンドラマのつくりは秀逸。

グッドドクター ~ 名医の条件 ~

オリジナルは韓国、日本とアメリカでリメイクされて、特にアメリカ版はシーズン6の放映まで決定したとか。 韓国版も日本版も見ていないのですが、アメリカのドラマあるあるで、脚本から撮影から演者の演技からどれをとっても素晴らしい。

ネットフリックス、アマゾンプライム、U-Next 等で 見ることができます。

カリフォルニア州のある病院、院長グラスマンは、自閉症だが天才的な記憶力と驚異的な空間認知能力を持つサヴァン症候群の青年ショーンを自らの病院に外科研修医として招く。だが院長の座を狙う外科部長マーカスなど理事会メンバーや多くのドクターは、ショーンが自閉症であること自体が患者に不安を与えたり、現場に混乱をもたらすと彼の勤務に反対する。それでもただ医師になるという一心で、ショーンは難病を抱える患者たちを次々と救い、院内で旋風を巻き起こしていく。

Amazonプライム 作品紹介より引用

さすがの多様性

医療ドラマは「ER」以来、かなりひさしぶりの私ですが、その登場人物の多様性と現代に合わせたストーリーはすごい。

■ほとんど有色人種

白人どこいったん?と思うほどの、アフリカ系、ヒスパニック系、アジア系のキャストがずらり。これは昨今の流れでしょうね。たまにでてくる金髪の人がちょっといじわるな人だったり。

要所要所の高いポジションにいるのが女性だったりするのもまた最近の傾向ですね。久しぶりにドラマをみてその変化が新鮮だった。

■多種多様なカップルと価値観

「夫はどこ?」というセリフで探すのは同性婚の相手だったり、子供を持つ持たないで価値観がすれ違うカップル、しかも社会的地位の高い女性が子供を作ることの難しさって今まだあるんだアメリカでも、、と思わされたり。

■認め合う社会

主人公は自閉症なのですが、それも1つの多様性とばかりに偏見を持つ人、理解する人、変化していく人が描かれています。本人も少しずつ変わっていくのですが、その演技がさすがにうまい。

実力を認め、悪いところ(失敗)を掘り下げて次に生かすなど、これは文化として当たり前になっているから、自然な形で描かれていて、そういう風土はなかなか日本に根付かなかったなと個人的感想。

■(おまけ)マッチョが多い

アメリカの男性は鍛えるのが常識?ってくらい胸板厚い人多いような気がする。やはり狩猟民族。筋肉があってなんぼなんでしょうか。

患者ファースト

ごく限られたものしか日本のドラマは見ないのですが、流し見していた(夫がみていた)「ドクターXシリーズ」ではなにやら対立して足を引っ張ったりする構図があまりみていて気持ちのいいものではなかった(私の個人的な感想です)。

対してこちらのドラマは対立していたはずなのに、実力を認めあったり、「プロの仕事をしてくれ」などとストレートにモノを言う。

法務における訴訟対応や寄付増額の為のVIP患者のケア、社会貢献アピールのための患者受け入れなど、あからさまだけど表裏がないのでさっぱりしています。

そして「患者ファースト」。どんな時も何が最適なのかをチームやスタッフ一丸となって対応するプロの集団というところがみていて気持ちいいです。

最新の技術?

心臓のムズカシイ手術をするのにVRを用いて医師がなんども手術のシミュレーションをしたり、

チタン製の大腿骨を3Dプリンターで制作して(しかも当日すぐに)、切断しなくてもよい治療をしたり、

現実にどこまで進んでいるのかはわかりませんが、みていてすごい時代だなとおもったり。

総じて ポジティブ

設定や脚本が素晴らしいものが多いアメリカンドラマ。とはいえ最近ハマるものがない感じ。

ここにきてなんとなく見た「グッドドクター」、面白かったです。「ER」もそうですが、患者に寄り添い、それぞれの人生が描かれるところが好きなのかも。

つらい宣告をすることもあるのですが、あくまで患者と家族 に寄り添って、その人の最善は何かを検討し尊重してくれる。そんな医療ドラマでした。

シーズン2以降もみるぞ!

 

コメント