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自分より長生きするものは買わない

くらしの雑記

お買い物ではもうテンションがあがらぬお年頃。リタイアしたからなのか、年齢的に必要なモノはもう揃っているからか。それでも何か買おうとしたときによぎるのは「それは自分よりも長生きするか?」

自分よりも長生きするのものは買わない

↑友人の言葉が刺さります。買わないというよりも、もったいなくて買えない。

所有することで満足感を得られる時代はもう過ぎて、これから先何かを買う機会は減ってくる。大きな出費もほぼ終わり、老後生活とリフォームくらい。それも必要経費だと思うとそんなにテンションも上がらない。

こまごま生活に必要ものを「補充」するけれど、何かを吟味してわざわざ「買う」ようなイベントはもうなさそう。「買う」行為にさほど時間がかからない、淡々と補充する作業。

何かを買おうとするとき、健康寿命が75歳としてあと20年、使い果たせるかを考えると、そうそうオオモノを「買う」ことはもうなさそう。

バッグや服は使い倒して、今あるもので。使えるものが残れば娘が使うだろうけれど、自分が使い倒すことが大前提なのでもう今から新しく買おうとは思わない。

むしろ手持ちのカバンをさらに断捨離して、手提げなど、肩にかけられないもの、ただ重くて肩が凝るものは手放していきます。ノーモア・激重バッグ。

置物系はミニマムにしているし、お正月飾りなど季節の飾り物も、今あるものだけ。着物もあるものを着る。

買うよりも手放す方がテンションがあがるお年頃

ものがありすぎる時代、あるものを工夫して使い切る。あるいは手放してスッキリする。

こちらの方がこれからの私のライフスタイルに合っているようです。

普段から必要なモノと不要なモノを見極める力を身に着けておくことで、これから先、親世代から譲り受けるものも(失礼ながら)断捨離眼で即決・吟味。

そうして好きなモノだけに囲まれて暮らすのはとても豊かな時間の過ごし方。身の回りに不要なモノや気に入らないものがない世界までもうすぐ。

おまけ・一周まわるトレンド

先日、「ものすごく昭和感あふれる柄のスカーフ」を娘が実家でもらってきて、私目線では絶対いらないのですが、娘目線では「祖母の時代のスカーフ」は一周まわっておしゃれだそう。

ふうん、そういうものですかね。

無理になんでも処分するのではなく、自分で気に入っているものを残しておくと、使い切ったあと孫が気に入るかも。そんな循環も楽しみたいですね。

そういえば私も母親の若い頃のワンピースを自分でリフォームしたり、伯母のファーコートを百貨店のリフォーム店に出して時々着ています。受け継いで活用するのもよいですね。

衣・食・住。 新しく買うよりも今あるものを使って工夫することを楽しむ豊かな生活へ、LIFE SHIFT。


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