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50代夫婦の会話:タブーを手放す

くらしの雑記
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お金の話も、自分や親兄弟に何かあった時にどうするかも、あっけらかんと。

義父の葬儀を終えて

事前に決めていたこと、手続きを託す人。予想外の突発的なことに誰がどう対応するか。てきぱきできるか。

今回の義父の葬儀で、どうも夫(息子)は思うところがあったよう。

葬儀の後、よくする夫婦の会話に、これまでタブーみたいになっていたこともむしろ積極的に話すようになりました。

お金のこと

夫の銀行口座がどこか。もしもの時にどうやって引き出すかが明確になりました。今までなにもしらんかった。残高はあてにしたくないので聞かないけれど、暗証番号ゲット(笑)。私の分は早期退職した時に共有済み、詳しくはエンディングノートを見てといいながらも改めて相互共有。

今年から新NISAが始まったこともあって、証券口座と投資傾向や保有株・ETFについても話す。今まではお互いどの銘柄を買っているかは内緒だったけれど、このところの相場のあげの勢いにのっかって、初めてシェアしてみました。保有残高は今後の増減も鑑みて?少な目に申告(笑)。お互いが持っている銘柄があがると「ええやん、あがっとるがな」な晩酌タイム。私はお茶ですが。

そして保険。何度か説明しているけれど改めてどの保険にどれだけはいっていて、どういう時にどれくらい出るかを、何度も行ってますが今一度のリマインド。以前から作っているExcel表をアウトプットした紙、証書とともにはいっているファイルを見せて、葬儀代くらいは出ますよ、と。今回葬儀にかかる具体的な金額をみたので、リアルに腑に落ちたようです。

年金も。ダブルインカムでやってきたので、どちらかが65歳までに召されたら、相手の分の年金(遺族年金なんかな)がいくぶんかもらえる。いまいちど、想定している60代、年金生活前後の生活費や、もしもの資金について、何度も話題にのぼらせるようにする。何回も言ってるけど聞いてるんかな、、、いや言い忘れていることもあるんかな、、じいさんや、、どうやったかのう、、な時間。

これからも何度か確認しあって、お互いの「もしも」に備えよう。

その時まで覚えてるかな…なんやったかいな??どこやったかいな??

もしものアクション

死後の手続きで7日以内にすること、14日以内にすること、業者にお願いできること、もっとあとでいいこと。

今回の手続きで必要なものを義母と確認し整理したこともあって、「私たちバージョン」をシミュレーション。各市のHPに手順が掲載されていることも多い、その時の手続き。必要な書類(マイナンバーカード、通帳、年金手帳(不要なことも)、固定資産支払いの領収書や保険証書など)。どこにあるかわかってるんかいな夫。。言えてるんかな私。

いつまでに・何の手続きを・どの書類をもって・どこに届け出て・そのあとの手続きはなにか

調べたことを自分の手帳に書いたものと、今回のやることリストをすりあわせる。

義母の家で、手続きに必要なあれやこれやを出してきてもらい、付箋をはってひとつひとつ「○○の手続きに必要」と、わかるように整理してきた。市によって多少違いはあるしこれから先もっと手続きが簡略化されるだろうから、まあ、、機会があるたびにアップデートする感じかなと。

ちなみに葬儀から2週間たって、急ぐことはほぼ終わり。今は「”あとでいいこと”の手続きや順番、どれからやるんだっけかな。」なステイタス。

まず保険金の手続きにはいってます。※故人の除籍謄本は死亡の届け出後1週間くらいかかる。これは生命保険などの手続きに必要。

そしてあとでいいとおもっていた「土地などの名義変更」。これはもういまやらなくてもと私の親族の事例を参考にしてもらっていたのだけれど、、調べてびっくり ↓↓

変更点:相続登記の義務化

2024年4月から、相続の登記が義務化されるそう。

あら~、これまでは放置しておけたので、義母の時に考えたらいいかとそれこそ縁起でもない話をしていたのですが、どうもそうもいかないよう。

今回の役所手続きを一元してやってるのは別の兄弟ですが、事前に知っておくに越したことはないですね。手続きの数と期限を全体像でみて心づもりをしておけば、いちいち慌てなくて済むというものですな。

義母の一人暮らしの困りごとについて

義父亡き後の義母の生活をどうフォローするのかという避けてきた話題がリアルにせまってきて

ぽつぽつ、今は会話レベル。その界隈で一人暮らしの未亡人老人が20名以上おられるので、帰省の頻度をあげつつ、必要なことをみていくことに。

  • 防 犯 :防犯の効果の高いインターホンをつける。録画タイプ。
  • 防 犯 :ソーラー充電ができる、人感センサーライトを取り付ける。電池交換不要、ノーメンテに限る。

  • 転倒防止:段差のあるところに何か工夫をする。最初は土間。手すりのあるステップを。※これは高さが合わなくてあとで一段のものに買い替えました。計測大事。

帰省の頻度を上げて顔を合わせる機会を増やしつつ、義母がどうしたいのかを優先して考えて、少しは恩返しを、夫の親孝行のお手伝いをば。

8050ならぬ、9060問題

義母が80代後半、息子3人は50代と60代。力仕事も限界が近い、自らの老後にも片足を突っ込んで健康不安もないとはいえない息子たち。そしてそれぞれの嫁(私とか)の老親もいる。

親より先に逝かないように、順番守って送り出す。そんな話もストレートにできるようになったことで晩酌が進む気負わずにいれて、ノーストレスな夫婦の会話。

言いたいことも言えないなんてことがもうない。不安なことがひとつひとつほぐれて一緒に考える、老後直前のシニア夫婦の大切な時間なんだなきっと。

私がリタイア、夫がセミリタイアで子育ても終わって、「やらねば」が少ない、ストレスが少ない生活を送っているからこそできること。健康大事。フットワーク大事。体と頭が動くうちにできることをやっておく。

あとは、うちのもしもの書類関連の場所を、毎年の防災訓練のように確認せねば。指さし確認!

「覚えておく」なんてことは絶対に無理なので、エンディングノートに場所の追記がいるものを書いておかねば。

【終活】まさかに備えるエンディングノート・3回目の正直
50代にして3冊目の書き直し。今度こそ最終・保存版。
【防犯】敵もさるもの?謎の訪問者がこなくなった件
インターホンを「録画タイプ」に変えたら、なんと快適なことがまたひとつ
50代夫婦の会話・「さっきも言ったよね」をやめてみる
ここ数年、夫がおなじ話を何度もするな~と思っていたら、娘から「お母さんもだよ」と指摘をいただきました。。。 そうなん!?指摘する代わりに、違う返事をするようにしてみました。
50代夫婦の会話・「〇〇はいつだっけ?」をなくす
「〇〇にでかけるのいつだったっけ?」な夫婦の会話をミニマムにして”見える化“するのに壁掛けカレンダーを少し工夫して使っています。相手の予定までは自分の手帳に書いていないので、帰省や観劇のチケットを取る日を決めたり、いろいろ役立ちます。
50代夫婦の会話・加速する物忘れ?
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