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アリのように働き、キリギリスのようなリタイアライフを

くらしの雑記

小さい頃に触れた昔話。心に刻まれているお話。

アリとキリギリス

読書は昔から好きで、大人になってもよく思い起こすのが「アリとキリギリス」。

イソップ物語のそれは、働きどおしのアリと音楽を楽しんで働かないキリギリスの対比。冬になって餌がなくなったキリギリスがアリに食べ物をくれないかと頼むのですが、アリは冷たく「私が働いていた時あなた遊んでましたよね?」と見放してキリギリスは死んでしまいます。最後の下りはいろいろなパターンがあるようですが。

「働かないと生きていけない」

という教訓は深く私の心に刻まれて、楽しむよりも社畜会社生活を30年以上送ってしまった…は言い過ぎか。

会社生活はもちろん楽しいお仕事も多くあったけれど、はっちゃけている人を見て羨ましかったものの、そこまでできない ← トラウマか…。

今もまじめにリタイア生活を送ってしまう。なにかこう、はっちゃけきれてないような。

なかなかぬぐえない価値観はここからきているなと時々思う。

いやもうリタイアしてるんだし、キリギリス生活をエンジョイしたい。

キリギリス成分多めの夫が羨ましいww

夫に言わせれば

私はまじめ=学級委員タイプだけれど、時々想定外のおもしろいことをやらかす ← 笑われてます

いやいや、自分がおもしろがりたいんです。。イソップめ~(違う)

↓ 早期退職した分の年金減もわかったことだし、食べてはいけそうな

↓ あたらしいことに手を出してみたりして、充実しそうな

心に刺さる物語・教訓

昔話には教訓やなにか伝承めいたことが含まれていますよね。ユダヤ人に伝わる聖典「タルムード」は商売・世渡りの基本。選択を誤らない為の価値観。

日本の昔話には”明らかに悪い(妬みをもっていたりうそをついたり)する”人がでてきてわかりやすいですね。正直者がちゃんと最後に報われる。忠義を尽くす、知恵を働かせる、見た目で判断しない、時に厳しくやさしい世界。自然の掟はいつも厳しい。などなど。

時にバッドエンドもありのグリム童話や日本昔話。

「裸の王様」「泥船にのる(カチカチ山)」は大人の世界でもよく使いますね。そして「小人が出てきて起きたらできあがってる」世界はないw。魔女もいない。自力でがんばる。このあたり「オズの魔法使い」でも驚いたところ。大人になって読み返すと、仏教にも通じるような真理が隠されてたんだなと気づくことも。脚下照顧(きゃっかしょうこ)かな。あるいは自灯明・法灯明か。あらやだ深い。

いろんな話にふれて、自分のこころに刻まれるあれこれ。成長するにつれ体験するいろんな出来事を乗り越える知恵として伝承されているのかもしれない。。

昨年だったか、NHKで昔話の裁判番組をしていて、一流俳優陣が出演されていて見ごたえがありました。桃太郎(中野大賀さん)に殺された鬼の子供(仲里依紗さん)の訴えとか、双方の言い分とその奥にあるトンデモな事実(創作)とか。ベースがあるからこその楽しみ、おもしろかった。

人によって違う「影響を受けた絵本」を発表しあうのもおもしろいかも。

やっぱりアリ=まじめ成分多いな私。

 

↓ 令和の花咲かじいさん話。灰は枯れ木を救う

↓ タルムード。本来は口伝らしく、どこまで伝わるかはコトバと人種(文化)の壁があるかも

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