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Z世代から「SNSがない世界でどうやって情報収集していたのか」きかれて遠い目…

舞台・芸術鑑賞

SNSもない時代に、どうやってエンタメ情報とか、興味のあることとかみつけられたん?だっけ?

それは何気ない会話

Z世代の娘に「どうして『攻殻機動隊』とか『AKIRA』 を観ようと思ったの?どこから情報を得て見つけたの??」ときかれました。はて?どうしてたっけ??

ええ、攻殻機動隊は初回の「GHOST IN THE SHELL」のことなんですけども…、1996年だったんですね。

なんだか最新作がでるらしく、この映画しかちゃんとみてない私ですが、

ネットの海は広大よ …まさに今そんな感じですね。

どうやって自分にぴんとくる作品をアンテナに引っ掛けてたんだろうか?

改めて考えると…ワカラナイ。どうだったっけ?

今ならネットの海から何かつかむと、次から次へと自分の興味のありそうなものがおすすめされてきたりして、YouTubeは見だすと止まらない時があります。NetflixもAmazonプライムもですね。

そんなのがない時代…

情報誌、かなあ。あと、ラジオ番組とか、感度のいい先輩や友達とか人づてに聞くとか。よく当時「宝島」読んでましたね。なつかしや。

タイパなんてない。数うってあてる。

◆掘る

好きなミュージシャン、その人が影響を受けた人や作家をしらべる、掘り進める。インタビュー記事とかみて、例えばローリングストーンズからBBキング、マディウォーターズにジェームスブラウンにアレサフランクリン。そこから映画「ブルースブラザーズ」へ。

◆宝島

中島らもさんを「宝島」で知って、出演番組でのぼやきや書籍などからランボーを知る。そしてドストエフスキー、カフカ…そしてクラシック音楽の世界にも。。めくるめくヨーロッパの歴史を知ることになる。

◆テレビ・漫画・ラジオ・人の影響

冒頭の「攻殻機動隊」も、アニメ「AKIRA」の音楽、芸能山城組つながりで、TVでの予告かなにかをみて、みつけたような。AKIRAは弟が漫画を買ってたんだっけか・・・。

あと、深夜番組もよく観てた。小劇場の演劇人が出演する「現代用語の基礎知識」だったか。夜中に大爆笑してた。生瀬勝久さん(当時の芸名はおげれつでかけないw)や古田新太さん、羽野晶紀さんや升毅さん、牧野エイミーさん。。懐かしや。

紆余曲折にあれこれ掘り進めていって、いいなと思うものをリピートしたりしてろ過していったような気がする。

そんなこんなで今、約60年もののオリジナル・アラカンができとります。

今となっては、深夜番組もラジオ番組も情報誌も全部ネットに置き換えられた感じなのかな。

テレビや家族や友達・先輩・サークルという限られた情報源が、どーんとひろがったネットの海になって。好きなところに気が済むまで潜ればいい。どっこい紙の本(読書)も根強く残ってる。必要なモノだけが残るのは世の常。

あと数十年もしたら「ネットであふれかえる情報からどうやってこの作品をみつけられたん??」になるかもね(笑)。さて、何が残っていますやら。

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