バラはバラは♪ 美しく散るぅ…っとその前に「ローズウォーターづくり」にチャレンジしてみました。
ローズウォーターとは
バラから抽出された水分。その効能は、つけてよし(化粧水)、香りよし(鎮静)、お料理にもつかえるそうな。以下、キレイのレシピノートより抜粋。
ローズのエッセンシャルオイルの効能が期待できます。 ストレスをやわらげる効果や、年齢によって乱れがちになるホルモンバランスを整える効果、水分量と皮脂分泌を整えて肌を若々しく保つ効果などなど、クレオパトラにも愛されたバラの香りは、女性に嬉しい効果がいっぱいです。
先日、サンタマリアノヴェッラ のローズウォーターを使わせてもらう機会があってその香り高さにほれぼれ、きもちはふわふわ。Amazon他でも買えますが、自分で作る方法がありました。
ここは、お庭のバラたちをつかってつくってみよう!
作り方は4種類
こちらのサイト↓を参考に、私がチャレンジしたいのは3の「生の花びらを使う」。
- エッセンシャルオイルを使って作る
- 乾燥花びらを使って作る
- 生の花びらを使って作る ★★★
- すりつぶした花びらを使って作る
「生の花びら」を使ってつくってみた
参考サイト(スマホ)をみながらの作業。鍋にかける20分を入れても、全部で40分くらいの工程でした。
庭からいきのいい(香りの高い)バラを持ってくる。
2輪でよいようなので、今回は「ジュード ジ オブスキュア」と「ウォラトン オールドホール」どちらも淡く優しい黄色~かすかにオレンジ色で香りは強い。
種類は混ぜずに1種類がよいとのことだけれど、今日咲いていた香るバラがこの2輪だったのでお試し。
手前がジュード、後ろがウォラトンです。癒されるフルーツ香。かぐわしい…。
水ですすぐ。
薬剤散布をしていない我が家はさっと洗う程度で。キレイな厚みのある花びらの水気をとって。
小鍋に花びらを入れて水をそそぐ
何年も眠っていた「シラルガン」のポットを出してきました。ローズウォーター専用にしよ。水は蒸留水がいいそうなのですが、なければろ過した水を沸騰させてさましたものでもよいそうなのでうちでは後者を。ひたひたくらい入れる。
ウォッカ投入!
家にある、なかなか減らないお土産のウォッカを出してきて小さじ1投入!もうローズウォーター専用にしよ。
ウォッカを入れると日持ちがして、通常1週間のところ、もうすこしだけ持つようです。
蓋をして弱火で20分
はい、ことこと沸騰しないように見張ります。
この間にキッチンの掃除をしつつも鍋から遠くない距離で見守る。
蓋をあけるとほわっといい香り。
耐熱の保存瓶に漉し出す
自宅であまっているのがこれしかなかったガラスの密閉容器2つにざるで漉しだしてみました。
美しい黄色。
冷蔵庫で保存して1週間から10日の間に使い切る。小さな容器に入れて持ち歩きたいのでミニボトルを注文してみました。
ボトルが到着するまでの間こちら↓の容器がカラになったところなので、お湯で消毒して移してみました。美しい…。
お鍋に残った花びらは捨てますが、つかんだ手についたローズウォーターを顔にパタパタつけてみます。
生ぬるい…。けれどほんのり、よき香り!
用途いろいろ、香りのよいお化粧水として使う
自作なので当然ながら何の保存料も入っていない。ちょうど自然派化粧水に移行しようと考えていたところだったので、バラの季節は生の花びらで、香りのよいものは乾燥させておいておき、シーズンオフには乾燥した花びらで、ローズウォーター作りは時間のある私にぴったりかも。
香り高いバラは他にもいくつかあるので試してみよう。今回のものはあれだけの強香のバラでしたがローズウォーターにするとほんのり程度。それがまたよいの。どんだけ大量のバラをつかってるんだサンタマリアノヴェッラ…と思わなくもない(笑)。自家製ではこれで十分すぎます。乾燥させた花びらはお風呂にも使えますし。いろいろな品種でも楽しめそう。
毎日の庭仕事にもますます精がでるこの季節。毎朝様子が違う。いままでは花びらがしなびたり落ちるまで自然の姿として詫びを感じる(放置する)ことも多々ありましたが、いくつか咲いたものから少しいただいて、こんなに楽しめるなんて、ロザリアンには全然遠い私ですが、一歩楽しみの先に進めたかも。
↓写真手前は香りはそんなにない分見るだけになりますが一番好きな「ブラン ピエール ドゥ ロンサール」。2株あって今年もたわわです。日当たりの一番いいところに大鉢を移したのがよかった。毎朝早起きして小さいながらお庭にでてバラを愛でるのが楽しみな5月。
ことしのバラはよく咲いてます。水やり大事。



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