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きもち晴ればれ・住宅ローン完済

くらしの雑記

当初10年~15年くらいで完済する計画を立てていましたが、なかなかダブルインカムで教育費の出費も予定と違ったりして上手く貯蓄とバランスとれず。18年で完済です。備忘録がてら振り返ります。

30代・家のことに神経をとられローンの細かいところまで気が回らず

某U銀行にて

  • 元利均等方式
  • 変動=2.3%

若かった私たちは「家探し・土地探し+インテリア購入」に気を取られ、銀行のローンについてはあまりよくわからないまま契約した形でした。ダブルインカムでなんとかなる!とマネーリテラシーも低かった。毎年の支出も正確につかんでなかった当時。

40代・借り換え

10年以上経過して、なんどが繰り上げ返済もしたけれど、元金が思ったほど減ってないことに気づきます。(元利均等だからなのですが)

この辺で子育てと仕事の両立にも余裕がでてきて、マネーに関する知識を入れていきました。借り換えに関する記事をどれほど読み込んだでしょう。

そして思い切って某SBx銀行(ネット銀行ですね)で借り換え。すべてネット上で手続きということもあってここは難しかったけれど夫婦でチャレンジしてよかった、なんだか達成感がありました。

  • 元金均等方式に変更
  • 変動=0.46%くらいだったか

これで金利だけで200万円以上浮いたようにおもいます。

50代・完済

借り換えから数年、こまめに毎年繰り上げ返済(手数料なし)、都度「期間短縮」を選び、ここにきて私が退職しリタイア生活に入るこのタイミングで、イッキに完済することにしました。

ここは意見がわかれるところだと思いますが、完済して手持ち資金が少なくなることでリタイア後の生活が苦しくなることがないように、支出の管理、無駄の排除などめちゃくちゃシビアに計算しました。

現金を少しでもおいておきたい派の夫と、リタイア無借金生活に入りたい私。このコロナ禍で先のことはわかりません。どちらの選択がより低リスクなのか、何度も話し合いました。

振り返り

元利均等よりも元金均等

これはのちに家族がマンションを購入する際もアドバイス、しかも私よりも早く完済してました。。さすが。

繰り上げ完済を念頭に「変動」を選択

最初から繰り上げで返すことを念頭に「変動型」にしていました。時期が良かったのもあってうまい具合に金利があがることはなかったです。

金利に関するニュースには注目しながら過ごしていて、金利があがることはなく、差額の支払いなどはしなくて済みました。

完済までの平均が20年以下とか15年とか、いろんなニュースも見ながら、自分たちの年齢と家族のイベント、それからリスクが何で対応はできるのか。人によりケースは様々だと思います。

余分に借りない

なんだか大きな金額になるので、最初にローンを組んだ30代の時に、想定よりも+200万円 多く借りてしまいました。買う車のグレードを上げてしまったのです…。これくらい、と思った金額があとでのしかかるのしかかる。 のっけた元金200万円を返すのはとても大変でした。ここ、車を買い替えたい夫がいると要注意です。

退職して完済することのリスク・しないリスク

老後の資金が少なくなるのではというリスクがあるかと思います。我が家の場合は教育費も終わり、これから大きな出費というと、介護とリフォーム、あと旅行ぐらい。

老後=年金については、ダブルインカムだったのでリタイアしてもそこそこ二人分が出ますので、65歳以降は上記介護+リフォーム+もしも資金をおいておくくらいでまかなえると判断。もしもの時…、ここもどれくらいが妥当なのか判断がいるところですね。

そう大きな変動がない想定にて、完済せずに継続した場合のリスクである「万一の時にローンを支払えなくなる」ことを避けるべく、借金がある状態から脱却する方を選びました。

ちなみに巷の下記2案も検討しました。

● その1:団信の保険があることから、少額でローンを払い続ける案

→ 少額を毎月支払うことが、借金残となることをストレスと感じてしまい却下。保険の為にローンを払い続けるというのもちょっと本末転倒のような気もしました。保険は保険、ローンはローン。

● その2:返済分を投資に回した方が…

→ 自信ないです。確かにローンの年利 < 投資成績  にできるケースもあるのかもしれませんが、逆のリスクもあります。マイナスになったらどうするん??いつも「最悪のケース」を考えて行動してしまう。超慎重な私。。

残るは法務局手続き

これから最後の仕上げ、法務局に抵当権を抹消しにいきます。司法書士に依頼せず、自分たちでやることにし、今日ほとんどを以下の手続きや確認に費やしました。

  1.  管轄の法務局を調べ書類チェック(20分程度)の予約。問題なければその日に提出予定
  2.  提出書類の確認:銀行から送付されたものと一部追記必要なものの確認、記載
  3.  提出書類の確認:法務局WEBからダウンロード「抵当権抹消 登記申請書」必要事項の入力
  4.  提出書類の準備:法務局へ郵送の依頼をするもの。「不動産 登記事項証明書」。これをするためにID登録をして、支払いも電子で実施。
  5. 予約日に持っていくものの確認:はんこ、収入印紙、用意した書類1~4。

全てWEBで手続きができるそうなのですが、さすがに一発OKの自信なく、法務局で内容を見ていただくことにしました。無料(というか税金)ですし、聞いた方が確実です。

【後日談】 30分の相談時間で書類ばっちり、抵当権を無事 自分たちではずすことができました!

きもち晴ればれ

とにもかくにも支払いをやりきってすっきりです。 支払いに回していた分の費用が浮くわけですからこれは大きい。

長いこと働いて、税金払ってローンも終わって、、「まったり」することに気持ちをシフトしつつ。

 

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