早期リタイアしてまる3年がたちました。なんとも穏やかな日々。ひとそれぞれの選択とその先。
この3年
50代半ばで長年勤めたJTCで募集のあった早期退職制度に応募して。
リタイア生活をはじめてからまる3年がたちました。
退職してからやりたかったことはすぐに行動し達成しました。


住宅ローンを完済して、マネープランも計画通りに実行中。あとは観劇、能狂言、WEBデザインのリスキリング、着物再開、クラシック入門、etc.その後も「思い立ったが吉日」ペースで続行中です。
新たになにか始めることもできたのですが、
退職後の最初の市の健康診断で病気がみつかり、結局この3年のうちの2年ほどは手術入院通院もろもろといった闘病に費やしてしまいました。リタイアあるあるでしょうか。気のゆるみ?
まあゆっくりせよということだねと
あいた時間に家の整理など断捨離にはげみ身の回りを一新させたりしてすっきりさっぱり。
そしてこれから先の「健康」にかなり重きをおく食生活を送ることに。
食生活はペスカタリアン
闘病生活も終わり、2年検診を無事パスして今年の健康診断もクリアして、ひとくぎり。
そして、思うところあって1か月前からペスカタリアン食といってお肉をやめる生活をはじめました。
鶏、豚、牛などはNGで、乳製品や卵、魚介類はOKというものです。
朝のヨーグルト食は変えていないし、昼は家でひとりなので野菜&全粒粉のパンやひとりお好み焼き(イカ玉)か和定食、夜は私が作っても夫が作っても魚メイン。
鍋をふたつ用意して片方に鶏をいれ家族用と分けて根菜と厚揚げの煮物を作ったりしてます。
はじめて1か月しかたっていませんが「野菜がおいしい」。これにつきます。なす、かぼちゃ、きのこ類にさつまいも。大根のサラダ、なにかとシソ。根菜とひじきの炊き込みご飯にシソを入れたごはんはこの夏いちの人気メニューになりました。
そしてなんだか「決断が鈍らない」。年齢のせいかもしれませんが、いい/よくない、やる/やらないの判断が早く、鋭くなったような、気がする。
それもまたよし。流れに身をゆだねるのだ。
人づきあい・憧れか類友か
心地よいおつきあい
退職すると人付き合いといいますか、「ないな…」と思う人と話す機会が激減する。
家族や親せき、ご近所の方に恵まれていることもあって、ストレスのかかるコミュニケーションがほぼ、ないのがありがたい。
話したい人、つきあいたい人とつながりをもって。
どうやら私が好きな人、付き合いを続けている人は「品性があって」「素直で」「前向きな人」。
自分もそうなりたい、その「類友」に入れて欲しい。入りたい。なので惹かれるようです。
新しい出会いに恵まれたここ最近を含めて「褒め上手でポジティブな努力家」という素敵なお手本の方々がいて、特に私にない「品性」を磨くため「微笑みを絶やさずいらぬ発言をしない」修行中です。何を言うかは知性、何を言わないかは品性。← ここのところ言い聞かせてるコトバ。
穏やかな気持ちの毎日
そんなこんなのここ3年を思うと、
総じて穏やかに(闘病中も前向きになれた)毎日が過ぎて、あの時早期退職してまったりリタイア生活を選択してよかった。
現役でばりばり働く元同僚もまぶしいけれど、早期退職していなければ重症化していたかもしれない。私の場合は早期退職=病の早期発見という最適解をひいたと思う。夫の「強い気持ちで乗り越えよう」に支えられた日々。ツヨイキモチ・トテモダイジ。
そして、ほんのひとあしお先に「今を楽しむ」まったりリタイア・セカンドライフへ。
さて、今年の秋のイベントも盛りだくさんのリタイア4年生、もうすっかり隠居の民。これまでを振り返るよりも、今とこれから先のことを楽しんでいくスタイルで。リタイア後始めた「チェロ」もますます楽しく、奏でる喜びがレッスンごとに増します。


終活もぼちぼち終わりがみえてきて、あとは楽しむぞ
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