共働きのリタイア後は、家事シェア。補い合う暮らし。
あらゆる「ゴミ捨て」は夫
Z世代ではもはや当たり前になっているかもしれない、アラカンの夫婦の話です。
毎朝、ドラム式洗濯機に洗濯物をほうりこんでスイッチオン!が夫の日課。お昼過ぎに乾いたものを私が取り出すこともあるけれど、たたむのは夫の方が丁寧という…。
そして週に2回のゴミ捨て(回収ももちろん)から、不燃物、リサイクル、果ては大型ごみの持ち込みまで、リタイア後は100%夫の役割。たまに早起きした私が「やっとくよ」というと、「ありがとう」と返ってくる。私が現役で働いていた頃とは真逆で素晴らしー。
そもそものきっかけは夫のセミリタイア。会社を辞めて少しの間家にいる期間があり、その頃まだ私はフルタイムで仕事をしていたので見えてなかったいろいろな気づきがあったよう。
子育ては終わってしまったけれど、家事シェアはアラカンからでも決して遅くない。やれることから、次々やってもらってはや数年。まだ数年。
スーパー買い出し担当も夫
一緒に買い出しに出かけることも多いけれど、夫の休みの買い出し日に私の外出する用事と重なると、夫だけでサクッといってくれる。買ってきてほしいものをLINEで伝えておくと最近はもう間違わない(笑)。重い荷物を持ってくれるのもGOOD。お料理も積極的にするようになってるので私が2年前に入院したときもおおいに役に立ちました。
旬の野菜にも詳しくなるし、ゴミ袋や洗剤、シャンプーなどの補充の時期も気にするようになって、
ワンオペじゃないってこんなにもすばらしー、ラクチンなんですねぇ。
お料理も積極的、お皿洗いやシンク洗いもやってくれるので、たまの料理とスポンジの交換くらいが私の役目です。
コツは『1つやったら2つほめる』。育児と似てる…といいつつも実際はムズカシイ。
「さすが力仕事はあなたのほうが早いわぁ」とか「私ではここまでできなかったわ」とか、ひねり出す(笑)
多少あれっと思うところがあってもよいのです。人間だもの。自分で気づいて次第に改善していくのを見守る。
そしていま、私よりも夫の方がきっちりしてるというありさまです(笑)。
こんな日がくることを、子育てで疲弊していたあの頃の私に伝えてあげたい
夫が家事参加するようになってからは、ゴミ袋がない!とか しょうゆのストックが切れてる!という事態がない。在庫管理ってやつですね。
そして、株主優待やお祝い返礼に積極的に「お米」を選ぶようになった(笑)。生活感あふれてますね。
お風呂掃除はどちらともなく、寝る前もどちらともなく雨戸を閉めて戸締りを確認して、、トイレットペーパーの交換も、キッチンの浄水フィルターの交換も、私よりも先に気づいてくれたりなんかして、ズボラ嫁が浮き彫りです。。
ワンオペじゃないってすばらしー(2回目w)
ちなみになんで長きにわたるワンオペだったかというと、、
夫はまず激務。夜も遅いし朝も早く休日も電話がかかってきたら職場へGO。そしてそれ以上に、子供という「命はかなきもの」を第一優先にする脳にバージョンアップならず、たびたび預けてはあぶないことになりました。不注意というか、目を離してはいけないことの重大さへの理解がやっぱり母親の認識とは違う。これはしょうがないのかもしれない、と悟りワ―ママ・ワンオペ道にまい進しました。
幸いなことに私の勤め先ははやくからワークライフバランスに取り組んでいたこともあって、職場の理解とフォロー体制も充実(フォロー体制や無駄な仕事をやめたりと環境を作るのにかなりしんどい思いをしましたが)、早くから在宅勤務もできて、早退や休みもそう問題なくとれる状態になったのと、両家の親の助けがあったこととで乗り越えてきました。家事ですか?二の次三の次で最低限をするだけです(笑)。学校のことも習い事も受験もワンオペで奔走して、子育て中の子供と夫の写真はあっても、私の写真はほとんどありません。あっても髪は整っておらずほぼすっぴんさ。← 泣いてないよ、悔いもない、やりきった感だけ。
そんな子育てもおわり、いまやあれですよ、昔、絵本で読んだ「いつのまにか小人さんが細々家事をやっといてくれた」状態で、素直にありがたいと思う日々。
しごーと(家事)が すっき~♬
換気扇もお掃除いらずにしたし、トイレもアラウーノでお掃除カンタン、掃除機もスティックタイプで扱いやすい…。少しでもらくちんになる家電をとりいれていることも家事シェアのハードルを下げている。
そこにリタイアしたからって私の自由時間が家事で埋め尽くされるのは本末転倒。まったりするためのリタイアは家事シェアで成り立ってます。シェア??いや、いくぶん夫に傾斜しているような気もするけれど、こういうことをこなしているからこそ、義実家で義母の家のあれやこれやに「自ら気づく」ことができてるんやで、たぶん。
うちの親族にいわせると「長女気質」← 半笑いなのはなぜか?褒められてないのはわかる。
現役で働く友人に言わせると「趣味に高じて悠々自適」。そうかもしれない。ありがたくこれからの暮らしを一緒に。
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