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40年もはいてるスカートと着物リメイク

くらしの雑記

母お手製のフレアスカートは40年経ったこの夏も現役。何かをさらっと生み出す人、器用な人は素晴らしい。

なぜはける?中学の時のスカート

私が中学生の時にさっと縫ってくれたスカートは、丈といい素材といい毎夏はいてかれこれ40年。

 

先日お出かけに履いていったら母は「覚えていない」とのこと。えええ。。。

◆生地は
ポリっぽくてさらさら。数千回の洗濯や乾燥機にも耐えていつもさらっさらで擦れているところがありません(たぶん)。光沢はもしかしてもっとあったかもしれない。

◆色柄は
ペイズリーでシックな黒と白とベージュなので、飽きない色合わせ。上は黒のニットよし、白でも茶でも、全然違うブルーとかでも大丈夫。

◆サイズは
中学の時はそれなりに細かった私ですが、出産後はあれよあれよと…。このスカートは安心の「ウエストゴム+ファスナー付き」。おそらくゴムが経年劣化で伸びている? 一度ゴム替えをしたっきりです。

何か他の用事をしている時のついでにさらっとミシン掛けをして縫ってくれた母のスカートをこんなに長い間愛用するなんて。渡してくれた時の会話も覚えています。

そして会社にも何度か着ていったことあります。黒の薄いジャケットやボウタイブラウスを合わせて。

リタイア後に迎えたこの夏のヘビロテ決定です。はいていると涼しい~。すぐに乾くところもナイス。

近頃は着物リメイクにいそしむ

80歳を越えて、なお針仕事は得意な昭和初期生まれの母。周りにも似たような趣味というか生活の一部としてリメイクを当たり前にする友人が多く、帰省するたびなにか作品ができています。

昨夏は京都の古着で買ってきた男物の夏の着物をひらくのを一緒に手伝って、その後数着作品をもらいました。ミシンを出してくるのが面倒で手縫いでざっと縫ったものもあります。すご。

器用な人のクリエイティビティ、尊敬します。(自分がやるとは言わない・言えない)

ほどいた着物は男物で、袂から煙草の葉らしき粉がでてきたりして。小さくてそのまま着たかったと思うほどの軽さとやわらかさ。母も生地に惚れて、シミや擦れや痛みがあってリメイク前提で買ってきたとのこと。ほどいたあと洗ったそうです。

母自身の着物にはハサミを入れず、お友達と数人でなんとか市でハギレなどを買ってきて、作ったものを見せ合うのがあの年代のおしゃれな日常。おそろしい目利き集団ですw。

↓リメイク作品。透け感のある麻の生地、めちゃくちゃ涼しいし肌触りがよい。

↓こちらは紬。スカート丈が長いのできちんと感があります。パールとあわせてお出かけできそう。ベルト通しや裾の裏地の処理など、つくりが丁寧すぎて、なんで遺伝子もらえてないのか私。

↓小物類。もらったものを旅行の時や普段の小物入れに使っています。

夏のお着物も魅力的ですが、こういうリメイクものをピリッと身に着けるのもいいですね。めざせ、樹木希林さん。


遺伝しなかった針仕事、器用さ

手先が不器用な私は針仕事は苦手、嫌いではないのですが仕上がりがキレイにできない。

リメイクする技術があれば、SDGsなライフスタイルには鬼に金棒だなと思いながら、私ができるのはぶきっちょながら「金継ぎ」をぽちぽち頑張るくらい。漆のかぶれがおちついてきたので続きをやるか~。

↓お裁縫道具だけかわいい

 

 

 

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