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10年ぶりの着物 ”再”デビュー顛末記

京都・奈良

ぐずぐずと先延ばしにしてきた「着物でお出かけ」。ひょんなことから丸一日のお出かけにいきなりの再デビューを果たしました。いきなり15時間着っぱなし、21時まで屋外はきつかったけど、これでもう少しも怖くないわ♪

ブラウスが届かなくて、着物の出番

うっかりインスタで注文した素敵なブラウスが全然待てど暮らせど届かない。ああ、もう間に合わない。明日、奈良の春日大社と興福寺で能があるのに。

ここはもしかして「着物でお出かけ」の機会なのでは?と思い立ち、

夕方あたりから着物の箪笥をごそごそしだしました。

帯これでいいのかな、、、暑いしもうちょっと涼し気な白っぽいやつ…。
そこから着物用の下着や足袋など小物をだしてきて着付け練習。2回、いや帯は3回やったかも。

たとう紙がかさなってわちゃわちゃしてきた。帯は写真とは別の塩瀬の唐子柄で。

着物

結局、袷は暑いかと思いきや、当日は夜遅くまで屋外だったのでこれでも寒かった。
日中は暑かった…。この季節あるある。

当日、出かける時間から逆算して5時半起き

8時10分に家をでる、リミットは7時30分。それまでに着れなかったら諦めてプランBの洋服を着る。

結局、朝5時半に起きて身支度、お化粧、ヘアスタイルセットをこなし、出発の1時間前には身支度ができて…すでにどっと疲れている。

思わぬ伏兵、草履の経年劣化

当日はバス→駅→近鉄奈良駅から40分歩いて1つめの用事(能)春日大社へ。
15分ほど立ったまま並んで待ち、入場後席に座ります。この椅子がとてもちいさな椅子でコケそうなくらい狭い、1時間座ってふらふらになりつつも能(翁)のすばらしさに見とれる。

その後、また30分ほど歩いて、猿沢池近くのカフェランチを目論みます。

…とそこで突然、草履の底がはずれるという大ハプニングが起きます。えぇぇもう倒れそう…。

どうやら古い草履のゴム底と草履をつないでいる間に参道の砂利が入ってしまって、止めていたコの字のくぎが抜けたようです。

道端でコンコンとくぎを差し込みながら歩くこと3,4回。やっとのことでカフェにつきしばし放心。。。

カフェランチ後は2つめの用事、興福寺会館での能入門講座にいかねばならぬ身。屋内かつ背もたれのある椅子のありがたいこと。

そしてその次のイベント、興福寺の能まで2時間ほどフリータイムがあることがわかり、チャンス!

興福寺からほど近い小西さくら通りにある「リサイクル着物 さくら」さんへ。無事に小地谷縮の草履を1足お見立ていただきました。3,300円なり。助かりました…。

買った草履をはいて、小西さくら通りにある「ロクメイカフェ」のすみっこでしばし幽体離脱。。。めくれない草履、素敵。

お店(さくら)の方曰く「昔の古い草履の底のゴムが劣化したら、もうそれは直すよりも買い替え推奨。むかしながらのものと違って今の草履はかなり履きやすいです」とのアドバイス。ごもっとも。手元の草履はすべて20年物ですもの、そりゃー劣化してます。帰宅したら古いやつ全部捨てよう。おいてたって履けない&はがれる可能性。

↑底が開いて「こんにちは」しているゴム底。かなしや。

軽い足取りで薪御能へ

3つめの用事(能。興福寺)へ。やっと落ち着いて観れそうです。

入門講座を受けた人用に確保された席は東の席の前の方。春日大社ではおそれおおくも一番前でとても細かいところまでみせていただけたので今度は薪の炎ゆらめく舞台を東側から堪能します。

前方の椅子がまた低めだったので、後方のパイプ椅子のお席に移っていいかを確認して移動しました。あまり混んでなくてパイプ席はちらほら空きがあって背もたれがあってラク。

興福寺では3時間もの演能(葛城・狂言/飛越・鵜飼)だったので、背もたれ助かりました。日が暮れてきてかなり冷えてきたのですが、着物って汗はすってくれるし多少の寒さもいける。首の後ろが少し冷えましたがストールでなんとか。演目に集中できて、幽玄の時間に没頭。

終わったのが20時40分くらい、駅に着いたのが21時くらい。

朝6時半から15時間着物を着続けて。汗をかいたり、寒かったり。よれよれで帰宅。総じて、楽しかった!

今後の宿題

さて、翌日は体のあちこちが痛い。
背中、みぞおち、足のつけね、太ももの外側。あと両脇。力を入れていたところが全部痛い。一日中リキんでたからですね。。そんなこんなでお恥ずかしい強行着物デビューのあとは、数時間程度のお出かけなら全然いけそう。

これから単衣のシーズン、単衣は訪問着だけなので、これから紬系を足していって楽しみたい。

↓ 薪御能の詳細はこちら

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