退職前後にいろいろな書類や手続きに追われ、いつの間にか役所手続きが「苦にならない」。そんなことでも役に立つこともあるようです。
退職前後の書類・手続き
ふりかえれば
会社では退職に伴い手続きがやまもり…
- 福利厚生の各種保険の解約・移換手続き
- 人事へ、退職にあたっての誓約書、退職金明細の受領票、貸与物の返却書類(社章、名札、IDカードもろもろ)
- 健康保険資格喪失証明書(を受け取って市役所にて年金と健保の手続き)
- 健保へ、健康保険証の返却、任意継続の申し込みと保険証の受け取り
- 雇用保険離職票(を受け取ってハロワへ失業給付手続き)
市役所へ
- 年金の手続き
- 住民税の納付(退職直後にその年度分支払うのと、翌年どかっとくるのと)Pay-easyで振込
ハローワークへ
- 失業給付の申し込み
金融機関へ(ネット証券)
- 確定拠出年金の移換手続き
税務署(e-TAX)
- 確定申告
銀行へ(ネット銀行)
- ローン完済の手続き
法務局へ
- ローン完済につき、抵当権を自力ではずす相談と書類の提出、受取(2回行った)
これらの書類手続きをきちんと忘れず納期までに済まさなければなりません。書いて提出するだけではなくて、中身をよく確認してどこに何を申請するのか、紙なのかネットなのか、郵送の手段はなにかなどを1つ1つ理解しつつ進めねばとなれないことにてんてこまいでした…。
↓退職に伴う各種手続きが忙しかった記事。思い返してもよくやったな私。。
今回、ひと様の手続きに乗り出す
そんなこんなで「手続き」にすっかり慣れたころ。実家で母との会話の中で、なにやら申請手続きにどこから手を付けていいやら(市役所の窓口からしてどこ?状態)でお困りの様子。ここは出番とはりきることに。
事前準備
まずネットで調べて、
①必要な書類をダウンロード、印字して実家に持っていき、一緒にもろもろ確認しながら書いていきます。
②住んでいるところで担当の窓口がどこなのかを調べます。
事前の調べモノ、大事。
③必要な書類や調べた時のメモを1つのクリアファイルにまとめておき、念のためハンコとボールペンを持っていきます。
いざ、市役所へ
①入口にある「地図?」を元に、事前に調べた該当の窓口に一直線。総合案内があればそこで窓口の順番の券を発行してもらいます。
②窓口の方に用件をカンタンに述べます「●●の申請をしたく、書類はネットでダウンロードして書いてきました」的な
③書き方や手順を説明してもらった時はメモをし、わからない時はちゃんと質問をします。(住所とか何度も書くので代筆していいところはどこか、など)
④最後に、窓口で対応いただいた方のお名前を伺います。名札がみえているときもありますが、はっきり聞いた方が何かといいと思う。最後に「●●さん、本日はありがとうございました!」で締める。
①~④をスマイルで(私の場合は母と漫談みたいになりつつも)かつスマートに進めます。
市役所はやや空いていて、一部マイナンバーの窓口ができていたりと混みそうなところもありましたが私たちが向かうのは別の窓口。追加で書く書類やもっていった書類を新たに書き直すこともありましたが基本的な情報が頭に入っていたこともあり、かつ1つのファイルにいりそうなものをすべて入れていたので手続きはすいすいと。
市役所の方はどの方も親切に書き方を教えて下さり、また小さい字が見えにくい母(80代)に代わって「代筆してもいい部分」を丁寧に教えて下さり、さくさくと書類をしあげることができました。
私の事務職歴30年余り、まだ書類の細かい字も見えるし、なにかとお役に立てたようでよかったです。
結局市役所だけではなくて、あと3か所での手続きが必要だったのですが、その手順はばっちりわかったのでメモメモ。市役所をでて3か所の手続きもあわせてやりきり、あとは郵送を待つのみというところまできて、先が見えたことで母もひと安心。
ここ2年ほどはコロナの関係もあって役所もてんやわんや、コロナとは関係のない手続きなのでいついけるかとやきもきしていたそうですが、今回一緒に手続きで着てよかったよかった。
ついでに
かなり使う場が限られてきた「ハンコ」をリニューアル。母のものは古くなっていて欠けがあったのでハンコヤドットコムで和柄のハンコを新しく作ってみました。Amazon Payでの決済も可能。あまり見えていないのでこういう細かいところ、親のハンコなんて普段みないですからね。この辺もできてよかった。
入れ物とハンコの柄がおなじ。アクリルの印鑑の中に和紙がはいっているそうです。
私の退職・書類まみれ人生も役に立てることがあるんだなと、親に「安心」をプレゼントすることができて、これからも「楽しい・安心・美味しい」をお届けすることをモットーに、親孝行に励む、元事務職かな。字余り(かなりの)。
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