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高橋一生さん主演「岸辺露伴は動かない」に浸る

舞台・芸術鑑賞

冬ごもり中、楽しみにしていたNHKの「岸辺露伴は動かない」。昨年に続き3話放送、の初日。脚本・音楽・演者・衣装の世界観が素晴らしい!NHKで3夜連続で浸るシアワセ。

岸辺露伴(きしべろはん)とは

言わずと知れた、荒木飛呂彦先生の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」からのスピンオフ。漫画家の岸辺露伴(露伴ちゃん)が主人公。

岸辺露伴は作品にリアリティを求め、性格は「大人げない」(笑)。そして特殊な能力を持っていて、登場人物もなにやら非日常。なんとも不可解な世界、ストーリーに引きずり込まれます。

アニメ版や原作漫画はわりとみる方でジョジョとともにこちらも大好きな作品。昨年高橋一生さん主演の実写版ドラマが3話放映され、続編を望んでいた一人としてこの日を待っていました。2話の森山未來さんがこれまた素晴らしかった。

何がそんなにひきつけるのか?

独特のストーリにはそこはかとなく「江戸川乱歩味」があるように感じる。「人間椅子」とか「パノラマ島奇談」のような。後味がちょっと、いやだいぶ残る。そんなことありえないでしょ?いや、、といったこのざらっとした感触が残る感じ。後味が癖になる感じ。

4話から

本日(12月27日)の放映は昨年から1年ぶりの4話「ザ・ラン」。走ることにとりつかれた男性の話。

走るのは笠松将さん、初めて拝見しましたがとてもよい”とりつかれっぷり”でございました。

5話、6話、そしてこれはもしかしてもっと続くのか?と楽しみになるくらい完成度が高い。

アニメ版とドラマ版

アニメ版は彩色もさながら、平衡感覚もちょっとおかしくなりそうな構図。(好きです)

ドラマ版はその独特の世界観を成立させていてかつ奇をてらいすぎず、原作に沿ったざらりとした味わい。特殊能力(スタンド)が控えめなのもいいですね。

ドラマをみてアニメを見直す、ドラマの前にアニメを見ておく。楽しいループ、冬ごもり万歳!です。

単発でもおもしろい、どはまりしてNetflixでアニメ版を見るもよし、昨年の分(1話~3話)はU-NEXTでもNHKオンデマンドでも観れます。NHKは今年の分も配信中。

↓高橋一生さんといえば「フェイクスピア」の舞台素晴らしかったです↓先日のWOWOW放映の際のインタビューもよかった。

 

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