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岡山・林原美術館で紫式部らの「歌心」にふれる

くらしの雑記

少し肌寒い日の観光は美術館(屋内)に限る

岡山プチ観光とは

倉敷までは足を伸ばさず、岡山駅周辺での限られた時間での観光と言えば、後楽園や岡山城(烏城)。あるいは竹久夢二美術館あたりでしょうか。

私と母が訪れた日は少し肌寒く風も強かったので、到着してからのランチタイムに作戦会議。花の時期にも少し早かったこともあり後楽園などの屋外の観光は断念して、どこか美術館+近くの温泉に行くことにしました。

事前にいくつか調べていて、少しタイミングが早ければ県立美術館であの「鬼滅の刃」の原作原画展や刀剣に関する展示があったのですが、終わってしまってた。。。残念。

林原美術館で和歌にふれる

そこで、後楽園や烏城の近くにある、建物がすでに素敵な和の世界、訪れてみたかった

「林原美術館」へ。

ちょうど今の大河「光る君へ」とぴったりの「歌心  古典文学と和歌のしらべ」展が開催中です。

2024年2月3日~3月31日まで。大人500円。

「歌心」とは、和歌の心得や素養、内容の理解だけではなく、和歌を詠むときの風流な気持ち、その「心」を表現した言葉です。五・七・五・七・七の限られた韻律(リズム)の中で、多くを語らず、より洗練された言葉をもって構成された和歌。平安時代の文学作品においては、人物が抱える光と闇、心の移り変わりを和歌で見事に表現しており、人間模様の機微や感情を伝える文法技術が凝縮された読み物として、当時から高い評価を得ていました。
本展では、『源氏物語』の屏風絵や紫式部の詠歌を記した手鑑のほか、『栄花物語』、『大和物語』など古典文学を書写した藩主自筆の書物や和歌資料をご紹介します。

絵と歌(読めない草書?の美しい藩主の字体)に訳を添えて。大きな屏風の前には椅子もあり、じっくりと30~40分ほど見てまわる。

チラシに紫式部と清少納言、今回の大河で初めて覚えた赤染衛門。藤原公任の姿を描いた絵と歌もありました。柿本人麻呂とあと2名(失念)のお人形や、源氏物語の夕霧がテーマの唐織のお着物の展示など、ひとつひとつの解説をじっくり読みこむとすべてまわるのに1時間以上かかりそうな充実の展示でございました。

開催終了してしまったけれど、2月のはじめには「京ことばできく 源氏物語の世界」というイベントがあったようです。そうよねぇ。京ことばで聞きたいよねぇ、大河ではかなわなそうねぇ。

ミュージアムショップというべきか少しグッズが置いてあるスペースには、平家関連のものも置いてました。那須与一ボールペン。いいかも。少し悩んで今回は見送り。

あれこれ選ぶ私を横目に母は「源氏派」で私が「平家派」というのが今回わかりました。そうですかそれでボールペンを選ぶ私に冷めた目を。

広い庭を眺めるロビーの片隅には紫式部と光源氏?の顔をはめる看板もあって、お庭とそれを眺める椅子もたくさん。刀鍛冶のビデオ解説もあり、館内はこぢんまりしているもののひとつひとつが充実していてゆったりとした時間を過ごせた美術館でした。

今後は能装束の展示が予定されていて、お近くの方が羨ましい。

館内はバリアフリー、一部ロビーに段差あり。入り口は階段とスロープあり。母の膝にも優しい美術館でした。

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