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観光地で。迷子のポーリッシュ

くらしの雑記

海外からの観光客に道を訊かれることも減りましたが…。

ごったがえす奈良で

若草山近くのカフェでの女子会帰り、寄り道をしながら近鉄奈良駅に向かってひとりぽつぽつ歩いていたら、向こうからこちらをみている大柄の観光客と思しき男性が近づいてくる。

スマホの画面を見せてくるのでなにかとおもって一瞬構えつつ、近寄ってみてみたら

「私はポーランド人で迷子になってしまったのでxxx-xxx-xxxxの山田(仮名)に連絡をしてください」といったようなことが日本語で書かれた紙を写真にとったものをみせてくれました。

ほうほう。その日は日曜日で、奈良公園の近くの道を歩いているのは海外からの観光客が100%近い。日本人どこいった…?! ほとんどこのあたりは車移動なのだろうか。混み合う鹿がいる方と反対の県庁側を歩いていたのですがそういえば日本人歩いていない。

なんで私が日本人ってわかったんかな。。と自分をみると

  • この暑いのにマスクをしている(もうすぐ電車に乗るから装着してた)
  • 小雨なのに”ちゃんとした傘(ビニール傘じゃなくて)”を持ってる
  • 鹿に目もくれずもくもくと歩いている

このあたりだろうか。

「電話しますね!」「OK, I’ll call him soon!」 … 不思議な顔をしている、、え、、

とりあえずスマホを出してきてスピーカー設定にして、一緒に番号を確認しながら電話をかけると、留守番電話につながったので

「迷子のポーリッシュをお預かりしています。少し時間があるので一緒に待っているのでコールバックお願いします」とメッセージをいれて、

「Hi is busy now, we’ll try to call again!」と決め顔(笑顔)で行ってみたのですがまたまた不思議な顔、、もしかしてポーランド語のみなのかしらん。。つらい。

ホテルや今日の日程表など、何か持ってないかきいても、伝わってない感がすごい。。

とにかく、やることは電話。何度も電話して、やっとそのガイドらしき男性とつながり、いうことにゃ

山田:「その方、日本語も英語もだめなんですー」

私:「そのようですね…」

山田:「そこどこですか? ここはxxxxです」

私:「あ。近いです300メートルくらい駅の方のxxxです」

山田:「動かないでください、すぐいきます!」

ポーリッシュ:「????????」(スピーカーに向かってなにか言ってる)

山田:「OKOK!」  ← ほんま?

それから、待つ間Google翻訳で「彼はすぐきます」をポーランド語に翻訳した画面をみせて…。それでも不思議な顔。え、、Google通じてる??の?

それから3分くらいで、向こうから山田さんとおぼしき人と数人の団体が手を振りながら来るのがみえた時、やっとその方は和らかい笑顔になって、大きな声で「おぉーいこっちこっち(的なことを言って)手を振り、私に振り返り笑顔でなにやらお礼らしきことを言って、私もガイドさんとその方に手を振って帰宅の途についたのでした。

不思議な顔=不安 だったのかな。 笑顔になってよかった。楽しい旅行でありますように。

おそらく鹿に見とれてたらはぐれたと想像。。ガイドさんの紙があってよかった、紙を写したスマホの充電が残っててよかった。

Google会話がちゃんとできたら、待つ間もっと今回の旅の話やポーランドの陶器やバレーボール(男子バレーはポーランドの世界ランキング1位)の話なんかをしたかったけれど、まあすぐに旅のお仲間がきたことだし、その方もほっとしたようで、雨も降ってない時だったのでおそらく冷えたり暑かったりしなかったようでよかったよかった。言葉が通じないってなかなかに不便だけれど、まあ身振り手振りでもまだいける、なんとななるにはなったな、という出来事でした。

道を訊かれることはすごく減った

団体さんが多いから?小グループでも ガイドさんがきちんとついて案内しているから?

いやいや

Googleはじめデジタル機器の性能があがっているから+案内ガイド(人も看板も)が多くなった、この2つが大きいと思う。

海外の観光客の方から道を訊かれることがかなり減った観光地。

奈良で京都でも大阪でも。よく奈良から西大寺で乗り換えて京都に行けるな。。よく京都で乗り換えて嵐山までいけるな。。はるかやラピートの予約やなんばからの空港急行に間違えずに乗れるな。。道に迷わないだけでなく、電車使いもお上手です。

これから蒸し暑い観光地。海や山も人がいっぱいだろうな。。どなたさまもよい旅を。

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